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2025 ミラノ~トリノ Team UKYOの増田成幸が逃げに!

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Photo credit: bluestardrop - Andrea Mucelli on VisualHunt
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1876年初開催の古いレース。今年で106回目となるミラノ~トリノ。Milano – Torino(1.Pro)

ミラノ~トリノは、ミラノ~サンレモの準備レースとして、この時期に開催される。

 

過去の優勝者は

  • 2024 アルベルト・ベッティオル
  • 2023 アーヴィッド・デクレイン
  • 2022 マーク・カヴェンディシュ
  • 2021 プリモッシュ・ログリッチ
  • 2020 アルノー・デマール
  • 2019 マイケル・ウッズ
  • 2018 ティボー・ピノ
  • 2017 リゴベルト・ウラン
  • 2016 ミゲルアンヘル・ロペス
  • 2015 ディエゴ・ローザ
  • 2014 ジャンパオロ・カルーソ
  • 2013 ディエゴ・ウリッシ
  • 2012 アルベルト・コンタドール

 

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ロー~トリノ 174km

コースプロフィール photo milanotorino.it

 

ミラノ~トリノは3年振りにスペルガ峠が戻ってきた。これによりスプリンターのためのレースではなくクライマーの争いのゴールとなる。

距離は短いけれど平均勾配9.2%はタイム差をつけるには十分だ。

 

  1. 山岳 スペルガ峠 (4.2 km・9.2%)
  2. 山岳 スペルガ峠 (4.2 km・9.2%)

 

注目のライダーは

  • XDS Astana Team アルベルト・ベッティオル、ディエゴ・ウリッシ、ロレンツォ・フォルトゥナート、アロルド・テハダ、二コラ・コンチ
  • EF Education – EasyPost リチャル・カラパス、サムエーレ・バティステッラ、ジェフェルソン・セペダエルナンデス
  • Intermarché – Wanty ヨナス・ルッチ、コービー・ホーセンス
  • Israel – Premier Tech マイケル・ウッズ、ジョージ・ベネット
  • JCL Team UKYO 石橋学、鎌田 晃輝、小林海、増田成幸
  • Movistar Team ダヴィデ・フォルモロ、エイネルアウグスト・ルビオ
  • Q36.5 Pro Cycling Team ダビ・デラクラス、ミラン・ファーダー
  • Team Picnic PostNL
  • Team Visma | Lease a Bike ベン・トゥレット
  • Team TotalEnergies ピエール・ラトゥール、ステフ・クラス
  • Tudor Pro Cycling Team マイケル・ストーラー、マルク・ヒルシ
  • UAE Team Emirates – XRG アダム・イェーツ、アイザック・デルトロ
  • Uno-X Mobility ヨナス・アブラハムセン、トビアスハラン・ヨハンネンセン

 

スタート

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

EF Education-EasyPostからはリチャル・カラパス。ここまでのレースでは目立った成績は残していない。今年はジロとツールのダブル。

 

Q36.5 Pro Cycling Teamはダビ・デラクラスが狙うか。

 

Tudor Pro Cycling Teamのマイケル・ストーラーはパリ~ニース第7ステージで優勝しており優勝候補の一人だ。

 

ニュートラルスタート。

 

オフィシャルスタート。

 

スタートから4人が飛び出す。

 

5人の逃げ

JCL Team UKYOの増田成幸が入った5人の逃げに。残り55.7kmで1分38秒差。

  1. ヨナス・ルッチ Intermarché – Wanty
  2. マッティア・バイス Team Polti Kometa
  3. 増田成幸 JCL Team UKYO
  4. クリスチャン・ズバラーリ Team Solution Tech – Vini Fantini
  5. ダビデ・バルダッチーニ Team Solution Tech – Vini Fantini

 

集団はUAE Team Emirates – XRG、Tudor Pro Cycling Teamが引いている。

 

増田成幸は2019・2021日本TTチャンピオン。41歳と大ベテラン。

 

山岳 スペルガ峠 (4.2 km・9.2%)

ここから登りだ。

 

勾配がきつくなる。

 

ズバラーリが最初に切れた。2023年までAlpecin-Deceuninckに在籍。続いて増田成幸が切れる。

 

ダビデ・バルダッチーニ(Team Solution Tech – Vini Fantini)もきれる。

 

先頭は2人に。

  1. ヨナス・ルッチ Intermarché – Wanty
  2. マッティア・バイス Team Polti Kometa

 

増田成幸が集団に捕まる。

 

集団が見えてくる。

 

ディフェンディングチャンピオンのアルベルト・ベッティオルは、すでに集団から切れている。パンチャーにはきついコースだ。

 

ヨナス・ルッチが粘るけど、頂上まで持つか。

 

Team Polti Kometaのマッティア・バイスが捕まった。

 

ヨナス・ルッチは、なんとか単独で頂上を越えた。

 

ヨナス・ルッチは、残り10.3kmで17秒差。

 

残り6.4kmで14秒差。

 

山岳 スペルガ峠 (4.2 km・9.2%)

集団が迫る。

 

ヨナス・ルッチが一気に捕まる。

 

UAE Team Emirates XRGのアレッサンドロ・コーヴィが先頭に。

 

集団最後尾はXDS Astana Teamのディエゴ・ウリッシ。

 

残り3km。

 

ここで本命のアダム・イェーツが先頭に。

 

アダム・イェーツは、自分のペースで上がるいつものパターンだ。

 

残り2.4km。どんどん集団が小さくなっていく。

 

もう先頭は6人か。

 

残り1.6km。これはアイザック・デルトロのアシストなのか。

 

残り1.3kmでアイザック・デルトロがアタック!

