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ジロ・デ・イタリア第4ステージ 2日連続の逃げ切りで総合は大シャッフル!

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Photo credit: kristobalite on Visualhunt
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第3ステージは、タコ・ファンデルホールン(Intermarché – Wanty Gobert)による奇跡的な逃げ切りが成功。4秒差で逃げ切る素晴らしいゴールだった。

脳震盪により長くトレーニングも出来ない時期もあり、ギリギリでワールドチームに移籍できたりと苦労していたのが報われた感じだ。

さて、第4ステージは最後に登りの待つコース。いよいよ総合勢が足を試す時がきた。フィリッポ・ガンナのリーダージャージもここまでとなるだろうか?

 

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第4ステージ ピアチェンツァ〜セストラ 187㎞

第4ステージ photo giroditalia

 

前半は平坦なので逃げが間違いなく発生するコース。スタートから86km後にスプリントポイントがあるが逃げ集団が奪っていくだろう。

後半の100kmからはアップダウンが連続し、総合勢が動き出す。そして最後に待ち構えるのは厳しい登りゴール。

 

photo giroditalia

登坂距離は4.3kmながら、平均勾配9.5%。なによりも最大勾配16%という厳しい登りが現れる。2級山岳頂上をクリアーすると、4.8%の登りを走ってゴールとなる。

ここでは、今後を占う総合の動きが見られるはずだ。2016年にはジュリオ・チッコーネがBardiani – CSFで走っている時にこのコースで優勝している。

第3ステージの2回目の登りスプリントポイントでは、レコム・エヴェネプールの走りが凄かったとフィリッポ・ガンナは言っている。

レムコは調子が良いのだろう。ここで見せてくれるかな。

 

逃げは2人から25人へ

photo cycling today ストリーミングより 以下同様

 

今日もスタートから雨。4賞を一応紹介しておくと。

  • マリア・ローザ(総合) フィリッポ・ガンナ
  • マリア・チクラミーノ(ポイント賞)  ティム・メルリエ(Alpecin-Fenix)
  • マリア・アッズーラ(山岳賞) ヴィンチェンツォ・アルバネーゼ (EOLO-Kometa)
  • マリア・ビアンカ(新人賞) トビアス・ファス(Team Jumbo-Visma)

新人賞だけ変わってますね。

 

今日は皆、レインウエアーを着こんでいる。昨日逃げ切ったタコ・ファンデルホールン(Intermarché – Wanty Gobert)は、チームジャージのまま笑顔で走っている。

 

リアルスタートになって飛び出したのはビクトール・カンペナールツとクインテン・ハーマンズ。

  1. 132.HERMANS Quinten(クインテン・ハーマンズ)
  2. 202.  Victor Campenaerts(ヴィクトール・カンペナールツ) 

 

  

大雨なので、集団もスルー。今日は悪天候の為かカメラの調子が悪く映像が入ってこない。せっかく逃げている二人は可哀そうだ。

今年ヴィクトール・カンペナールツはTTベルギーオリンピック代表になれなかったのでロードに力を入れている。有言実行で逃げに乗ってくれた。

 

二人は順調にタイム差を離し始めるが、後ろから逃げたいメンバーが大勢アタックをかけて抜け出している。

 

逃げは、25人に膨れ上がった。総合タイムの良いライダーは、

  • 174. Nelson Oliveira(ネルソン・オリヴェイラ) 32秒
  • 145.  Alessandro De Marchi(アレッサンドロ・デマルキ) 33秒
  • 222.  Valerio Conti(ヴァレリオ・コンティ) 34秒
  • 202.  Victor Campenaerts(ヴィクトール・カンペナールツ) 35秒

彼らを最後まで逃がすことはないだろう。

 

集団は逃げに乗っていないアスタナが一人先頭に出している。

 

先頭集団はスプリントポイントに向かって進む。スプリントポイントと言っても山岳の途中にあるのでスプリンターが狙うには難しい。

 

なんと、100km手前からフィリッポ・ガンナが集団の先頭を牽引に加わり始めた。これはガンナのマリアローザは今日までとなりそうだ。

 

しかし、もう少しガンナを温存したらどうなのか? 実に勿体ない使い方だ。

 

残り95kmでスプリンターの3人が切れていく。

  • 22.  Dries De Bondt(ドリース・デポンド)Alpecin-Fenix
  • 81.  Elia Viviani(エリア・ヴィヴィアーニ)Cofidis, Solutions Crédits
  • 154.  David Dekker(ディビット・デッカー)Team Jumbo-Visma

