パリ～ルーベに向けてTeam Visma | Lease a Bikeが最強のチームだと思われていた。だが、チームは満身創痍。
ワウト・ファンアールトは、ロンド・ファン・フラーンデレンで落車。
Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット
前日のプレゼンテーションでは姿を見せていた2022パリ～ルーベ覇者のディラン・ファンバーレは、当日病気で欠場。
エースとなったクリストフ・ラポルトは、序盤のパンクで戻ってくることはなかった。Team Visma | Lease a Bikeを支えたのは、ミック兄弟とペール・ストランド・ハーゲネスだった。
ティム・ファンダイクは、ルーベ競輪場で8位を目指して9人でスプリント。見事にトップでゴールを越えたが、レース後に降格となってしまう。
ティム・ファンダイクは何をしたのだろか?
競輪場でのルール
#ParisRoubaix 🇫🇷🚴♂️
Tim van Dijke teruggezet van plekje 8 naar plekje 16
Hij heeft buiten het parcours gefietst 🥴 pic.twitter.com/J2ArdbFbzn— Boertje Pummel (@BoertjePummel) April 7, 2024
ミック兄弟はアシストするクリストフ・ラポルトが、パンクで脱落したので、自由に走れるチャンスをもらった。
ただ、兄のミック・ファンダイクはパンクと落車。ティム・ファンダイクはマチュー・ファンデルプールのアタックに遅れてしまい、後続グループに。しかもパンクもしてしまう。
それでもティム・ファンダイクは8位を目指す9人のスプリントにチャレンジ。だが、8位でゴールする前に、競輪場でミスをおかしてしまった。
上記の投稿画像のように、ティム・ファンダイクはトラックの内側の青い部分を使って前で出てしまった。競輪のルールと一緒で、内側から前の選手を抜いてはならない。
集団最後尾の16位に降格となってしまった。
ティム・ファンダイクのコメント
ルールはルール。トラック・サイクリングでは、どうやらそういうものらしい(笑）。ちょっと残念なのは、そこまで理解していなかったこと。8位でゴールしたかったから、アタックに集中したんだ。可能な限り短いターンでフィニッシュしたんだ。
今にして思えば、それを知っておくべきだったね。でも、だからといって僕のパフォーマンスが落ちるわけではないと思う。ただ、後味は悪いけどね。
双子の弟ミックも19位でフィニッシュしている。二人共シクロクロスの経験があり、ティム・ファンダイクは2021世界選手権U23で10位となっている。
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