8回の表彰台と数回のステージ優勝にもかかわらず、レイモンド・プーリドールはツール・ド・フランスでのキャリアを通じてイエロージャージを逃してきた。
しかし、日曜日、彼の孫であるマチュー・ファンデルプールが、センセーショナルなステージ勝利で見事にマイヨ・ジョーヌを獲得し、家族の歴史に新たな1ページを記した。
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多くのライダーは、ツール・ド・フランスのレースリーダーのイエロージャージに合わせて、事前に黄色い自転車を準備することは縁起が悪いと考えている。
しかし、マチュー・ファンデルプールにとっては、黄色を主張することがレースでの明確な目標であったため、さらなるモチベーションの源となった。
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CANYON Aeroad CFR
普通はマイヨ・ジョーヌを取ってから、カスタムペイントをされて手渡されるのだけど、第3ステージからすぐに、乗ってましたからねえ~。
事前に作っているのだから、なんとしてもマイヨを取らなけばならなかった訳ですね。
もし、マイヨを取れなかった時には、そのままお蔵入りだったのでしょうか?
マチュー・ファンデルプールがル・サミンのワンデイレースで破損させたCANYONのCP0018エアロコックピットは修正済み。具体的にはハンドルの肉厚を少し厚くしている。
これで使用しているユーザーにも新しいハンドルが届けられることだろう。CANYONとしてはユーザーにアピールする目的もあり、マチュー・ファンデルプールに乗って貰っていると考えられる。
しかし、上から見ると結構なボリュームのハンドルだ。これでハンドル幅も変えられるのだから、ステムの長さが合えば問題ない。Wahoo Elemnt Boltコンピューターも黄色になっている。
Di2のワイヤーは、新しいDura-Aceになったらどうなるでしょうね。今のフレームにはケーブルのボートがあるけど、無線になったら閉じておくのかな。
ケーブルがないのでスッキリしてますね。
Vittoria Corsa Speedタイヤは、黄褐色のサイドウォール。ホイールは、Dura-Ace C65。サドルはSelle Italia FliteBoost。
ボトルも黄色だけど、ボルルゲージは黒のままですね。まあ、こちらのほうがデザイン的にいいかな。
このバイクには、2019年11月に亡くなったマチュー・ファンデルポールの祖父レイモンド・プリドールへの献身が含まれている。
フランスのファンに愛されているプリドールは「PouPou」というニックネームで呼ばれ、ダウンチューブの下側に彼に向けたメッセージが書かれている。
「14回のツール、7回のステージ優勝、2位3回、3位5回。しかし、イエローは今まで意図されてなかった。」
孫のマチュー・ファンデルプールが、これを成し遂げのだから凄いことだ。
コメント
マイヨジョーヌカラーのバイクってホントにカッコいい。どのメーカーもレギュラーカラーにしてないのはやっぱりツールへのリスペクトなんですかね。トレックは「イエロー」のバイクは常時ラインナップにあるけど明らかに色合いがマイヨジョーヌと違いますし
Kさん、コメントありがとうございます!
確かに、カッコいいですね。しかも、ツールが始まる前から作っていたというのが凄い。トレックのイエローはかなり明るい感じで仕上げてますね。
しかし、中々イエローカラーのバイクに乗っている人は見かけないのも不思議。今年は、何台のイエローバイクが見れるのかも楽しみの一つです。