ジロ・デ・イタリアは最速のステージでライダーは時速50km/hで駆け抜けた。
これだけレースべースが速いと、少しのミスで落車もおきやすい。コース設営には細心の注意が必要となる。
このステージでは4回の落車があったが、ゴール後に骨折が判明しするライダーが二人現れた。
AG2R La Mondiale のトニー・ガロパン(Tony Gallopin)が手首の骨折。
もう一人は、Mitchelton-SCOTTのエドゥアルド・アッフィーニ(Edoardo Affini)が右手の3番目の中手骨を骨折。二人とも第8ステージをスタートしない。
トニー・ガロパン
2️⃣0️⃣2️⃣0️⃣!!! Une belle année de M….. ! Fracture du poignet.
Merci pour les messages. A bientôt
📸 @fredmachabert @AG2RLMCyclisme pic.twitter.com/3R4Jd9qHCO— Gallopin Tony (@tonygallopin) October 9, 2020
トニー・ガロパンが骨折したのはラスト45kmにあった、道路にかかったアーチの部分。
ここでは多くのライダーが落車し、不満を表している。観客のいない道路を走っているのでテレビを見る人には、あまり関係ない部分。
5kmごとに、アーチの必要はないのではないかと言うのだ。
When we’re on the big highways and the peloton squeezes through the 25/15/10 km to go signs/ barriers it’s feels like where on the Night bus for magicals ‘careful man’ it’s gonna be a tight squeeze’ pic.twitter.com/8yIKQQvFmF
— Nathan Haas (@NathanPeterHaas) October 9, 2020
ネイサン・ハーツは
高速道路を走っていて、プロトンが25/15/10kmの標識やバリアを通過するときは、まるで夜行バスに乗っているような気分になる。
と、皮肉を言っている。
Team Sunwebのチャド・ハガは、テレビならばグラフィックで紹介すればよいと批判。
最もな意見だ。
エドゥアルド・アッフィーニ
🤕 #Giro injury update:
A number of our boys were involved in crashes during today’s stressful stage…
Unfortunately @edoardo_affini has fractured the 3rd metacarpal in his right hand and will need surgery so will not start tomorrow 😔 pic.twitter.com/7SdMyFnRxL
— Mitchelton-SCOTT (@MitcheltonSCOTT) October 9, 2020
エドゥアルド・アッフィーニもゴールまで走ったが、レース継続は出来ない。
右手の3番目の中手骨を骨折しており、手術の必要がある。
エドゥアルド・アッフィーニはジロ初出場だったのに残念なことだ。彼は来シーズンからTeam Jumbo-Vismaに3年契約で移籍する。
2018年ヨーロッパU23個人TTで優勝しており、同年のU23世界選手権4位。タイムトライヤルに強い選手だ。
残念ながら、今シーズン残りのレースを走ることはないだろう。しっかりと直して来シーズンから復帰して貰いたい。
レースでのコース設営については、何度も問題となっているが、レース前のチェックなどもう少し考えたほうが良いと思う。
コメント