 

Uno-X Mobilityのトビアスハラン・ヨハンネンセンとTeam Visma | Lease a Bikeのベン・トゥレットのみがついていく。

 

これは3人の争いとなる。

 

少し牽制。

 

Uno-X Mobilityのトビアスハラン・ヨハンネンセンがアタック!

 

ベン・トゥレットがカウンターアタック!

 

アイザック・デルトロが余裕でついている。

 

ここでアイザック・デルトロがアタック!

 

ベン・トゥレットとスピードが違う。

 

アイザック・デルトロは、後ろを確認。

 

アイザック・デルトロは、ご覧あれとポーズ。

 

なんと強いライダーなのか。今回はトビアスハラン・ヨハンネンセンをベン・トゥレットに追わせて最後は自分がいった。

 

アイザック・デルトロは今シーズンの初勝利。だけど、他のチームならばもっと勝利しているはず。

 

今回は、なんとアダム・イェーツがアイザック・デルトロのアシストとなるとは~。なんというチームなんだ。

 

リザルト

優勝したUAE Team Emirates – XRGのアイザック・デルトロ

ゲームがうまくなり始めている。はい、私は自分の戦略をうまく実行した。特に最後の1キロは完璧だった。私たちはチームとしてこの勝利に本当に値した。

とても嬉しい。このレースが大好きだし、今年初めての勝利だ。チームがうまくいくと事前に確信していたし、ゴールから3キロのところでアダム・イェーツがスタートを切ったのも完璧だった。チームとの計画も完璧で、これ以上嬉しいことはない。

 

2位 Team Visma | Lease a Bikeのベン・トゥレット(チーム公式サイトより)

この結果には満足しているが、勝利に非常に近かったので、少し悔しい思いもある。最後の登りでは、ずっとペースが速かった。私はアダム・イェーツにできるだけついて行こうとし、アイザック・デルトロが攻撃してきたときには、私も飛びついていった。

振り返ってみると、スプリントを始めるのが少し早すぎたが、それは一瞬の判断だった。結局、アイザックの方がほんの少しだけ強かった。

ミラノ〜トリノは、今年はクライマーのためのレースとなり、スペルガの登りがメニューに戻ってましたが。

とても静かに始まったが、スペルガの最初の通過に向けて緊張が高まっていった。 決勝戦はとても緊迫したものだった。幸運にも私たちは時間通りに到着し、いるべき場所にいた。

我々は良い結果を出したと思う。この厳しいミラノ〜トリノでチームに表彰台をもたらすことができて嬉しい。次のレースでもこのレベルを維持しなければならない。

 

Rnk Rider Team UCI Time
1
 DEL TORO Isaac
UAE Team Emirates – XRG 200 3:56:49
2
 TULETT Ben
Team Visma | Lease a Bike 150 0:01
3
 JOHANNESSEN Tobias Halland
Uno-X Mobility 125 0:09
4
 YATES Adam
UAE Team Emirates – XRG 100 0:24
5
 RUBIO Einer
Movistar Team 85 0:27
6
 JOHANNESSEN Anders Halland
Uno-X Mobility 70 0:34
7
 CEPEDA Jefferson Alexander
EF Education – EasyPost 60 0:37
8
 FORTUNATO Lorenzo
XDS Astana Team 50 0:38
9
 LÓPEZ Harold Martín
XDS Astana Team 40 0:40
10
 STORER Michael
Tudor Pro Cycling Team 35 0:41
11
 CRAS Steff
Team TotalEnergies 30 0:43
12
 ULISSI Diego
XDS Astana Team 25 0:45
13
 JEGAT Jordan
Team TotalEnergies 20 0:48
14
 HIRSCHI Marc
Tudor Pro Cycling Team 15 0:49
15
 HOWSON Damien
Q36.5 Pro Cycling Team 10 ,,
16
 CARAPAZ Richard
EF Education – EasyPost 5 0:52
17
 DE LA CRUZ David
Q36.5 Pro Cycling Team 5 ,,
18
 PINARELLO Alessandro
VF Group – Bardiani CSF – Faizanè 5 0:58
19
 PARRA José Félix
Equipo Kern Pharma 5 1:05
20
 ZERAY Nahom
JCL Team UKYO 5 1:08
21
 SOSA Iván Ramiro
Equipo Kern Pharma 5 1:15
22
 BERRADE Urko
Equipo Kern Pharma 5 ,,
23
 GÓMEZ Germán Darío
Team Polti VisitMalta 5 1:17
24
 MARTINEZ Guillermo Juan
Team Picnic PostNL 5 1:21
25
 BENNETT George
Israel – Premier Tech 5 1:40
26
 GUALDI Simone
Intermarché – Wanty 5 1:48
27
 VERMAERKE Kevin
Team Picnic PostNL 5 1:54
28
 STORK Florian
Tudor Pro Cycling Team 5 ,,
29
 TOLIO Alex
VF Group – Bardiani CSF – Faizanè 5 1:56
30
 VADER Milan
Q36.5 Pro Cycling Team 5 1:59

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