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ワウト・ファンアールトがティム・デクレルクのおかげでロードレースに復帰

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Photo credit: Ronan Caroff on VisualHunt
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11月1日に開催されるLidl – Trekのティム・デクレルクの送別レースに参加するのだ。

 

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Afscheidscriterium Tim Declercq

 

コースは1周1.6km、35周のクリテリウム。

ホーグレデのマルクト広場をスタートとフィニッシュ地点とする街路沿いのコース。イベントは11月1日(土)午後1時頃にスタートする。

ティムの家族や友人、将来有望な若手ライダー、そして午後3時にプロライダーが出場するエリミネーションレースが開催となる。

スタート地点で一番の注目選手はワウト・ファンアールトだ。シクロクロス世界選手権で3度の優勝経験を持つファンアールトは、デクレルクのチームメイトになったことはない。

だが、ベルギーナショナルチームの一員として、何度か共に走ったことがある。ファンアールトにとっては、9月のスーパー8クラシック終了後に休暇を与えられたため、これが久々のロードレースとなる。

 

プロライダーでは、

  • ティム・メルリエ Soudal – Quick Step
  • マウリ・ファンセヴェナント Soudal – Quick Step 
  • ヨルディ・ワーロップ Soudal – Quick Step
  •  ルイス・フェルファーク Soudal – Quick Step
  • イヴ・ランパールト Soudal – Quick Step
  • バート・ファン・レルベルヘ Soudal – Quick Step
  • ピーター・セリー Soudal – Quick Step
  • ダン・フール Lidl – Trek
  • ティム・トルン・トイテンベルク Lidl – Trek
  • ティシュ・ベノート Team Visma | Lease a Bike
  • オリバー・ナーセン Decathlon AG2R La Mondiale Team

レース後には、ティム・デクレルクの送別式と名誉市民兼アンバサダーへの任命式がある。

 

 
 
 
 
 
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ティム・デクレルクの投稿

7月末に引退を発表した時、インスタグラムでの反響には本当に驚かされた。

キャリア初期に小規模なレースを2勝したことはあるが、UCIプロレースでの勝利は一度もなく、そもそもスポットライトを浴びる人生に向いていなかった。

そんな私に、同僚たちから、しかもその多くがスポーツ界のレジェンドたちから、これほど多くのメッセージが届いたことは、本当に胸に響き、大きな意味を持った。

自分がこれほど評価されていたとは全く気づいていなかった。集団の中では誰もが限界まで追い込まれ、常にストレスを抱えている。

熱くなった瞬間にライダー同士で言い争いも頻繁に起こる。だからこそ、あのコメントを読み、もしかしたら自分は集団の中で一番のクソ野郎じゃなかったのかもしれないと気づけたのは、本当に嬉しいことだった!

多くの人は私のニックネームから農業のバックグラウンドがあると推測するが、実はそうではない。

2017年、クイックステップでの初レースとなったブエルタ・ア・サンフアンで、アルゼンチンの実況アナウンサーが「エル・トラクター」と呼んだんだ。

レース全体を通して集団を引っ張っていたからね。チームの広報担当が「このニックネームは気に入ったか?」と聞いてきたので、そうだと答えた。自分にぴったりだと思ったんだ。

だって俺は絶対に「エル・フェラーリ」じゃないからね!それ以来、私はそう呼ばれるようになった。自分の本質や得意分野にぴったりの愛称を得られて嬉しい。

集団先頭での人生、ティム・“エル・トラクター”・デクレルク

コメント

  1. ソルト より:

    ベルギー選手権でもおかしくない豪華な出場選手達ですね。
    スター選手ならともかくアシスト選手でこれはデクレルクの人望と今までの貢献度が伺えます。

    • ちゃん より:

      ティム・デクレルクはその超人的な引きでプロトンの尊敬を集めていたのでしょうね。

      最後の子供のレースにはデクレルクの娘もに出ていたので、スターターをしてましたが、気になって仕方なかったようですね。

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