ツール・ド・フランスの初日に大規模な事故を起こした観客は逮捕され、拘留された。
6月26日(土)に開催されたツール・ド・フランス第1ステージで、観客が段ボールの看板を振ったことにより、数十人の選手が転倒するという事故が発生。
フィニステール憲兵隊は、facebookで身元を追っていることを発表していた。
罰金は1,500ユーロ
Irresponsable 🤬 Faites attention aux coureurs ! #TDF2021 pic.twitter.com/NoTUB4gnfs
— Grégory Leclerc (@GregLeclerc) June 26, 2021
ツールの副ディレクターであるPierre-Yves Thouault氏は当時、ツールの経営陣が責任者に対して苦情を申し立てることを発表した。
女性は、水曜日にランデルノーで正式に身元を特定され逮捕された。現在、警察の保護下に置かれている。反省してるのかな?
土曜日の午後、ブレストとランデルノーを結ぶ第1ステージのゴールから45kmの地点で、段ボール製のサインをテレビに見せようとした観客が道を外れてしまった。
その結果、Team Jumbo-Vismaのトニー・マーティンが標識にぶつかってから、集団全体を倒してしまった。
ドイツ人ライダーのヤッシャ・ズッタリン(Team DSM)は、その場でリタイヤ。
上記の写真は日本のネットニュースでも多くみかけた。日本ではオリンピックで観客による事故がないようにという警鐘として使われていたけど。
彼女は、告発された犯罪に対して1,500ユーロ(約20万円)の罰金が科せられる。
ツール主催者のASOが示したようにな苦情を他の当事者が提出した場合、罰金の可能性は15,000ユーロを上回り、最長12か月の懲役が科せられる。
ゴールしたけど、両腕の骨折がみつかり翌日リタイヤしたマルク・ソレルは観客を訴えるかもしれないと言われている。
これだけの事故を起こしてケガを負わした上に、現場から逃げているのだから罰金は当然だろう。今後、同様の事故が起こらないように観客も考えないといけない。
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