世界選手権個人タイムトライヤルは、レムコ・エヴェネプールが、ついに23歳で最年少世界王者に。
返り咲きを目指したフィリッポ・ガンナは、遅れてしまった。この敗因についてフィリッポ・ガンナはどう分析しているのか。
レムコ・エヴェネプール Soudal – Quick Step
Belgian Championships RR + ITT
World Championships RR + ITTBelgian Championships RR + ITT
World Championships RR + ITT pic.twitter.com/evtMECV8Y6— Soudal Quick-Step Pro Cycling Team (@soudalquickstep) August 11, 2023
これは信じられない瞬間だ。世界選手権のタイムトライアルは今シーズンの私の最大の目標の1つだった。
これは、自分にとってあまり適していないルートでそれを達成できたのは本当に素晴らしいことだ。
2番目のスプリットで自分が最速であることはわかっていた。また、コースのアップダウンが自分に合った部分はまだこれからだったが、特に今日は素晴らしい脚を持っていたので、勝利を掴むことができるとかなり自信を持っていた。
レース全体を通して完璧な気分だったし、スタート時に計画していたよりも速く走ることもできた。最後の坂は厳しいものだったが、そこでは良いペースで走ることができた。
今、この結果と、今後12か月間着るこの美しいジャージを非常に誇りに思っている。
(チーム公式サイトより)
フィリッポ・ガンナ INEOS Grenadiers
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フィリッポ・ガンナは、新しいカラーリングのTTバイクを披露していた。しかし、個人タイムトライヤル前に、トラック競技に参加。団体パーシュート、個人パーシュートを予選から全開で走っている。
フィリッポ・ガンナのコメント
疲れている。 サーキット走行とタイムトライアルのためにグラスゴーに2週間滞在していたので、結果には満足している。
銀ではなく金が欲しかったが、レムコは別世界を巡る。彼に乾杯。レムコこそが男だ、私は彼と自分を比べたりしない。彼は未来であり、現在でもある。
個人タイムトライアルとさまざまなトラックコンポーネントを組み合わせましたね。個人パシュートでも世界タイトルを獲得してますが。
私にとって、それを組み合わせるのは難しいです。トラックでは数キロ走行し、現在は45kmを超えている。それについては詳しく言えないが、今はブエルタに向けて回復に集中しなければならない。
3位となったチームメイトのジョシュア・ターリングについては?
ジョシュアはまだ若い。私たちは彼にプレッシャーをかけたりはしない。彼には時間が必要だ。もし彼が脂肪を2キロ減らして筋肉を2キロ増やせば、彼に勝つのは難しいだろう。
ジョシュア・ターリング INEOS Grenadiers
That is some ride from @Joshytarling
He sets the fastest time thus far with a 56:07 in Stirling
Both @GannaFilippo and @GeraintThomas86 are out on course, with Filippo fastest through the second split thus far.
| #GlasgowScotland2023 pic.twitter.com/ZzqEPfwPVn
— INEOS Grenadiers (@INEOSGrenadiers) August 11, 2023
ちょっとクレイジーだけど、イギリスでやるなんて超クールだよ。オーストラリアもすごかったけど、今回はさらにレベルアップした感じ。
向かい風の中、往路はいいペースで我慢して走った。帰り道はゴツゴツしてツイスティになり、さらにアンダーオーバーになる。
本当に大変だった。私の Garminはスペアバイクのパワーメーターに接続されていた。
なので、あまり良い計測器を持っていなかった。それは主に忍耐に関するものだった。最初の向かい風の中で良いペースで走ろうとした。その後、もう少し爆発的な曲がりくねったパートが始まった。
そして最後の上りがひどい。左折して、もうすぐそこだ、と思った。実は、最後の部分は偵察してなかったんだ。
うわぁ～、雲の上だ、と思った。常にベストを尽くすし、まずは今シーズンの次の数レースを楽しみにしている。
ワウト・ファンアールト Jumbo-Visma
5️⃣th place for Wout today. Tobias, the defending champion, finished just outside the top ten.
Rohan didn’t crash. He had to change his bike after a material problem. pic.twitter.com/sYOBhV3anV
— Team Jumbo-Visma cycling (@JumboVismaRoad) August 11, 2023
今日はこれ以上のパフォーマンスができなかった。最初の中間点では、自分が大きく遅れていたことに少しショックだった。
コミュニケーションがあまりうまくいかなくて、わからなかったけどね(笑)。しかし、それは私がより速く運転することを妨げるものではなかった。
とても難しいタイムトライアルだった。最初の部分は風が逆だったので、あまり速くスタートすることはできなかった。私自身、少し慎重にスタートしすぎたと思う。
その後、平均ワット数も非常に高いことがわかったが、これ以上のことはあまり期待できない。タイムトライアルに乗る準備ができていると感じたし、思いどおりに走ることができた。
もちろんレムコが勝つのも不思議ではない。彼がライト級としてこのコースでそれを達成したのは素晴らしいことだ。それは彼がいかに強いのか改めて証明した。
フィリッポ・ガンナは、トラックから目いっぱいの走行をしており、疲れていると発言していた。ワウトは、ロードとの組み合わせが上手くいかなかったとも。
それにしても、このパワーコースで大型ライダーを打ち破るレムコの力は世界王者に相応しいものだ。世界一低い、空力ポジションは数年をかけて完成した。
ロードではコースが向いてなかったけれど、TTでは世界王者を取るのだから凄い。
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