Team Jumbo-Vismaは今年の1月には、すでにジロ・デ・イタリアとツール・ド・フランスのメンバーを発表していた。
この時には、しっかりとツール・ド・フランスのメンバーにトム・デュムランの名前がエントリーされていたのだけど。
だが、トム・デュムランの休養宣言により、復帰の目途は立たずツールのメンバーがどうなるのか注目されていた。
Team Jumbo-Vismaは正式にトム・デュムランをツールのメンバーから除外することを発表。
8人目のライダー
So here we are, our eight riders for @LeTour 🇫🇷 pic.twitter.com/MDJ9AK0LJx
— Team Jumbo-Visma cycling (@JumboVismaRoad) April 26, 2021
トム・デュムランに代わるライダーは、ヨナス・ヴィンゲゴーだ。2019年にColoQuickのコンチネタルチームからチームに移籍してきて2020ブエルタ・ア・エスパーニャに初出場。
今年はUAEツアー第5ステージで優勝。
続く、コッピ・エ・バルタリではアシストがほとんど開発チームのメンバーだったにも関わらず、総合優勝を決めてしまう。
続く、イツリア・バスクカントリーではエースのプリモッシュ・ログリッチを支えながら、自らも総合2位に入るという離れ業を達成。
アルデンヌクラシックでも、プリモッシュ・ログリッチを助ける働きは凄まじい。これだけの走りをしていれば、ツールのメンバー入りも納得の出来るものだ。
ヨナス・ヴィンゲゴーはチームの公式サイトで
それは夢の実現なんだ。いつもテレビでツールを見ていたけど、選ばれて本当に良かった。
プリモスとスティーブンを助けることで、別の一歩を踏み出し、多くを学ぶことができることを願っている。
ツールはヴエルタとは少し異なるが、きっとまた素晴らしい体験になるだろう。
トム・デュムランが抜けたとしても、かなり手ごわいメンバーであることに変わりはない。
コメント