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ボブ・ユンゲルスがツール・ド・フランス出場を逃す理由とは?

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Photo credit: Sum_of_Marc on Visualhunt.com
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ボブ・ユンゲルス(AG2R Citroën Team)はアムステルゴールドレースで落車して脳震盪となった。

 

その後も、あまり良い成績は出せていない。ウルフパックにいた頃は、5年間で16勝をあげていた選手とは思えないほどの低迷だ。

シーズン当初は、背中の痛みが原因と言われていたが、ルクセンブルク選手権もツール・ド・フランスも出場出来ない。

その原因となっているのは何なのだろうか?

 

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3年間の苦しみ

 

ボブ・ユルゲルスは数週間、下肢の筋肉痛に苦しんでおり、過去のシーズンの身体的レベルを取り戻すことができなかった。

チームドクターによると、最初の検査では、腸骨動脈に影響を与える動脈内線維症と呼ばれる血管の異常である可能性があることが示された。

手術を受けるという決定は、数日中に行われるという。

動脈内線維症の手術は、Canyon SRAM Racingのポリーヌ・フェランプレヴォが受けている。

手術後4週間の安静。それから2週間後に低強度のサイクリングの許可。最初は30分で2日間、1日オフというゆっくりとした回復をおこない、4か月復帰に時間がかかっている。

ボブ・ユンゲルスが手術となると復帰は来シーズンかもしれない。

 

ボブ・ユンゲルスは公式サイトで

全国選手権、オリンピック、そして、初めてツール・ド・フランスをあきらめなければならなかったことは、大きな失望だ。

肉体的にも精神的にも苦戦を強いられ、思い通りのレベルには達しなかった。

ツール・ド・スイスでは、第1ステージのタイムトライアルで18位になり、とても満足した。すると、数年間強く押していたときに感じていた痛みがどんどん戻ってきた。

健康診断で、予想していた診断が確認された。なぜ3シーズン不規則なパフォーマンスをしているのかがわかったので安心したが、大きな失望だ。

3年も痛みを抱えていたとは、大変だっただろう。

症状が安定すれば力も戻ってくると思うので、また独走して勝つスタイルが見られることを祈っておきたい。

AG2Rとしては、グレッグ・ファンアーヴェルマート、オリバー・ナーセンと共に3人のクラシックハンターで戦うという戦略が取れないのは痛手だろう。

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