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スーパープレスティージュ2022-2023第8戦ミッデルケルケ  男女のシリーズリーダーとなったのは?

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Photo credit: hans905 on Visualhunt
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2022-2023シーズンのスーパープレスティージュの最終戦。男女ともにトップは確定していないので、最終戦で決着がつく。

 

女子エリート第7戦後

  1. セイリン・アラマバード 95ポイント
  2. インゲ・ファンデルヘイデン 91ポイント
  3. デニス・ベッセマ 89ポイント
  4. アニック・ファンアルフェン 62ポイント
  5. マリオン・ノルベルト・リベロール 49ポイント

 

男子エリート第7戦後

  1. ラース・ファンデルハール 90ポイント
  2. マイケル・ファントーレンハウト 84ポイント
  3. エリ・イーゼルビット 83ポイント
  4. ローレンス・スウィーク 68ポイント
  5. ケビン・クーン 52ポイント

 

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第8戦ミッデルケルケ

コースプロフィール photo noordzeecross

 

牧草地と砂の帯が交互に配置された、インターバルクロス。昨年のコースから、アスファルトの通路は短縮。

ここでは、フニッシュ前の砂が勝負を左右しそうだ。

 

女子エリート

Thomas Burton スクリーンショット以下同様

最終戦なので、ここでシリーズリーダーが決まる。セイリン・アラマバードはトップを守れるか。

 

ローラ・ベルドンショットがトップでスタート。セイリン・アラマバードは2位スタート。

 

先頭は乗ってクリアーできるけれども、後方は押して曲がらないといけない。

 

ローラ・ベルドンショットが少し手間取った時に、セイリン・アラマバードが前に。

 

セイリン・アラマバードの後ろに、ルシンダ・ブラントが上がってくる。

 

セイリン・アラマバードは、トップを譲りたくないはず。

 

早くも、セイリン・アラマバードとルシンダ・ブラントが抜け出したか。

 

サンドボックスで、ルシンダ・ブラントが少しぐらついた。3番手にインゲ・ファンデルヘイデンが上がっている。

 

サンドボックスからセイリン・アラマバードがリード。2番手にインゲ・ファンデルヘイデンが上がる。

 

2周目

セイリン・アラマバードがリードして2周目に。

 

5位でデニス・ベッセマが16秒差で通過。

 

ルシンダ・ブラントが上がれない。抜かれてしまう。

 

セイリン・アラマバードは、インゲ・ファンデルヘイデンに追いつかれなければシリーズリーダーの決定だ。

 

2番手には、アンネマリー・ワーストが上がってきた。

 

3周目

2位グループは777チームの二人。

 

4周目

3位争いにルシンダ・ブラントが追いついた。

 

ルシンダ・ブラントが2位に浮上。

 

ルシンダ・ブラントが単独2位となる。

 

セイリン・アラマバードは快調だ。追いつかれることはない。

 

5周目

アンネマリー・ワーストとインゲ・ファンデルヘイデンは同一チームで、表彰台争いとなってしまう。

 

ルシンダ・ブラントとのタイム差は10秒。まだ、わからない。

 

6周目

39秒差でルシンダ・ブラントが最終周に。

 

セイリン・アラマバードはノーミスでゴールに向かう。

 

セイリン・アラマバードが独走で勝利。スーパープレスティージュのシリーズリーダーを獲得した。

 

昨年の世界チャンピオンのルシンダ・ブラントは2位でゴール。シーズン開始から出遅れたが、最後になってようやく戻してきた感じか。

 

3位には、アンネマリー・ワースト。シーズン前半は膝の故障のために欠場も多かったが、ようやく全開で走れるようになっている。

 

リザルト

セイリン・アラマバードのコメント

今日は総合優勝で帰れるし、優勝で終われるのはとても嬉しい。

この冬は、8ヒート中5ヒートでトップだった。勝って当然、ですか?

