まだ11月中旬だが、ワウト・ファンアールトはJumbo-Vismaのメンバーと共に、ロンド・ファン・フラーデレンを含む2024年の石畳クラシックのルートを走っている。
来年4月に再び石畳モニュメントでの初勝利を狙うこのワウトは、来シーズンの春のクラシックの準備に忙しい。
しかし、ロンド・ファン・フラーデレンとパリ~ルーベに至るレース数はかなり削減される予定だ。さらに、ブエルタ・ア・エスパーニャに出場とするという情報も出てきている。
予想されるワウト・ファンアールトのレーススケジュール
ワウト・ファンアールトはSTRAVAにJumbo-Vismaの偵察の様子を投稿している。上記の写真には、2024年からJumbo-Vismaに加わるマッテオ・ヨルゲルソンも一緒に走っている。
正式には、2024年からだが、すでにチームとは一緒に練習している。
一緒に走っているメンバーは
- エドアルド・アッフィニ
- ティム・ファンダイク
- クリストフ・ラポルト
- マッテオ・ヨルゲルソン
リゴベルト・ウランのグランフォンド、エル・ジロ・デ・リゴに出場したコロンビア遠征の後、ワウト・ファンアールトは、来シーズンに向けて時間を無駄にすることなくフルトレーニングを開始している。
ただ、この冬のシクロクロスは8~10レースを戦う予定だが、世界選手権は出ないと言われている。
来春、ワウト・ファンアールトは再び春のクラシックを優先し、5月のジロ・デ・イタリアでのデビューの前に、ロンド・ファン・フラーデレンを主目標とする。
Het Laatste Nieuws紙によると、ワウト・ファンアールトは来春のミラノ〜サンレモを欠場し、E3サクソ・クラシックとヘント〜ウェヴェルヘムもスキップする可能性があるという。
その代わり、フランドルとパリ〜ルーベを控えて、ボルタ・アオ・アルガルヴェ、ストラーデ・ビアンケ、ドワーズ・ドア・フラーンデレンに出場する可能性があるとも。
2021年の東京大会では、ロードレースの銀メダルに加えて金メダルを狙う。
Het Laatste Nieuwsはまた、ワウトのブエルタ・ア・エスパーニャでのデビューとジロ・デ・イタリアでのデビューが「ますます具体的になってきた」と報じた。
彼はスペインのグランツールをチューリッヒで開催されるUCIロード世界選手権の準備に使う予定だ。
ワウト・ファンアールトの2024年ロードシーズン・スケジュール候補
- 2月14~18日 : ヴォルタ・アン・アンガルヴァ
- 3月2日:ストラーデ・ビアンケ
- 3月27日:ドワルス・ドール・フラーンデレン
- 3月31日:ロンド・ファン・フラーデレン
- 4月7日:パリ~ルーベ
- 5月4日~26日 : ジロ・デ・イタリア
- 7月22日、8月3日:パリオリンピック
- 8月17日~9月8日:ブエルタ・ア・エスパーニャ
- 9月22日、29日:UCIロード世界選手権
ワウト・ファンアールトが、ブエルタ出場となればセップ・クスのアシストとして走るのでは。
ワウト・ファンアールトのコメント
昨年、クロスシーズンに集中して春を続けるのは精神的に難しいことに気づいた。春のクラシックに関しては、もうすべてを偶然に任せたくない、と自分自身で決めた。
だからこそ、私は重い心で、より限定的なプログラムを実行しているのだ。
ジロに乗ろうかな?まだ言えるか分かりませんが(笑)。でも、もしかしたらこれまでやってきたこととは違うことをするのを楽しみにしている。
今年は夏の真ん中にオリンピックがある特別な年なので、とにかくそれに焦点が当てられるでしょう。
しかし、大きな夢は変わらない、それはフランドルのクラシックのひとつで優勝することだ。それは私が成功するまで追求するものだ。
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