UCIは、2020年シーズンに向けてワールドツアーおよび女性のワールドツアーライセンスを付与されるチームを発表。
男子ワールドツアーチームは19チーム。女子ワールドツアーチームは7チーム。Pro Teamは18チームとなった。
UCIが女性のプロチームライセンスを与えるのは初めてであり、以前はイベントをワールドツアーとしてのみ分類していた。
2020 UCI WorldTeams
Mitchelton-Scottについては、UCIの必要書類の一つが遅れており審査中とのことだ。
UCIは、2023年には18チームしかワールドツアーチームの場所は確保できないことを発表している。
そのため、次の3シーズン中にランキングを争うことになる。つまり1チームは2023年シーズンからワールドツアーチームから脱落することになるから熾烈な争いとなるだろう。
女子ワールドツアーへの参加を希望するチームは、最低賃金や出産休暇など、UCI改革の厳しい基準を遵守する必要がある。
また、チームは4年間のスポンサーシップを保証する必要があったため、多くの女性チームが制限が厳しくなり、ほとんどの女性チームはコンチネンタルレベルでレースを行うことになった。
4年間と言えばかなり長いので難しいですよね。
Lotto-Soudal Ladiesなども男子チームがありながら承認を得ていない。
サイクリングの運営団体の目的は、最終的には女性のワールドツアーを15チームに拡大する予定だ。男女平等を目指すならば当然ですね。
2020 UCI ProTeams
男性のProSeriesレベルのレースの創設の一環としてこれまでProfessional Continentalと言われていたチーム名が、2020年からPro Teamsと名称が変更となる。
UCIは、2019年のコンチネンタルランキングのトップだったTotal Direct Energieが、すべてのWorldTourイベントに自動的に招待されることを確認した。
だが、Total Direct Energieはジロ・デ・イタリアに関しては辞退している。
Circus-Wanty Gobertは、2番目にランキングポイントが高いProTeamであり、1日のUCIクラシックシリーズレースへの自動招待を確保している。
マチュー・ファンデルプールのCorendon – Circusは、スポンサーであるCircusがWanty-Gobertチームのタイトルスポンサーとなるため、Corendon – CircusからCorendonに変更となる。
そして、Wanty GobertはCircus–Wanty Gobertとチーム名が変更となる。
Pro-Taemは上位2チームが既にワイルドカード枠を取っているので、厳しい戦いを強いられることになる。スポンサー離れにならないと良いですけどね。
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