そうだと思う(笑)。

すぐに違いを見せつけてましたね。

すぐ終わると思っていたのに、予想より少し早かったですね。うまくいかなかった先週のフラストレーションを、爆発させた。今、またいい感じだよ。

これからどんどん調子が上がってくると思うので、体調も戻ってくると思う。来シーズンは、また上位に食い込むことを期待している。

 

シリーズ順位は、セイリン・アラマバード、インゲ・ファンデルヘイデン、デニス・ベッセマの順となった。

Rnk Rider Team Competition
points
Time
1
 ALVARADO Ceylin del Carmen
Alpecin – Deceuninck 15 0:43:17
2
 BRAND Lucinda
Baloise Trek Lions 14 0:30
3
 WORST Annemarie
777 13 0:41
4
 VAN DER HEIJDEN Inge
777 12 0:49
5
 VERDONSCHOT Laura
De Ceuster Bonache Cycling Team 11 1:19
6
 BETSEMA Denise
Pauwels Sauzen – Bingoal 10 1:27
7
 NORBERT RIBEROLLE Marion
Crelan – Fristads 9 1:45
8
 KAY Anna
777 8 2:18
9
 BARONI Francesca
Pissei – Groep T.O.M. 7 2:45
10
 GARIBOLDI Rebecca
Team Cingolani Specialized 6 2:57
11
 BAKKER Manon
Crelan – Fristads 5 3:13
12
 BENTVELD Leonie
Pauwels Sauzen – Bingoal 4 3:48
13
 BROUWERS Julie
De Ceuster Bonache Cycling Team 3 4:19
14
 PEETERS Jinse
Proximus – AlphaMotorhomes – Doltcini CT 2 4:48
15
 VAN DE STEENE Kim
Never Give Up by Jolien Verschueren 1 4:57
16
 DE SMEDT Febe
    5:58
17
 DOBBELAERE Jana
    6:07
18
 CREES Xan
Team Spectra Wiggle p/b Vitus   7:00
19
 DE SCHOESITTER Shanyl
Pauwels Sauzen – Bingoal   7:24
20
 VAN LOY Ellen
De Ceuster Bonache Cycling Team  
21
 DHONT Kiona
De Ceuster Bonache Cycling Team  
22
 DEFOUR Lara
   
23
 DE KEERSMAEKER Audrey
De Ceuster Bonache Cycling Team  
24
 CARFORA Romana
   
25
 ELBUSTO Ainara
   
26
 COOGAN CISEK Corey
   
27
 BUDDE Kaija
   
28
 HARINCK Tiger-Lil
   
29
 THOMAS Elisabet
   
30
 VERSCHUEREN Jolisa
Never Give Up by Jolien Verschueren  

 

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男子エリート

シリーズ王者をかけて、先頭にはランキング上位が並ぶ。

 

スタートからファーストコーナーまで、またもラース・ファンデルハールがトップ。常に速い。

 

早くも、チェーン落ちの選手が。

 

トップは、ラース・ファンデルハール。ニルス・ファンデプッテ、ローレンス・スウィークと続く。

 

こちらも、マシントラブルで怒っているぞ。

 

ラース・ファンデルハールのトップは変わらない。

 

エリ・イーゼルビットが3位に浮上。

 

まだ混戦だ。

 

ラース・ファンデルハールが少しリードを奪う。

 

2周目

エリ・イーゼルビットが2位に上がる。

 

舗装路で、ローレンス・スウィークがニルス・ファンデプッテを抜いて3位に。

 

エリ・イーゼルビットが、少しつまった所で、ローレンス・スウィークが抜いていく。

 

3周目

ローレンス・スウィークが、ラース・ファンデルハールの背中を捕らえた。

 

ラース・ファンデルハールは、ミスをするとローレンス・スウィークに抜かれてしまう。気を付けないと。

 

4位以降は混戦だ。マイケル・ファントーレンハウト、ニルス・ファンデプッテ、ケヴィン・クーン、ヨリス・ニューウェンハイスなど。

 

ここで、ローレンス・スウィークがトップに。ラース・ファンデルハールが先頭交代を促した感じだ。

 

4位グループのトップにマイケル・ファントーレンハウトが立った。後ろは、ライアン・カンプ、ヨリス・ニューウェンハイス、ケヴィン・クーンと続く。

 

ラース・ファンデルハールが抜こうとするがローレンス・スウィークは譲らない。

 

エリ・イーゼルビットが、また追いついてきた。

 

ラース・ファンデルハールが再びトップに。

 

5周目

3人が15秒離してトップ争いとなっている。

 

ヨリス・ニューウェンハイスが単独4位となった。

 

ラース・ファンデルハールが、サンドボックスでうまく走り抜けた。後ろをみてスバートだ。

 

3秒差で、エリ・イーゼルビットが2位に上がって前を追う。

 

6周目

3人は6周目に。どこで決着がつくのか。

 

エリ・イーゼルビットが先頭に立った。

 

直線で、ラース・ファンデルハールが先頭に。後ろにヨリス・ニューウェンハイスの姿が見えてきた。

 

今回のサンドボックスでは差がつかない。

 

7周目

ヨリス・ニューウェンハイスが追いつきそうだ。

 

先頭は、ヨリス・ニューウェンハイスが追いついて4人に。

 

エリ・イーゼルビットが飛ばしている。

 

ヨリス・ニューウェンハイスが3位にあがりそうだ。

 

ヨリス・ニューウェンハイスが2位に上がったが、少し足をつく。そのすきに、ラース・ファンデルハールがスパート。

 

ラース・ファンデルハールが後ろを確認して踏み込んだ。

 

ラース・ファンデルハールは、リードを保てるか。

 

8周目

ラース・ファンデルハールは抜け出せるか。

 

5番手に、ゲルペン・カイバーズが上がってくる。

 

トップ争いは二人に絞られたか。

 

ラース・ファンデルハールは、時折後ろを確認して走る。勝負所はサンドボックスか。

 

やはり、ラース・ファンデルハールは、サンドボックスでスパート!

 

エリ・イーゼルビットは追いつくか。

 

9周目

ラース・ファンデルハールのリードが続く。

 

ゲルベン・カイバーズがヨリス・ニューウェンハイスに追いついた。

 

少しずつ、エリ・イーゼルビットが詰めてきている。

 

サンドボックスでラース・ファンデルハールが飛ばす。

 

エリ・イーゼルビットが粘る。

 

さあ、おいついた。

 

10周目

ラース・ファンデルハールが、先頭をエリ・イーゼルビットに譲った。

 

直線でラース・ファンデルハールが前に出る。

 

あっと、ラース・ファンデルハールが滑ってしまう。

 

これは~。

 

この、隙にエリ・イーゼルビットが飛ばす。

 

これは勝負あったか。

 

5秒差あるのは厳しい。もう、エリ・イーゼルビットはラストスパートをかけている。

 

もう、エリの勝利は間違いない。

 

最終的に、エリ・イーゼルビットが大きなミスがなく勝利を手にすることが出来た。スーパープレスティージュの最後のラウンドで勝ったことは大きい。今シーズンの背中の痛みが完全に消え去ったようだ。

 

ラース・ファンデルハールは、スタートから攻撃し続けた。最後に前輪が滑って落車したが、たった一つのミスで最終ステージの優勝を逃してしまった。

だが、総合優勝となり25000ユーロ(約350万円)を手にしている。

 

リザルト

エリ・イーゼルビットのコメント

レースで成長できた。砂の中の自分はいつも劣っている、と感じていた。そのたびに追い抜きたかったのが、ラースはいつもものすごいタイトなペースで走っていた。

そのおかげで、1メートル、2メートルとしがみつくことができた。最終ラップで彼はミスをした。それが合図になった。クラッシュした後は必ずリセットしなければならない。そこでギャップができた。

途中、隙ができたとき、もうだめだと思ったこともありましたか?

“Yes “と “No “がある。砂の後のストレッチでは、自分の方が上だと感じた。そこで、自分の力を発揮することができた。最終ラップになると、その差を縮められるかもしれないと思ったので、最終ラップまで粘っていたんだ。

その後、ラースがミスをしたのはちょっとラッキーだった。それからフィニッシュまでフルスロットルだった。

先週の水曜日、パーククロス・マルデゲムでは5位でしたね。

そのときは悔しい思いをしたので、今日はいいパフォーマンスをしようと思っていた。でも、ワールドカップの後は、みんなすごく高いレベルで乗っていますよ。

チームメイトのマイケル・ファントーレンハウトはランキングで抜きましたね。

事前にはまだ笑っていたんですけどね。マイケルが素晴らしい足を持っていると言っていた。それでも「(賞金は)山分けでいいよ」と言ったんだ。結果的にうまくいった(笑)。

 

2位のラース・ファンデルハールのコメント

私はクロスの最初の部分をたった1つの目標で乗った。トップ6を確保するために、できるだけ多くの男性から離れることだった。

その後、レース、特に砂地では自分がおそらくベストだと感じた。しかし、エリは今日もとても元気だった。もし彼がレースをしたくないのなら、彼を追い出すのは非常に難しい。

最終周では滑ってましたね。

たぶん、少し早すぎた。その結果、前輪がスリップした。まだプレッシャーをかけたくなかったので、とても辛かった。後でプレッシャーをかけるために、最初に通過したかっただけなんだ。今、エリはそのチャンスを得た。私自身、少し壊れていた。

シリーズチャンピオンはラース・ファンデルハール。2位にエリ・イーゼルビット。3位マイケル・ファントーレンハウト。

Rnk Rider Team Competition
points
Time
1
 ISERBYT Eli
Pauwels Sauzen – Bingoal 15 1:02:45
2
 VAN DER HAAR Lars
Baloise Trek Lions 14 0:07
3
 SWEECK Laurens
Crelan – Fristads 13 0:29
4
 NIEUWENHUIS Joris
Baloise Trek Lions 12 0:40
5
 KUYPERS Gerben
Proximus – AlphaMotorhomes – Doltcini CT 11 0:51
6
 KUHN Kevin
Tormans Cyclo Cross Team 10 1:06
7
 VERSTRYNGE Emiel
Crelan – Fristads 9 1:22
8
 VANDEPUTTE Niels
Alpecin – Deceuninck 8 1:28
9
 VANTHOURENHOUT Michael
Pauwels Sauzen – Bingoal 7 1:35
10
 ORTS Felipe
Burgos-BH 6 ,,
11
 VANDEBOSCH Toon
Alpecin – Deceuninck 5 1:49
12
 KAMP Ryan
Pauwels Sauzen – Bingoal 4 2:09
13
 SOETE Daan
Deschacht – Hens – Maes 3 2:29
14
 BAESTAENS Vincent
Spits CX Team 2 ,,
15
 HUYBS Ward
Baloise Trek Lions 1 2:49
16
 WYSEURE Joran
Crelan – Fristads   3:02
17
 AERTS Thijs
Tormans Cyclo Cross Team   3:10
18
 FERDINANDE Anton
Deschacht – Hens – Maes   3:12
19
 VAN KESSEL Corné
Deschacht – Hens – Maes   3:15
20
 HENDRIKX Mees
Crelan – Fristads   3:18
21
 LAURYSSEN Yorben
Pauwels Sauzen – Bingoal   3:56
22
 ROUILLER Loris
Cross Team Legendre   4:24
23
 GODRIE Stan
    4:41
24
 VAN LIEROP Danny
    4:59
25
 VRACHTEN Arne
    5:20
26
 ALDERWEIRELD Robin
    5:27
27
 BEKAERT Yentl
Baloise Trek Lions   ,,
28
 VANDERLINDEN Lukas
Pauwels Sauzen – Bingoal   6:03
29
 DE MOYER Kenay
Cross Team Legendre  
30
 KUSCHLA Silas
   

 

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