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ツール個人タイムトライヤルでのタデイ・ポガチャルとヨナス・ヴィンゲコーの決定的な差とは?

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Unsplashdan garriが撮影した写真
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2023ツール・ド・フランス第16ステージにおいて、ヨナス・ヴィンゲゴーは驚異的という言葉では、片づけられないほどのタイムをたたき出した。

ライバルのタデイ・ポガチャルを圧倒し、タイム差は1分38秒もついてしまった。

タデイ・ポガチャルがリエージュ〜バストーニュ〜リエージュで手首骨折し、準備不足だったこともあるけれど、それだけでは説明つかないほどの差だ。

その差を教えてくれるツイート動画があったので紹介。

 

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スタートから

 

スタートからの第1コーナーでは、3人が落車している。

 

この落車の情報は、後を走るライダーの耳には入っているはず。上記動画を見て貰ってもわかるようにタデイ・ポガチャルは慎重に。

しかし、ヨナス・ヴィンゲゴーはどうだろう。コーナーの立ち上がりでは、すでに1秒は違っているのでは。

さらに、下りでもヨナス・ヴィンゲゴーは足を止めていない。逆にタデイ・ポガチャルは、足をとめて慎重に下っているようにも見える。

このコーナーでの差、下りでも攻め続けるライディングの差が二人のタイム差に反映されていったのは間違いない。

タデイ・ポガチャルは、幼少から自転車に乗っており、シクロクロスではスロベニア王者にもなっている。テクニックは抜群のはずだけど、来年のツールに向けて、今一度ライディングを一から見直すべきではないだろうか。

それにしても、恐るべきはヨナス・ヴィンゲコーだ。コースも研究しており、タイム短縮のために100%の力を発揮している。

二人の別次元の戦いは、来年のツールでも続くはずだ。それは、さらにレベルアップしていくのは間違いない。

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