ロードバイクの情報を発信しています!

2022 ツール・ド・スイス第5ステージ Jumbo-Vismaiにアダム・イェーツもレースを去る

海外情報
Photo credit: SOB Schweizerische Suedostbahn AG on Visualhunt
この記事は約16分で読めます。

ここまでBahrain Victoriousのステューブン・ウィリアムズがリーダージャージを第4ステージまでキープ。

だが、第5ステージのフニッシュは平坦ではない。2kmの登りゴールとなるので、そろそろ総合勢の活躍する頃かな。

はたまたパンチャーが勝利するのか。レムコがしっかりとマークして走るでしょうね。

 

スポンサーリンク

第5ステージ    アンブリ~ノヴァッツァノ 190.1km

コースプロフィール      phoro tourdesuisse

 

コースはアルプスを通り抜け、ビアスカ、ベリンツォーナ、ルガーノを経由して渓谷を通り抜ける。ゴールのノヴァッツァノに到着すると、27.9 kmのローカルラップを3周する。

周回には、急勾配の3級山岳ペドリナテを3回登る必要がある。

最後の3級山岳頂上から、フィニッシュまではまだ8.4kmあり、ゴール前の最後の2 kmは約6%上昇する。さすがに、総合順位も大きく変わってくるはずだ。

 

  1. 2級山岳    モンテセネリ  6.2km・5.5%
  2. 3級山岳     ペドリナテ  2.5m・7.5%
  3. スプリントポイント   Mendrisio
  4. 3級山岳   ペドリナテ  2.5m・7.7%
  5. スプリントポイント  Mendrisio
  6. 3級山岳   ペドリナテ  2.5m・7.7%

 

スタート前

山岳賞のTrek-Segafredoのクイン・シモンズ。今日も山岳ポイントを狙うのか?

 

ポイント賞は、Team DSMのアンドレアス・レックネスン。

 

新人賞はLotto Soudalのアンドレアス・クローン。

 

レーススタート。

 

残念ながらJumbo-Vismaは、4人がコロナ感染。チームはレースから撤退してしまった。さらに、以下のライダーもリタイヤ。 Team DSMもコロナ感染。18人がスタートしない。

INEOS Grenadiersはエースのアダム・イェーツをコロナで失ってしまう。ツールは間に合うのか?

  • アダム・イェーツ INEOS Grenadiers
  •  ハーマン・ペーンシュタイナー Bahrain Victorious
  •  オット・フェルハード Trek-Segafredo
  •  ジーノ・マーダー Bahrain Victorious
  •  ジョセフ・ロスコフ Human Powered Health
  • キャンパー・ピーダスン Team DSM
  • セーアン・クラーウアナスン Team DSM
  • ケース・ボル Team DSM
  • エフゲニー・フェドロフ Astana Qazaqstan Team

 

      5人の逃げ

5人が逃げている。残り136kmでタイム差7分32秒と大量リード。

  1.  シルヴァン・ディリエ (Alpecin-Fenix)
  2. アントニー・テュルジス (TotalEnergies)
  3. アレクサンダー・カンプ Trek-Segafredo
  4.  ヨハン・ヤコブス (Movistar Team)
  5.  IMHOF Claudio (Switzerland)

 

逃げは二人になっている。残り53.1kmで3分17秒差。

  1.  シルヴァン・ディリエ (Alpecin-Fenix)
  2. アレクサンダー・カンプ Trek-Segafredo

 

残り3周

二人のタイム差は急激に縮まっている。

 

すでにリーダージャージのステューブン・ウィリアムズは遅れている。チームメイトに肩を叩かれていた。

 

集団はUAE Team Emiratesが引いている。

 

3級山岳   ペドリナテ  2.5m・7.7%

サガンは集団から遅れている。

 

残り38.2kmでタイム差は1分42秒に。

 

アダム・イェーツをコロナで失ったINEOS Grenadiersが集団を引く。先頭は、ディラン・ファンバーレ。

 

残り36.0kmでアレクサンダー・カンプが切れてしまう。

 

先頭はシルヴァン・ディリエ一人となった。

 

シルヴァン・ディリエは、単独で3級山岳を通過。

 

残り32.5kmで1分14秒に。これは厳しい。

 

INEOS Grenadiersは、ゲラント・トーマスがエースとなる。さて、ツールにアダム・イェーツが間に合わない場合には、どうなるだろう?

 

シルヴァン・ディリエはかなり頑張ってタイム差を保っている。

 

残り2周

残り27.2km。シルヴァン・ディリエは、もう1周逃げれるかな。

 

ディラン・ファンバーレ、ダニエル・マルティネス、トム・ピドコック、ゲラント・トーマスの並びで通過。

 

Lotto Soudalのシルヴァン・モニケも先頭交代に入る。

 

ディラン・ファンバーレが引き終わって、Israel – Premier Techに先頭が変わる。

 

Israel – Premier TechにEF Education-EasyPostも先頭を引き始めて、タイム差が42秒に縮まる。

 

下りでUAE Team Emiratesのアレッサンドロ・コーヴィが落車。ハンドルを治していた。

 

レムコ・エヴェネプールはかなり集団の後ろのほうにいる。チームメイトに前に行けと言っている。調子が悪い?

