シクロクロス3大シリーズの一つである X²Oバドカマートロフェー第1戦は、ベルギーのコッペンベルグで開幕。
コッペンベルグと言えば、ロンド・ファン・フラーンデレンなどロードレースで勝負を分けることの多い石畳の登り坂。
このコッベンベルグの石畳の登りがコースの中に取り入れられていることから、最大の勝負所となるレイアウトとなっている。
X²Oバドカマートロフェーは、タイムでシリーズ優勝者が決まるので全て出場することが必要となる。
過去の優勝者
- 2024年 ラース・ファンデルハール
- 2023年 ティボー・ネイス
- 2022年 ラース・ファンデルハール
- 2021年 エリ・イーゼルビット
- 2020年 エリ・イーゼルビット
- 2019年 エリ・イーゼルビット
- 2018年 トーン・アールツ
- 2017年 マチュー・ファンデルプール
- 2016年 ワウト・ファンアールト
- 2015年 ワウト・ファンアールト
- 2014年 ワウト・ファンアールト
第1戦コッペンベルグ

コースマップ photo x2otrofee
コースは昨年と一緒。いつものように、スタートはコッペンベルクのふもとで行われる。さらに少し上に登り、コッベンベルグの死刑執行人で勝負となる。
石畳の登りを制するのは誰になるだろうか?
女子エリート

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様
フェム・ファンエンペルは4連勝となるか。

まずはコッペンベルグの登りにいどむ。

一旦後方に下がったフェム・ファンエンペルが再び前に。サラ・カサソラ、インゲ・ファンデルヘイデンが続く。

フェム・ファンエンペルがずっと前をキープ。サラ・カサソラがぴったりとマーク。

サラ・カサソラが前に出た。

あら、フェム・ファンエンペルがピットに。

あ~、これは~。

だめだ。フェム・ファンエンペルは、前回体調不良と言って欠場していたけれど、まだ治っていない。ずっと首を振っている。

サラ・カサソラがトップ。しかし~。

下りで一気にルシンダ・ブランドが前に。

フェム・ファンエンペルは帰ってしまった。

また、サラ・カサソラがトップに。

あ~、サラ・カサソラが落車!
残り3周

落車したサラ・カサソラは4位で通過。トップはルシンダ・ブランド。2位はセリア・ゲリー19歳。

ルシンダ・ブランドがリードを奪い始めた。

ルシンダ・ブランドはバイク交換。

セリア・ゲリーは、結構互角にルシンダ・ブランドと戦っている。

ドロドロなので、落車があいついでいる。

セリア・ゲリーはルシンダ・ブランドから遅れた。
残り2周

ルシンダ・ブランドは、セリア・ゲリーを13秒引き離して通過。
残り1周

サラ・カサソラは44秒遅れで通過。追いつかなかったか~。

ルシンダ・ブランドは独走態勢に。

あれれっ、セリア・ゲリーが追いついてきた。

登りまでもつれると面白いのだけど。

まだ、セリア・ゲリーは見えている。

ルシンダ・ブランドが逃げ切った。

今シーズンの3勝目だ。

ゴール後はへたり込む。第1戦からレースリーダーだ。

19秒差でセリア・ゲリーがゴール。2025 世界選手権U23ロード王者だ。強い訳だ。

サラ・カサソラは落車が響いて3位。
リザルト

優勝したルシンダ・ブランド
コッペンベルグの登りは簡単にはならない。最初は楽しいと思うけど、前回登った時は本当に辛かった。セリアもすごく強い。新しい才能が台頭してくるのは素晴らしいことだ。これからも彼女に何度も苦しめられることを願っている。

2位 セリア・ゲリー
とても満足している。今シーズン、このレベルでの初めてのレースだった。勝てなかったのは残念です。避けられたミスをいくつかしてしまった。
技術的な部分では自分が優れていると分かっていたが、他の部分では少し劣っていた。最終ラップでは少しペースを落としてしまった。タイヤの空気圧が少し高すぎたんだ。

