ストラーデビアンケを独走で勝利し、INEOS Grenadiersのエースとしてロンド・ファン・フラーンデレンに臨んだトム・ピドコック。
だが、INEOS Grenadiersは大落車でベン・ターナーがまたも手の骨折でリタイヤ。オンループ・ヘットニュースブラッドで肘の骨折から復帰したのに、またもチームは痛手を追う。
それでも、ピドコックはビック3に追従し、タデイ・ポガチャルとクリストフ・ラポルトが前に出た時に、先頭に立って吸収する動きを見せる。
だが、残り45kmのコッペンベルグのタデイ・ポガチャルのアタックに沈んでしまう。クリストフ・ラポルトと追っていたが、結局ゴールは8分遅れの52位と惨敗した。
この理由についてピドコックは告白している。
馬鹿げた理由だと
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ピドコックはインスタグラムで以下のようにコメント
昨日はなんということだろう👏 あいにく私は彼らにお返しができなかった。フィニッシュまで辿り着けたのが不思議なくらい、お腹がパンパンになるまでずっとミントだった。バカなミスだけど、来年があるさ 🤷♂️ 早く元気になってね @benjamin_elliott_turner 😘。
今は家で2週間ほど過ごして、またアルデンヌに戻る ⛰️
そのまま、ゴールすれば15位以内は確実だったが、結局、途中で大きな空腹に見舞われたと。つまりハンガーノックだ。
ロンド・ファン・フラーンデレンは273kmと長い。だが、前半は追い風と横風で最終アベレージは44.083 km/hと超高速。
序盤は60km/h。2時間まで49km/hというとんでもないスピードで補給するのも難しかったのは確かだろう。ただ、勝負所からゴールまで力のいるところで力が出せなかったのは勿体ない。
ピドコックの次のレースは、ブランバンツ・パイル。2021年には優勝してるレースだ。
その後、アムステルゴールド、フレッシュ・ワロンヌ、リエージュ〜バストーニュ〜リエージュとアルデンヌクラシックが続く。
そして、ツール・ド・フランスだ。次は、補給ミスのないように願いたい。
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