ロードバイクの情報を発信しています!

世界一の逃げ屋Lotto Soudalのトーマス・デヘントは世界一タフな男 ランカウェイにも出場

海外情報
StockSnapによるPixabayからの画像
この記事は約4分で読めます。

2022年のロードシーズンがほぼ終わりを迎えている時に、マレーシアで、ツール・ド・ランカウェイが3年振りに開催される。

ツール・ド・ランカウェイは、アジア最大のロードレースであり、過去には日本人がベストアジアライダー賞も獲得している。今年はワールドツアーチームが6チームも参加。

Lotto Soudalからは、世界一の逃げ屋といわれるトーマス・デヘントも出場する。

 

スポンサーリンク

レース数の多さ

 

Lotto Soudalのツール・ド・ランカウェイのメンバー

  • 21 カルロス・バルベロ
  • 22 トーマス・デヘント
  • 23 ジェラド・ドリズナー
  • 24 レイナルト・ヤンセファンレンズバーグ
  • 25  シルヴァン・モニケ
  • 26 リュディガー・ゼーリッヒ

 

Lotto Soudalは最後まで戦いを諦めない。残りのレースにメンバーを送り続ける。

  • 10月8日 ツール・ド・ランカウェイ
  • 10月9日 ジロ・デル・ベネト
  • 10月16日 ジャパンカップ
  • 10月16日 べネトクラシック
  • 10月16日 クロノ・デ・ナシオン

 

トーマス・デヘントは、これまでもシーズンのレース数が最も多い選手の一人だった。グランドツアーの出場も多く、集団の先頭を引く姿は見慣れた光景だ。

  • ツール出場 9回 ステージ優勝2回
  • ジロ出場 6回 ステージ優勝2回  2012総合3位
  • ブエルタ出場 8回 ステージ優勝1回 2018山岳賞獲得

3つのグランドツアーを一度に走った2019年には94レースも走っている。しかし、2021年にはオーバートレーニングで燃え尽き症候群にかかってしまったことも。

 

2022シーズンも、すでに89レース走っている。ランカウェイも走ると97レースとなる。プロトンで最もタフなライダーの一人だ。

トーマス・デヘントは、ランカウェイのレース前のインタビューで以下のように語っている。

 

私はすでに89レース日を過ごした結果、シーズンを終了していた。しかし、チームはまだ4レースを行う。ライダーが欲しかっただけだ。

チームは私にここに戻ってくるチャンスを与えてくれた。私はいつもよりユニークなレースをするのが大好きなので、もう一度コーチングを再開したんだ。

シーズンの初めには意図的ではなかったが、シーズンの終わりはそうでもない。

私はチームの降格問題は、すでに終わった戦いだと信じている。1000ポイント以上離れている。スタッフの多くは、過去1~2週間で、ワールドツアーにとどまるのが難しいと感じていると思う。

それでも、同じプログラムを続け、レースに戻ることにした。

ファクターがなくなったので、もうここには来ないと言ったかもしれないが、それでもこのレースを称えたいし、やる気のあるチームと共にここにいる…。

勝利のためにここにいるんだ。UCIポイントだけが、ここに戻ってくる唯一の動機ではないことは明らかだ。

 

すでに、チームのメンバーも降格することはわかっている。ただ、来シーズンは全てのワールドツアーに参加できるし、拒否権もある。それほど悪いことばかりではない。

 

トーマス・デヘントが、ランカウェイを走るのは初めてのことだ。シーズンの当初には考えられなかったことだろうけど、チームのためだ。

ランカウェイはスプリンターステージが多いので、トーマス・デヘントが逃げるチャンスもあるはず。ただ、今年はプロチームも5チーム参加しており、レベルは過去最高。欧州のレースと変わりない。

トーマス・デヘントには、アジアのライダーに、欧州の本場の逃げのパワーを見せて貰いたい。アジアのライダーがついていけるかな。

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました