ブエルタ・ア・サンファン第3ステージの個人タイムトライアルで表彰台にたったレムコ・イヴェネプール。
第5ステージでも、逃げ集団を追うために集団先頭に立ってチームのエース、アラフィリップを強力に牽引。残り2.5km地点まで3.5kmに渡って引きつづけたレムコ。
とてもルーキーとは思えない働きで、総合の順位は少し落としましたが許容範囲内のタイム差でゴール。
最終的に総合でも第9位でフニッシュし、23歳未満の新人賞グリーンジャージを獲得。
そんなレムコに対してサガンが語っています。
サガンは語る
レムコの成功は、彼がWorldTourでティーンエイジャーとしてレースするという精神的な課題にどのように対処しているかにかかっていると思うね。
とサガン。
「確かに、彼は素晴らしくて興味深いキャリアを持つことになるだろう」
サガンは、日曜日のレース前に答えた。
「彼の将来について話すのは早すぎるだろうけど、上手くリラックスし続けることができれば、彼は将来を明るいだろうね」
チームのエースであるジュリアン・アラフィリップはステージ2勝をあげて総合2位となった。
レムコはエースをアシストしつつも総合9位となり、ヤングライダー賞を勝ち取った。
大きくタイム差が変わったのは第3ステージの個人タイムトライアルだった。彼より速いライダーは
Valerio Conti(UAE Team Emirates)とAlaphilippeだけだった。
「タイムトライアルだけに依存してたらいけないんだ。たぶん、パリ~ニースかティレーノ〜アドリアティコではそれは違ってくるだろう。でも、もし彼が今みたいに続けていければ、今シーズンもっと良くなるだろうね」
サガンは20歳でトップレベルでレースを始め、その2010年シーズンパリ~ニースで2つのステージを獲得。レムコはアンダー23クラスをスキップし、そのままジュニアレベルからプロレベルに向かった。
レムコは2018年にジュニアレベルで戦った4つのステージレースすべてに勝利。彼はすでに長期的な目標はツール・ド・フランスに勝つことであると言っている。
サガンは
「将来私たちは彼が成長した姿を見ることになるだろう。自分が18歳から19歳のときには、身体が成長したんだ。彼もそうだと思うよ。彼がすでに身体の成熟の最終段階にあるかどうかはわかんないけど、時間が彼ができることを示すだろうね」
レムコは更によくなる
「フィナーレでチームはアルバロホセ・ホッジのスプリントのために働いたんだ。ホッジが2位になるのは不運だったけど、今週チームとして素晴らしい仕事をしたと思う。我々は2つのステージを獲得し、総合2位で表彰台を獲得した。それと僕のグリーンジャージもね」
2月に行われるボルタ・シクリスタ・ア・カタルーニャはフルームやバルベルデなど大物選手が多数出場してくるステージレース。これにレムコも出場。クイックステップは、エリア・ヴィヴィアーニのスプリント勝利を狙っている。
レベルも高く、ここでどのような走りを見せることが出来るのか注目したい。
彼はブエルタ・ア・サンファンでの成績をさらに向上させることができると言うことを恐れていません。
「確かに」と彼は考えずに言った。
「プレッシャーと期待は私にはそれほど気にしないので問題にならない。レースを始めたばかりで、まだ調子がよくない。まだ準備レースだった。自分の体型はいいけど、うまくいけば、もっと良くなることしかできない」
ハートも大物のようです。
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