タデイ・ポガチャルがリエージュ〜バストーニュ〜リエージュで手首を骨折したのが4月23日。
その1週間後には、キッチンでローラーを漕ぎ始めている。タデイ・ポガチャルが路上に戻ったのは、事故から5週間後のことだった。
つまり、ツール・ド・フランス前の一番大事な時期に、ローラーだけでトレーニングしていたことになる。
ローラーのみでツールに?
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完全にローラーだけではないけれど、路上に戻るまで約1か月以上路上で走っていない。これはツールを目指すライダーの練習としては、考えられないことだ。
それについてタデイ・ポガチャルは以下のようにコメントしている。
型破りな準備だった。ほとんどの日は午前中に 1 ~ 2 時間、午後にもう 1 つのセッションを 2 つ行った。激しいが、それが必要なことなんだ。
あなたの両親は、子供の頃、レースの際に「決して諦めない、努力する、そして決して諦めない」というモットーが書かれた大きな旗を持ってくることで知られてますね。
ありきたりに聞こえるかもしれないが、私はそれが気に入っている。自分はストレスで多くのエネルギーを浪費しない。
自分は本質的にかなり物静かな人間だと思う。そして、それが困難なときに物事をより明確に見るのに役立っているのかもしれない。
医師は屋外でレースをする許可を与えましたね。それまで、外出の写真をソーシャル メディアに投稿してましたが、楽しんでいた?
自然、目に映る場所。さまざまな経験ができるのは素晴らしいことだ。
婚約者であり、Team Jayco AlUlaのプロサイクリストであるウルシガ・ジガードにも助けられましたか?
自分たちは相手が何を経験しているのかを理解しており、支援を提供できる。私たちはお互いを励まし合っている。
手首を骨折しながらキッチンで自転車界最大のレースに向けてトレーニングを行った後、特にヨナス・ヴィンゲゴーや残りのライバルを上回ることができる?
もちろん、そんなことは起こりたくなかった。でも、長い休養が待っていたので、怪我のせいでもう少し休まざるを得なかったのだと思う。
何か前向きな結果になる可能性さえある。
骨折が判明した時点では、ツールに間に合わないのではないかと言われていた。準備レースも、国内選手権のみ。
実際、ツールが始まってみないと、どこまで回復出来ているかは本人にもわからない。ローラーで準備が出来たということになると、また話は変わってくるだろう。
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