3位 サラ・カサソラ

男子エリート

フェリペ・オルツの隣はニルス・ファンデプッテ。その左はマイケル・ファントーレンハウト。

トーン・アールツ。

ジョラン・ワイセア。

ティボー・ネイス。

今シーズンで引退となるラース・ファンデルハール。

エミール・フェルストリンゲ。

あっとスタートでニルス・ファンデプッテが滑ってしまって後退。
横一線。
残り6周

まだ混戦。

ティボー・ネイスはかなり遅れている。

トーン・アールツが2番手。

まだこれからだ。

あっと、2番手のトーン・アールツが落車。

ピム・ロンハールがトップに。キャメロン・メイソンが2番手。

キャメロン・メイソンがトップに。
残り5周

ティボー・ネイスが一気に2番手に上がってきた。

ティボー・ネイスがトップに。

これは落車すると順位を一気に落とすコースだ。

ティボー・ネイスとキャメロン・メイソンが抜け出している。
残り4周

ティボー・ネイスは登りで一気にキャメロン・メイソンを引き離した。

マイケル・ファントーレンハウトは遅れている。調子悪そう。バイクを担いで歩いているのはエミール・フェルストリンゲ。ピットでリタイヤ。
残り3周

キャメロン・メイソンは18秒遅れの2位通過。

Alpecin-Deceuninckのイェンテ・ミヒェルスは、完全にチェーンがかんでしまって動かない。歩いて上がるしかない。
残り2周

キャメロン・メイソンは25秒と離れた。

ピム・ロンハールは51秒差の3位。
残り1周

ティボー・ネイスは残り1周に。

ティボー・ネイスは絶好調だ。これはヨーロッパ選手権も連覇するかも。

ティボー・ネイスは初戦から勝利。

今日のような差がつきやすいコースでは実力が物を言う。

第1戦から大きなリードだ。

2位はキャメロン・メイソン。

3位はピム・ロンハール。
リザルト

優勝したティボー・ネイス
フィニッシュ時にも元気そうでしたね。
そう見えたかもしれないけど、本当に苦しかったんだ。本当にね。 1時間ずっと自分自身と戦わなければならなかった。すぐにコントロールを取り戻せたので、とても気持ちよかった。でも、それでも1時間ずっと限界まで運転していたんだから。
少しでも集中力を切らして体力を温存したり、回復したりすれば、ミスは必ず起きる。そんなことはできないので、1時間が限界だ。
2023年同様、コッペンベルグで勝利を収めましたね。
シーズンの幕開けとしては最高のスタートだ。シクロクロスシーズンの目標の一つだった。勝利で幕開けできるなんて信じられない。
来週末はヨーロッパシクロクロス選手権が開催されますが、ミッデルケルケの砂地では、全く異なる挑戦が待ち受けてますね。
これから1週間は砂の中で練習しないといけないだろうね(笑。砂場でのスキルはそれほど高くないから、この調子でもヨーロッパタイトル奪還はかなり難しいだろうね。調子はいい。でも、今日の勝利よりさらに難しいだろう。

最終ラップの半分まで、1位が最高の結果だと思っていた。1つのミスで順位が急落するからだ。今日はタイムトライアルのようなレースだっ。自分のレースを走ろうと努めた。
できるだけ接近し続けることに集中していた。そうすれば、彼がミスをしたときに攻撃できると思ったが、結局ミスをしたのは私の方だった。私の目標はミスをできるだけ少なくすることだった。どこを走ればよいかは分かっていた。

ティボーは今週、自分が他の選手より優れていると発言した。彼の場合、二通りの可能性がある。本当にそうであるか、あるいは見抜かれるかだ。
私は彼の主張が間違っていることを証明したかったが、彼が本当に優れていることを認識した。その時点で、厳しい戦いになることを理解した。
来週の欧州選手権の方が、私には少し向いている。最後の3周はペースを落とした。私はランキングのために走っているわけではない。これ以上差を縮めることはできず、後ろには差が開いていたからだ。



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