ここで放映が途切れる。テレビ映像が乱れるのでゴール映像に切り替わってしまった。

 

放送再開は残り75kmから。やはりフィリッポ・ガンナが先頭を引いている。タイム差は5分20秒。

 

マリア・チクラミーノ(ポイント賞) の ティム・メルリエ(Alpecin-Fenix)が切れていく。

 

ダミアーノ・カルーゾも集団からドロップ。

 

集団はガンナ先頭で下りに入っている。

 

先頭集団から下りで3人が飛び出した。

  • 132.HERMANS Quinten(クインテン・ハーマンズ) 53秒遅れ
  • 137. Rein Taaramäe(レイン・タラマエ) 57秒遅れ
  • 183.  Christopher Juul Jensen(クリストファー・ユールイェンセン)10分20秒遅れ

Intermarché-Wanty-Gobertは、昨日の逃げに続いて攻撃だ。クインテン・ハーマンズは最初から逃げている。

 

集団はガンナがずっと引いているが、タイム差は7分以上と開いてきた。交代したらいいのに?

 

先頭の3人はいいペースだ。第2集団に1分30秒。集団とは残り52.8kmで7分となり大きなリードとなっている。逃げ切りもあるかも。

 

タイム差が8分と開いて、ようやくフィリッポ・ガンナが先頭交代。7 PUCCIO Salvatore(サルバトーレ・プッチョ)が先頭を引き始める。

果たして、どこまでタイム差を縮めていけるだろうか?

 

最もタイムの良かったクインテン・ハーマンズが切れて先頭は二人となる。

  • 137. Rein Taaramäe(レイン・タラマエ) 57秒遅れ
  • 183.  Christopher Juul Jensen(クリストファー・ユールイェンセン)10分20秒遅れ

レイン・タラマエは、2007年から2014年までコフィデスで走り、2015年アスタナ、2016年カチューシャ・アルペシン、2017年からデレクトエナジー、今年2年契約でIntermarché-Wanty-Gobertに移籍してきた34歳のベテランライダー。

 

クリストファー・ユールイェンセンは、2012年Team Saxo Bank – Tinkoff Bankでワールドチームデビュー。2016年Orica GreenEDGEに移籍。2018年Mitchelton-Scottで走っている31歳のベテラン選手。

二人がこのまま、逃げ切れるとは思えないけど。どうだろう?

 

残り45kmのゲートを集団は通過。ようやくクイックステップの集団牽引に加わる。この後残り38kmでガンナは先頭から姿を消してしまう。

約60kmに渡って先頭を引き続けた。あ~勿体ない。

 

先頭二人を8人が追っている。

  • 17 VENDRAME Andrea(アンドレア・ヴェンドラーメ) +56
  • 28.  Louis Vervaeke(ルイス・フェルファーク) +53
  • 57 TRATNIK Jan(ヤン・トラトニク)
  • 84.  Nicolas Edet(二コラ・エデ)
  • 98.  Pieter Serry(ビーター・セリー)
  • 145.  Alessandro De Marchi(アレッサンドロ・デマルキ) +33
  • 174. Nelson Oliveira(ネルソン・オリヴェイラ) +32
  • 224.  Joe Dombrowski(ジョセフロイド・ドンブロウスキー) +1:12

更に増えそうだ。現在のバーチャルリーダーはネルソン・オリヴィラ。

 

残り30kmを切ってきた。逃げきりは確実となっている。第2集団まで1分を切っているが、残りの登りは2つだ。二人は最後まで逃げ切るのかな。

 

ようやく、クイックステップが先頭に立つ。まずは、レミ・カヴァニャが先頭を引く。これでタイム差が縮まるだろう。

 

フィリッポ・ガンナは集団の最後尾から切れてしまった。これで集団が逃げに追いつかない場合には、ガンナの引きは意味がなくなってしまう。

あまりにもひどいのではないかな。

 

レムコ・エヴェネプールは、アルメイダの前を引いている。このまま行くと、総合順位はガラッと変わりそうだが。

 

Bahrain Victoriousがミケル・ランダのために先頭に二人送りだす。マテイ・ホモリッチが先頭を引く。

ようやくタイム差は、6分43秒まで縮まってきたが、ゴールまで20kmを切っている。

 

ベテラン二人は、残り13.6kmで第2集団に1分16秒。集団まで5分34秒のリードを持っている。集団はどんどんタイム差を縮めてきている。

もし、このまま逃げ切れればステージ優勝はクリストファー・ユールイェンセンで、マリアローザがレイン・タラマエとなりそうだ。

 

