第1ステージはSoudal – Quick Stepのティム・メルリエ、第2ステージはTeam Visma | Lease a Bikeのオラフ・コーイと新旧のスプリンターが1勝ずつ。
ドイツではマシュー・ブレナンが勝利しており、Team Visma | Lease a Bikeがスプリンターで2勝を一日であげるという珍しい日だった。
第3ステージ アールター~ヘラールツベルヘン 181.8km

コースプロフィールマップ photo renewitour
総合が決まるのは最終ステージではなく、この第3ステージとなりそう。石畳の登りのあるコースはフランドルクラシックだ。
- スプリントポイント Aalter
- 山岳 Rotelenberg (1 km・6.4%)
- 山岳 Kortekeer
- 山岳 Taaienberg (0.2 km・9%)
- 山岳 Berg Ten Houte (1.1 km・5.4%)
- 山岳 Brique-Potterée (1.6 km・4.6%)
- 山岳 Parikeberg (0.7 km・5%)
- 残り2周
- スプリントポイント ミュール (1.1 km・7.7%)
- 山岳 ボスベルグ (0.6 km・8%)
- 山岳 オンケルゼレ・ベルグ(1.3 km・4.2%)
- 山岳 デンデロールトベルグ (0.7 km・7.1%)
- 残り1周
- 山岳 ミュール (1.1 km・7.7%)
- Green KM 1
- Green KM 2
- Green KM 3
- 山岳 オンケルゼレ・ベルグ(1.3 km・4.2%)
- 山岳 デンデロールトベルグ (0.7 km・7.1%)
11人の逃げ
11人が逃げている。
- イゴール・アリエッタ UAE Team Emirates – XRG
- ジェンセン・プラウライト (Alpecin-Deceuninck)
- エドアルド・アッフィニ (Visma Lease-a-bike)
- ローレンツ・レックス (Intermarché-Wanty)
- マテヴジュ・ゴヴェカル (Bahrain-Victorious)
- フィリップ・マチエユク(Red Bull Bora hansgrohe)
- ヨハン・ヤコブス (Groupama-FDJ)
- マキシミリアン・ヴァルシャイド (Jayco AlUla)
- アーロン・ゲイト (XDS Astana)
- シリル・デッセル (Wagner-Bazin)
- ペトル・ケレメン (Tudor Pro Cycling Team)
スプリントポイント Muur (1.1 km・7.7%)
マチュー・ファンデルプールが先頭だったけれど、ティム・ウェレンスが前に。
先頭は1分4秒差。
追走の先頭はマテイ・モホリッチ。マチュー・ファンデルプール、ティボー・ネイス、マティアス・ヴァチェク、ティム・ウェレンス。
山岳 Bosberg (0.6 km・8%)
先頭は48秒差でボスベルグに。
追走にはAlpecin-Deceuninckからマチュー・ファンデルプールとティボール・デル・グロッソも乗っている。
INEOS Grenadiersからはアクセル・ローランスが追走に乗っている。
残り55km。先頭は20秒差となり後ろを待っている。
山岳 Onkerzele Berg (1.3 km・4.2%)
ここは舗装された登り。
残り49kmで先頭と追走が合体。
集団は19秒差。これは捕まるか。
集団が登りで後ろまできている。
先頭はロジャー・アドリア。タイム差は10秒。
ミュールに向かう。
残り1周
残り1周に。
山岳 Muur (1.1 km・7.7%)
アルノー・デリーが先行していたけれど、マチューが前に。
マチューが加速するとアルノー・デリーだけがついている。ティム・ウェレンスは離れた。
ミュールをマチュー・ファンデルプールがトップ通過。アルノー・デリーが続いている。
フレッド・ライトも遅れた。
ティム・ウェレンスが追いついてくる。
残り30km。後続と15秒差。
Green KM 2
ここはアルノー・デリーがトップ通過。
Green KM 3
ここでマチュー・ファンデルプールがアタック。
2人を登りで引き離した。
あっという間に二人の視界からマチューが小さく見えている。
残り24kmで追いついた。また3人に。
マチューもまだ爆発力が戻っていないのか。
追走は4人。ティボール・デル・グロッソは最後尾で監視。
山岳 Onkerzele Berg (1.3 km・4.2%)
先頭は登りに。
残り15km。再び追走を引き離した。
なんと、追走にいたティボール・デル・グロッソがパンク。
残り12km。マチューのアタックはあるのか。
ティボール・デル・グロッソが追いついてきた。
山岳 Denderoordberg (0.7 km・7.1%)
石畳の登りだ。
マチュー、ティム・ウェレンス、アルノー・デリーの並び。
マチューが先頭で登る。アルノー・デリーは登りを耐えないといけない。
残り4.4km。これはゴール勝負だ。
最後は登っている。これだけ走ってからのスプリントだ。
残り2.3km。
ティム・ウェレンスが仕掛ける。
しかし、これは逃がさない。
残り1.1km。
ティム・ウェレンスが先頭。
さあ、最後の登りだ。
アルノー・デリーが先行する。
アルノー・デリーが仕掛ける。ティム・ウェレンスが離れた。
アルノー・デリーが先頭で引き離そうとする。
さあ、マチューがまくりに入る。
マチューが前にでた。
マチューがアルノー・デリーを抜いた。
ラスト50。
マチューがデリーを引き離しにかかる。
アルノー・デリーは離れない。
マチューが後ろを確認。
マチュー・ファンデルプールが、アルノー・デリーをおさえて勝利!
ツール・ド・フランスを肺炎でリタイヤしたけれど、狙っていたステージで見事に優勝。
いつもの独走とはならなかったけれど、追いこめたので目標達成だ。
ティム・ウェレンスは3位。
4位にはAlpecin-Deceuninckのティボール・デル・グロッソ。
アルノー・デリーが総合トップにたった。
リザルト
優勝したAlpecin-Deceuninckのマチュー・ファンデルプール
いいタイミングだった。チームでペースを上げようとしたが、それがうまくいった。ティボール・デル・グロッソもそこにいたので、良い状況だった。
僕自身は脚の状態があまり良くなかったが、崩れることもなかった。初めて集団に捕まった時は、あまりできるとは思わなかった。
幸いにも回復できた。特に、体力を消耗しなかったのは良かった。世界選手権に向けて、まさにこのような努力が必要だった。長時間、深くまで取り組むことは、最高の状態を目指すための良い方法だ。まだそこまでには至っていない。
まだ自分の限界に達していないのは確かだ。MTB世界選手権に向けてもっと成長しなければならないが、だからこそここにいるんだ。
総合順位では、現在デリーのすぐ後ろにつけている。まだ総合優勝を狙っているのだろうか?
もちろん挑戦するつもりだ。土曜日のステージは危険で、日曜日も厳しい一日になるだろう。でも、ここでステージ優勝することが目標だったし、それは達成できた。残りはボーナスだ。
2位 Lottoのアルノー・デリー
第3ステージ リザルト
総合
ポイント賞
新人賞
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