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2025 リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ レムコ・エヴェネプールの遅れた理由とは?

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Photo credit: CGSP Admi Liège on VisualHunt
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まさか、レムコ・エヴェネプールがタデイ・ポガチャルのアタックに全く反応せず敗退するとは~。

最終的にレムコはもうカメラに映りたくないとまで思っていたようだ。チームはレムコのこの姿を全く想像できていなかった。

スタート時点で、レムコの顔をみてオヤッと思った人はいなかっただろうか。口に傷ではなくヘルペスができていた。これはストレス、疲れなどでも出てくる症状だ。

レムコの場合、何回か見られていたので問題はないと思われていたのだろう。

 

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奇跡はない

 

レース開始から、最後の1時間までレムコは前をキープ。問題はないように思われていた。シャワーを浴びたあとに、レムコがインタビューに答えている。

 

 

僕はロボットじゃないんだ。 みんなは冬を過ごしたけど、僕は1ヵ月半しかトレーニングできなかったんだ。

このようなレースでは、それが顕著に現れる。 いや、病気じゃないんだ。 言ったように、一日一日が大事なんだ。 どうなるか様子を見なければならない。 6時間という非常に長いレースでもある。 それを維持しなければならない。

繰り返すが、一日一日だ。 いい日は得をしなければならないし、そうでない日は受け入れなければならない。 落ち着いて仕事を続けるしかない。

受け入れるしかないんだ。 奇跡は期待できない。 現代のサイクリングでは、トップフォームになるために非常にハードなトレーニングをする。 それは秘密ではない。

 

タデイがアタックをかけたラ・ルドゥートはすでに遅れているようでしたが。

そこまではとても遠かったけど、ベストは出ないと感じていた。 脚力と体力のポジショニングの問題だね。

リエージュのようなコースは嘘をつかない。 上手ければどこでもトップに立てる。 自分のベストの状態は最後の1時間で消えてしまった。チームにとってもそれは良くなかったが、不思議ではなかった。

 

これは精神的な打撃となるだろうか?

ただ、ただ受け入れるしかない。奇跡は期待できない。現代の自転車競技では、最高のコンデションを維持するために非常に厳しいトレーニングを積む。それは秘密でもなんでもないんだ。

最後の1時間は脚がとても重く感じ、その代償を払った。 火曜日からロマンディでレースをする。そこでまた調子を上げていきたい。

 

レムコは4月18日にブランバンツ・パイルで復帰していきなり優勝。

 

アムステルゴールドレースでは3位。これはスプリントのミスだった。もう少し遅く開始していれば、勝てたかもしれない。あとは落車もあったし。

 

フレッシュ・ワロンヌでは寒さで遅れた。

 

今回が復帰4戦目だった。やはり、練習だけでなく好調を維持するには、レースの数も必要だ。高いレベルを維持するには、長い期間の練習も必要。

レムコのいうように1か月半ではベストコンディションを維持することはできないということだ。加えて、ヘルペスでもわかるように疲れもあって当然。

レムコは一日休養しただけで、ツール・ド・ロマンディに出場する。3.4kmのプロローグ。最終第5ステージには17.1kmの個人タイムトライヤル。4強ではレムコのみが出場する。

疲れのある状態で期待に応えることが出来るのか。これも注目の戦いとなる。

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