プリモッシュ・ログリッチが総合優勝を狙う。
今年も強力なメンバーを揃えており、TTで優位にたてるプリモッシュ・ログリッチは強力だ。ライバルは、タデイ・ポガチャル、ゲラント・トーマスとなるだろう。
プリモッシュ・ログリッチがついにツール・ド・フランスの頂点に立つことが出来るだろうか?
ツール・ド・フランスメンバー
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11. Primož Roglič(プリモッシュ・ログリッチ)
12. Robert Gesink(ロベルト・ヘーシンク)
13. Steven Kruijswijk(ステファン・クライスヴァイク)
14. Sepp Kuss(セップ・クス)
15. Tony Martin(トニー・マルティン)
16. Mike Teunissen(マイク・テウニッセン)
17. Wout van Aert(ワウト・ファンアールト)
18. Jonas Vingegaard(ヨナス・ヴィンゲゴー)
ワウト・ファンアールト
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ワウト・ファンアールトは、アムステルゴールドの優勝からレースはしていなかった。
だが、ベルギー選手権では盲腸の影響、裁判での精神的疲労も全く感じさせないレースを見せてくれた。
レムコの引きの割合が多かったような気もするけど。
新しいベルギーチャンピオンジャージには、ファンの名前が沢山描かれている。自分の名前が入っていたら応援しがいもあるでしょうね。
ワウト・ファンアールトは、第5ステージの個人TTまでにマイヨ・ジョーヌを狙うと公言している。決して不可能ではなく、実現可能な目標だ。
もしくは、第5ステージの結果によってはトップに立つかもしれない。
まずは、第1ステージで、ジュリアン・アラフィリップ、マチュー・ファンデルプールと争う姿が見られるだろう。
トニー・マルティン
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4度の世界選手権TT王者。そしてドイツ選手権タイムトライヤルでは10回目の勝利。2012年からは9回連続の勝利という離れ業を演じている。
一人で3人分の働きをするスーパーアシストがいるからこそ、他のアシストは十分に力を温存することが出来る。
すでに、チームに移籍してきた時から、ドメスティックな役割をすることを誓っている。今年もレースの序盤から中盤にかけてトニー・マルティンの姿が集団先頭に見られるはずだ。
ヨナス・ヴィンゲゴー
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トム・デュムランに代わってメンバー入りしたのはヨナス・ヴィンゲゴー。
24歳でチーム加入から3年目で大きく飛躍した。まずUAEツアーでは第5ステージで優勝。セップ・クスからエースの座を奪って、その後はアシストして貰っている。
続く、コッピ・エ・バルタリでは、チームメイトが開発チームのメンバーながら、総合優勝を決めてしまう。
イツリア・バスク・カントリーでは、エースのプリモッシュ・ログリッチをアシストしつつ、二人でワンツーを決めた。
これが、ツールメンバーに入る要因となったレースの一つだろう。若干コンデションを崩していたけど、クリテリウム・デュ・ドーフィネ最終ステージで2位となっている。
プリモッシュ・ログリッチの山岳アシストとして名乗りを上げている。セップ・クス、ステファン・クライスヴァイクの前を引くのではないかな。
プリモッシュ・ログリッチ
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ライバルとなるタデイ・ポガチャルは確かに強い。ツールで優勝したのは実力だが、チーム力とアシストの力を考えるとログリッチの優位は揺らがない。
さらに、ログリッチは、イツリア・バスク・カントリーを総合優勝した次の日に、個人タイムトライヤルのコースも試走しており、準備に余念がない。
総合上位に顔を出すのは第5ステージの個人タイムトライヤルからだろう。まずは、ライバルに対してどれだけのアドバンテージを得るのかじっくりと見てみたい。
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