 

シルヴァン・ディリエの後ろに集団が迫る。

 

あ~、シルヴァン・ディリエが抜かれた。

 

シルヴァン・ディリエは、カメラに向かってピースポーズ。

 

3級山岳   ペドリナテ  2.5m・7.7%

Israel – Premier Techが先頭を引き続ける。

 

Team BikeExchange – Jaycoのマイケル・マシューズが切れてしまう。

 

後方では、レムコ・エヴェネプールが切れてしまった。総合優勝はこれでなくなった。

 

クリスツ・ニーランズがヤコブ・フルサンを引く。

 

Groupama – FDJのティボー・ピノも切れる。

 

先頭争いが激しい。Team DSMのアンドレアス・レックネスンも攻撃する!

 

ヤコブ・フルサンが先頭で3級山岳を通過。

 

マキシミリアン・シャフマンが下りでスパート!

 

トム・ピドコックが背中を押して前をそのまま走れと。トム・ピドコックはチェックに入っただけだ。

 

結局元通りに。

 

ここでヤコブ・フルサンがアタック!

 

これには、誰もすぐに反応しない。

 

ヤコブ・フルサンは独走を続けるが後方から追走が迫る。

 

追走は、アレクサンドル・ウラソフ、ゲラント・トーマス、ニールソン・ポーレス。

 

ヤコブ・フルサンが、アレクサンドル・ウラソフに追いつかれる。

 

さらに、ゲラント・トーマスも追いついた。

 

先頭は4人に。

  1.  アレクサンドル・ウラソフ BORA-hansgrohe
  2. ゲラント・トーマス INEOS Grenadiers
  3. ヤコブ・フルサン Israel – Premier Tech
  4. ニールソン・ポーレス EF Education-EasyPost

 

さらに、牽制しているとマキシミリアン・シャフマンが追いつてくる。

 

5人の戦いだ。BORA-hansgroheは二人いるので有利。

 

マキシミリアン・シャフマンがスパート!

 

後方からは、UAE Team Emiratesのディエゴ・ウルッシも追いついてくる。

 

最後のカーブを、マキシミリアン・シャフマン先頭で曲がる。

 

マキシミリアン・シャフマンが、アレクサンドル・ウラソフを引く形か。

 

マキシミリアン・シャフマンをヤコブ・フルサンが追い込む。

 

マキシミリアン・シャフマンが引き終わった。

 

ここで、アレクサンドル・ウラソフが先頭に立つ!

 

アレクサンドル・ウラソフの後ろは、ニールソン・ポーレスだ。

 

アレクサンドル・ウラソフが先頭を譲らない!

 

ニールソン・ポーレスが諦めた~。

 

アレクサンドル・ウラソフが勝利だ~!

 

この勝利で、アレクサンドル・ウラソフがリーダーに立つ。最後に、チームメイトのマキシミリアン・シャフマンが追いついて、引いてくれたのが勝利に結びついた。

ステージ3位となったヤコブ・フルサンが総合2位に躍進だ。

 

レムコは大きく遅れてゴール。何があったのか?  暑さかな?

 

こちらはハイライト動画

 

スポンサーリンク

リザルト

第5ステージ リザルト

アレクサンドル・ウラソフのコメント

私はとても幸せです。私はスイスが大好きで、ここでのレースを楽しんでいる。しかし、順位表にとって最も重要な日はまだ来ていない。

これからもチームとしてもっと仕事をしなければならないが、ジャージを維持するように努める。形がいいです。最善を尽くします。

Rnk Rider Team UCI   Time
1
 VLASOV Aleksandr
BORA – hansgrohe 60
10″
4:30:28
2
 POWLESS Neilson
EF Education-EasyPost 25
6″
,,
3
 FUGLSANG Jakob
Israel – Premier Tech 10
4″
,,
4
 THOMAS Geraint
INEOS Grenadiers     ,,
5
 ULISSI Diego
UAE Team Emirates     0:05
6
 GROßSCHARTNER Felix
BORA – hansgrohe     0:06
7
 KÜNG Stefan
Groupama – FDJ     ,,
8
 HIGUITA Sergio
BORA – hansgrohe     ,,
9
 SCHACHMANN Maximilian
BORA – hansgrohe     ,,
10
 REICHENBACH Sébastien
Groupama – FDJ     0:09
11
 KRON Andreas
Lotto Soudal  
1″
,,
12
 POZZOVIVO Domenico
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux     0:10
13
 URÁN Rigoberto
EF Education-EasyPost     ,,
14
 IZAGIRRE Ion
Cofidis     0:21
15
 HOULE Hugo
Israel – Premier Tech     0:29
16
 PIDCOCK Thomas
INEOS Grenadiers     0:37
17
 JUNGELS Bob
AG2R Citroën Team     ,,
18
 LEKNESSUND Andreas
Team DSM     ,,
19
 CARTHY Hugh
EF Education-EasyPost     ,,
20
 MARTÍNEZ Daniel Felipe
INEOS Grenadiers     0:53

