2023 アークティック・レース・オブ・ノルウェー第3ステージ　登りゴールで勝利したのは?

第2ステージでは、出場停止処分明けのミケーレ・ガッゾーリが喜びのプロ初勝利となった。

ゴール後に泣き崩れるのも分かるシーンだった。さて、第3ステージは、登りゴールで勝負となる。

総合が決まるのは週末の2ステージとなるが、総合リーダーはEquipe continentale Groupama-FDJのノア・ホブス(Noah Hobbs)となっている。

第1ステージで2位、第2ステージ25位でゴールしているが、中間スプリントのボーナスでトップとなっている。19歳の英国人で、11月にはゲントシックスディにも出るトラック選手でもある。

 

第3ステージ  ハンメルフェスト～ハヴォイスンド 167km

 

最後の登りは2.2kmと短いけれども、平均勾配10%となっている。パンチャー有利なのか、クライマーが勝つ距離なのか。ゴールに注目だ。

 

1. スプリントポイント　Skaidi
2. 2級山岳　Skaidi   1.9km・4.9%
3. スプリントポイント　Lillefjord
4. 1級山岳　キルケダーレン 4.1km・5.2%
5. スプリントポイント　セルヴィカ
6. 2級山岳　セルヴィカ summit 　2.6km・5.4%
7. 1級山岳　ハヴォイスンド　2.2km・10.2%

 

6人の逃げ

残り103kmで3分32秒差。

1. Ulrik Tvedt(Lillehammer CK)
2. Paul Double(Human Powered Health)
3. ミヘル・リース　Team Arkéa Samsic
4. ヴィンセント・ヴァン・ヘメレン(Team Flanders – Baloise)
5. Anton Stensby(Team Coop – Repsol)
6. Karsten Larsen Feldmann(Team Coop – Repsol)

 

集団は横一線。

 

残り81.1kmで5分8秒差。

 

スプリントポイント　セルヴィカ

スプリントポイント通過。

1. Anton Stensby(Team Coop – Repsol)　3ポイント・3秒
2. Paul Double(Human Powered Health)　2ポイント・2秒
3. ヴィンセント・ヴァン・ヘメレン(Team Flanders – Baloise)　1ポイント・1秒

 

残り46.9kmで4分3秒差。

 

残り43.9kmで4分7秒差に。晴れていると景色を見ているだけでも良いコースなんだけど、雨が降ってはねえ～。

 

集団が昨日に続いて、風による攻撃を仕掛けている。

 

こちらは離された集団。

 

1級山岳　キルケダーレン 4.1km・5.2%

先頭は1級山岳に。

 

集団は攻撃が続いており、Team Jayco AlUlaが前で展開している。

 

追走から登りで抜け出しが始まっている。

 

また、雨が降り始めた。気温は9度しかないので、体感温度はもっと低いはず。

 

先頭が1級山岳を通過。

1. ヴィンセント・ヴァン・ヘメレン(Team Flanders – Baloise)　6ポイント
2. ミヘル・リース　Team Arkéa Samsic　4ポイント
3. Anton Stensby(Team Coop – Repsol)　2ポイント

 

雨のカーブで落車。道路からはみ出してしまった。

 

Astana Qazaqstan Team のジャンマルコ・ガロフォリだ。総合12位で10秒差だった。

 

集団はようやくまとまった。

 

スプリントポイント　Skaidi

スプリントポイント獲得順位は

1. Anton Stensby(Team Coop – Repsol)　3ポイント・3秒
2. ヴィンセント・ヴァン・ヘメレン(Team Flanders – Baloise)　2ポイント・2秒
3. ミヘル・リース　Team Arkéa Samsic　1ポイント・1秒

 

2級山岳　Skaidi   1.9km・4.9%

先頭は4人に。

 

Team dsm – firmenichのアルベルト・ダイネーゼがきれている。

 

リーダージャージのノア・ホブスが切れてしまう。

 

 2級山岳　セルヴィカ summit 　2.6km・5.4%

集団が後ろに迫ってくる。

 

先頭はTeam Flanders – Baloiseのヴィンセント・ヴァン・ヘメレン単独に。

 

ヴィンセント・ヴァン・ヘメレンがトップ通過。

 

残り9.4kmで26秒まで開く。

 

残り4kmで21秒差。

 

残り3.2kmで11秒差に。

 

集団が見えてきた。

 

残り2.8kmで集団がせまる。

 

残り2.7kmで捕まってしまった。

 

残り2.6km。先頭はUno-X Pro Cycling Team。

 

1級山岳　ハヴォイスンド　2.2km・10.2%

残り1.3km。勾配は7%に。

 

まだ、誰も出ない。

 

残り1.1kmに。

 

真ん中は、Astana Qazaqstan Team のクリスチャン・スカローニ。隣はIsrael – Premier Techのディラン・トゥーンス。

 

誰が前に出るか。

 

先頭はディラン・トゥーンス。クリスチャン・スカローニとトビアスハラン・ヨハンネンセンが続いている。

 

ディラン・トゥーンスが先頭。

 

ディラン・トゥーンスがスパート。

 

左からUno-X Pro Cycling Teamのトビアスハラン・ヨハンネセン、Astana Qazaqstan Team のクリスティアン・スカローニ、Israel – Premier Techのディラン・トゥーンス。

 

Israel – Premier Techのスチューブン・ウイリアムズがディラン・トゥーンスの前に出た。

 

 

Israel – Premier Techのスチューブン・ウイリアムズが、そのままゴール!

 

もう、喜び表情ではなく疲れ切っている感じだ。

 

 

雨の冷たいレースをIsrael – Premier Techのスチューブン・ウイリアムズが制した。これで、スチューブン・ウイリアムズは総合リーダージャージも獲得している。

 

ゴール後は、ディラン・トゥーンスと抱き合っている。タイム差は、わずか1秒だが最終日に守れるかは微妙だ。

 

リザルト

スチューブン・ウイリアムズのコメント

天候は非常に厳しく、特に下り坂では最後の1時間半は凍てつくほど寒かった。 だからこそ、チームが行ったすべての作業を終えて完成するのは嬉しいことだ。

我々は一日中良い位置にいたので、このように彼らに恩返しができてうれしい。新しいチームでの初勝利でもある。最後の登りには自信があったし、ディラン・ティーンズが素晴らしいリードアウトを見せてくれた。

向かい風はまだ厳しかったが、手を空に上げることができてとてもうれしい。

あと一日。私たちはジャージを守るために全力を尽くします。すべてが計画通りに進むことを願っている。

第3ステージリザルト

総合

表彰式になってようやく晴れ間が見えてきた。最終日は晴れを是非期待したい。

ポイント賞

山岳賞

新人賞