あとは、最後の登りで後続に追いつかれなければ良いのだけど。ゴールまで6.6kmだ。

 

第2集団が迫ってくる。なんとか逃げ切れないか~。

 

145.  Alessandro De Marchi(アレッサンドロ・デマルキ)224.  Joe Dombrowski(ジョセフロイド・ドンブロウスキー)の二人が追ってきている。

その後ろは、28.  Louis Vervaeke(ルイス・フェルファーク)Alpecin-Fenix。

 

あ~、先頭二人が追いつかれてしまう。あと4.3kmだったのに~。

 

24.  Joe Dombrowski(ジョセフロイド・ドンブロウスキー)が単独となる。

 

ジュリオ・チッコーネが集団からアタックだ。

 

ジュリオ・チッコーネは、集団を100mリード。

 

ジョセフロイド・ドンブロウスキーは、あと3.5kmだ。このままいくと、2番手のアレッサンドロ・デマルキがマリアローザとなるがいけるか?

 

集団からミケル・ランダがアタックだ。凄い勢いで集団を引き離していく。

 

続いて、アレクサンドル・ウラソフがアタック。すぐにエガン・ベルナルがチェックにはいる。

 

ミケル・ランダはジュリオ・チッコーネに追いつきエガン・ベルナル、ヒュー・カーシーと一緒のパックとなる。

 

ジョセフロイド・ドンブロウスキーは見事に逃げ切った。

 

総合勢は崩れずゴールまで。

 

エガン・ベルナルがスプリントをかけて11位でゴール。

 

ステージ優勝したジョセフロイド・ドンブロウスキーは、2013年Sky Procyclingでワールドツアーデビューの29歳。山岳に強く2019ジロでは総合12位となっている。

今回の勝利で総合でも一気に2位に浮上した。明日からは、山岳賞ジャージで登場だ。

 

2位となったアレッサンドロ・デマルキがマリア・ローザ獲得。ブエルタでは3勝、ジロ2勝をあげている。

Israel Start-Up Nationは、グランツールで初めての総合トップにたった。ジャージもジロ・デ・イタリアに向けてワインカラーで出場したがスポンサーは大喜びだろう。

 

アレッサンドロ・デマルキは

正直なところ、今日の目標はピンクのジャージだった。2日前に考え始めたが、誰にも言わなかった。今日、正しい走りをすることが重要だったが、大規模な主要グループでは難しいかもしれないことを知っていた。

その後、運が必要になり、正しい動きをしなければならなかった。これは、特にイタリア人としてのサイクリストの夢だ。

途中、チャンスがあることを知り、優しく夢を見始めた。3人のライダーが去ったとき、チャンスを逃したと思っただけだ。

手遅れになるのではないかと心配したが、古いルールが有効になる。決してあきらめるべきではありません。

アレッサンドロ・デマルキは、34歳にして、キャリア最大の走りとなった。明日は平坦ステージなので、ワインカラーのジャージが集団先頭を埋め尽くすことだろう。

 

こちらはハイライト動画
Giro d'Italia Stage 4 Highlights

 

リザルト

第4ステージ リザルト

RnkRiderTeamUCIPntTime
1 DOMBROWSKI JoeUAE-Team Emirates100804:58:38
2 DE MARCHI AlessandroIsrael Start-Up Nation40500:13
3 FIORELLI FilippoBardiani-CSF-Faizanè20350:27
4 VERVAEKE LouisAlpecin-Fenix12250:29
5 TRATNIK JanBahrain – Victorious418,,
6 VALTER AttilaGroupama – FDJ 150:44
7 EDET NicolasCofidis, Solutions Crédits 120:49
8 OLIVEIRA NelsonMovistar Team 100:57
9 TAARAMÄE ReinIntermarché – Wanty – Gobert Matériaux 81:33
10 JUUL-JENSEN ChristopherTeam BikeExchange 61:36
11 BERNAL EganINEOS Grenadiers 51:37
12 CICCONE GiulioTrek – Segafredo 4,,
13 VLASOV AleksandrAstana – Premier Tech 3,,
14 LANDA MikelBahrain – Victorious 2,,
15 CARTHY HughEF Education – Nippo 1,,
16 EVENEPOEL RemcoDeceuninck – Quick Step  1:48
17 BARDET RomainTeam DSM  ,,
18 YATES SimonTeam BikeExchange  ,,
19 MARTIN DanIsrael Start-Up Nation  ,,
20 FORMOLO DavideUAE-Team Emirates  ,,