総合

Rnk Prev ▼▲ Rider Team UCI   Time
1 9 ▲8
 VLASOV Aleksandr
BORA – hansgrohe 10
10″
22:16:56
2 8 ▲6
 FUGLSANG Jakob
Israel – Premier Tech  
4″
0:06
3 3
 THOMAS Geraint
INEOS Grenadiers  
3″
0:07
4 2 ▼2
 KRON Andreas
Lotto Soudal  
5″
0:14
5 5
 KÜNG Stefan
Groupama – FDJ     0:16
6 11 ▲5
 HIGUITA Sergio
BORA – hansgrohe     ,,
7 15 ▲8
 POWLESS Neilson
EF Education-EasyPost  
6″
0:28
8 14 ▲6
 GROßSCHARTNER Felix
BORA – hansgrohe     0:40
9 16 ▲7
 REICHENBACH Sébastien
Groupama – FDJ     0:43
10 4 ▼6
 LEKNESSUND Andreas
Team DSM  
16″
0:44
11 17 ▲6
 SCHACHMANN Maximilian
BORA – hansgrohe  
8″
1:01
12 6 ▼6
 HIRSCHI Marc
UAE Team Emirates     1:03
13 26 ▲13
 URÁN Rigoberto
EF Education-EasyPost     1:11
14 27 ▲13
 POZZOVIVO Domenico
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux     1:13
15 25 ▲10
 JUNGELS Bob
AG2R Citroën Team     1:38
16 23 ▲7
 MARTÍNEZ Daniel Felipe
INEOS Grenadiers     1:54
17 28 ▲11
 HOULE Hugo
Israel – Premier Tech     1:58
18 29 ▲11
 PIDCOCK Thomas
INEOS Grenadiers     2:06
19 12 ▼7
 EVENEPOEL Remco
Quick-Step Alpha Vinyl Team     2:22
20 37 ▲17
 CARTHY Hugh
EF Education-EasyPost     2:39

ポイント賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 1
 LEKNESSUND Andreas
Team DSM 20
2 2
 SIMMONS Quinn
Trek – Segafredo 14
3 3
 MATTHEWS Michael
Team BikeExchange – Jayco 14
4 5 ▲1
 IMPEY Daryl
Israel – Premier Tech 12
5 4 ▼1
 WILLIAMS Stephen
Bahrain – Victorious 12
6 6
 SAGAN Peter
TotalEnergies 12
7 8 ▲1
 HOLMES Matthew
Lotto Soudal 12
8 7 ▼1
 BETTIOL Alberto
EF Education-EasyPost 12
9 9
 SCHACHMANN Maximilian
BORA – hansgrohe 10
10  
 DILLIER Silvan
Alpecin-Fenix 8

山岳賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 1
 SIMMONS Quinn
Trek – Segafredo 34
2 2
 GILBERT Philippe
Lotto Soudal 12
3 3
 LEKNESSUND Andreas
Team DSM 10
4  
 KAMP Alexander
Trek – Segafredo 10
5 4 ▼1
 VITZTHUM Simon
Switzerland 10
6  
 DILLIER Silvan
Alpecin-Fenix 9
7 5 ▼2
 HOLMES Matthew
Lotto Soudal 9
8 6 ▼2
 RUTSCH Jonas
EF Education-EasyPost 8
9 7 ▼2
 BOARO Manuele
Astana Qazaqstan Team 8
10 8 ▼2
 REUTIMANN Mathias
Switzerland 8

新人賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Time
1 1
 KRON Andreas
Lotto Soudal 22:17:10
2 4 ▲2
 HIGUITA Sergio
BORA – hansgrohe 0:02
3 2 ▼1
 LEKNESSUND Andreas
Team DSM 0:30
4 3 ▼1
 HIRSCHI Marc
UAE Team Emirates 0:49
5 10 ▲5
 PIDCOCK Thomas
INEOS Grenadiers 1:52
6 5 ▼1
 EVENEPOEL Remco
Quick-Step Alpha Vinyl Team 2:08
7 7
 BURGAUDEAU Mathieu
TotalEnergies 2:30
8 6 ▼2
 BERTHET Clément
AG2R Citroën Team 5:04
9 13 ▲4
 ZAMBANINI Edoardo
Bahrain – Victorious 5:49

コメント

タイトルとURLをコピーしました