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エリア・ヴィヴィアーニはイタリア人なのにジロをスキップする。その理由とは?

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Elia Viviani instagram
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エリア・ヴィヴィアーニは、2020年にフランスのコンチネンタルチームであるコフィディスに移籍する。

 

来シーズンのエリア・ヴィヴィアーニの目標は、春のクラシック、ツール・ド・フランス、そして東京オリンピックでのオムニウムのタイトル防衛が最大の目標となる。

だが、イタリア人であるエリア・ヴィヴィアーニはジロ・デ・イタリアには出ないという。

イタリア人のヴィヴィアーニはジロ・デ・イタリアは出場しなくて良いのだろうか?

 

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ジロに出ない理由は?

 

エリア・ヴィヴィアーニはコフィディスに移籍するに当たって、2020年にはコフィディスがワールドツアーチームに昇格すると知っていたと思われる。

 

ワールドツアーチームになれば、グランツールは全て出場権を得ている。だからエリア・ヴィヴィアーニはジロ・デ・イタリアにもツール・ド・フランスにも出場出来るはずだ。

母国のライダーということでジロでは、イタリア人のヴィヴィアーニに対する期待も大きい。

だが、それでもエリア・ヴィヴィアーニがジロをスキップする理由はオリンピックにあるようだ。

 

上のツイートの写真は、2016年のリオデジャネイロオリンピックでエリア・ヴィヴィアーニがオムニウムで金メダルを取ったことを記念して最近建てられたものだ。

 

今の時期に建てられた意味を考えてみると、来年に迫った東京オリンピックでの活躍を期待してのものだろう。

それについては、エリア・ヴィヴィアーニもツイートの中で少し語っている。

地元での期待は、ジロで活躍してくれることも大切だが、4年に一度しかないオリンピックでの金メダルというのは価値が高いものと考えられているようだ。

国の威信もかかってますからね。地元でもエリア・ヴィヴィアーニが金メダルを取ってくれることに大きな期待があるのがわかりますね。

 

 

 

春のクラシックの目標

photo Elia Viviani instagram

エリア・ヴィヴィアーニの春のクラシックの最大の目標はミラノ~サンレモだ。2017年には9位でフニッシュしており相性は良い。

クラシックでは、最後に集団でのスプリントというのは中々ないが少ないチャンスを手に入れなければならない。

2020年シーズンは、ロードとトラックの両立をはかるために忙しいシーズンとなりそうだ。

だが、エリア・ヴィヴィアーニにとっては、スプリンターの祭典でもあるツール・ド・フランスに出場出来るほうが、メディアへの露出度も高く望んでいることなのかもしれない。

やはり、ジロとツールとの格付けを考えるとツールのほうが上だ。2014年にもツールに出ているが、その時にはまだトップスプリンターとしての力はなかった。

今年、ツール・ド・フランスに出場して1勝をあげたことは、世界のトップスプリンターとしての地位確立のためにも重要な布石だったとも言える。

エリア・ヴィヴィアーニは、オリンピックと共に、ツール・ド・フランスで世界のトップスプリンターと戦うという大きな目標がある。

こちらのほうが彼にとって、とても大きなチャレンジだと思う。

ジロ・デ・イタリアでの勝利はなくなるが、代わりに大きな勝利を手にするかもしれない。

エリア・ヴィヴィアーニはジロをスキップすことによって、2020年に大きなやりがいを持ってシーズンを迎えることになる。

 

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