実に10人が集団から逃げ切った。これはガンナに引かせ過ぎた為だろう。

総合勢では、エガン・ベルナルがトップで帰ってきた。期待されていたレムコ・エヴェネプール、サイモン・イェーツ、ダン・マーティンは11秒遅れている。

総合

RnkPrev▼▲RiderTeamUCITime
112▲11 DE MARCHI AlessandroIsrael Start-Up Nation2013:50:44
290▲88 DOMBROWSKI JoeUAE-Team Emirates 0:22
361▲58 VERVAEKE LouisAlpecin-Fenix 0:42
411▲7 OLIVEIRA NelsonMovistar Team 0:48
564▲59 VALTER AttilaGroupama – FDJ 1:00
682▲76 EDET NicolasCofidis, Solutions Crédits 1:15
77 VLASOV AleksandrAstana – Premier Tech 1:24
83▼5 EVENEPOEL RemcoDeceuninck – Quick Step 1:28
98▼1 BETTIOL AlbertoEF Education – Nippo 1:37
1025▲15 CARTHY HughEF Education – Nippo 1:38
1130▲19 BERNAL EganINEOS Grenadiers 1:39
1217▲5 CARUSO DamianoBahrain – Victorious 1:43
1319▲6 FORMOLO DavideUAE-Team Emirates 1:44
1469▲55 TAARAMÄE ReinIntermarché – Wanty – Gobert Matériaux 1:47
1553▲38 LANDA MikelBahrain – Victorious 1:49
1627▲11 YATES SimonTeam BikeExchange ,,
176▼11 MOSCON GianniINEOS Grenadiers 1:51
1872▲54 CICCONE GiulioTrek – Segafredo 1:56
1962▲43 BARDET RomainTeam DSM 2:03
2014▼6 POZZOVIVO DomenicoTeam Qhubeka ASSOS 2:05

アルメイダはステージ49位の5分58秒遅れで圏外に。これでクイックステップのエースはレムコとなる。エガン・ベルナルが11位に浮上してきた。背中の痛み次第では山岳で更に期待できそうだ。

まだまだ、ジロはこれからだ。

ポイント賞

RnkPrev▼▲RiderTeamPoints
11 MERLIER TimAlpecin-Fenix50
22 VIVIANI EliaCofidis, Solutions Crédits38
33 NIZZOLO GiacomoTeam Qhubeka ASSOS35
44 SAGAN PeterBORA – hansgrohe29
55 VAN DER HOORN TacoIntermarché – Wanty – Gobert Matériaux28
614▲8 FIORELLI FilippoBardiani-CSF-Faizanè28
7  DOMBROWSKI JoeUAE-Team Emirates25
86▼2 CIMOLAI DavideIsrael Start-Up Nation25
910▲1 TAGLIANI FilippoAndroni Giocattoli – Sidermec24
10  DE MARCHI AlessandroIsrael Start-Up Nation23

ポイント賞は、ステージ優勝すると50ポイントなので明日もティム・メルリエが着用する。

山岳賞

RnkPrev▼▲RiderTeamPoints
1  DOMBROWSKI JoeUAE-Team Emirates18
21▼1 ALBANESE VincenzoEOLO-Kometa16
3  TAARAMÄE ReinIntermarché – Wanty – Gobert Matériaux13
4  DE MARCHI AlessandroIsrael Start-Up Nation10
5  GAVAZZI FrancescoEOLO-Kometa9
62▼4 PELLAUD SimonAndroni Giocattoli – Sidermec6
73▼4 VAN DEN BERG LarsGroupama – FDJ6
8  JUUL-JENSEN ChristopherTeam BikeExchange6
9  BODNAR MaciejBORA – hansgrohe6
10  VERVAEKE LouisAlpecin-Fenix5

ステージ優勝したジョセフロイド・ドンブロウスキーがトップに。

ヤングライダー賞

RnkPrev▼▲RiderTeamTime
120▲19 VALTER AttilaGroupama – FDJ13:51:44
25▲3 VLASOV AleksandrAstana – Premier Tech0:24
33 EVENEPOEL RemcoDeceuninck – Quick Step0:28
411▲7 BERNAL EganINEOS Grenadiers0:39
58▲3 SIVAKOV PavelINEOS Grenadiers1:08
69▲3 MARTÍNEZ Daniel FelipeINEOS Grenadiers1:10
716▲9 HINDLEY JaiTeam DSM1:20
82▼6 FOSS TobiasTeam Jumbo-Visma1:42
913▲4 MÄDER GinoBahrain – Victorious1:55

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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