今シーズン限りでQuick-Step Alpha Vinyl Teamを去るマーク・カヴェンディシュ。
チームでの最後のレースはメモリアル・リック・ファン・ステーンベルヘン/ケルペンクラシック。スプリントでAlpecin-Deceuninckのティム・メルリエに破れて2位だった。
ただ、リードアウトが早く、マーク・カヴェンディシュは最後の立ち上がりのカーブから先頭を走らなければならず、明らかにスプリントを行うタイミングが速かった。
だが、これもレースだ。マーク・カヴェンディシュはレース後のインタビューで何を語ったのだろうか?
2位にがっかり
Por mto pouco CAV não ganha a sua última corrida na @qst_alphavinyl. O vencedor da #MemorialRikVanSteenbergen foi Tim Merlier @MerlierTim
pic.twitter.com/fqAkl0vndm— BikeBlz (@BikeBlz) October 10, 2022
マーク・カヴェンディシュは、レース終了後のコメントを以下のように語る。
Quick-Step Alpha Vinylで最後のレースで勝てなかったことに失望しているが、選手たちとレースのやり方を誇りに思っている。
今日の彼らは強く、本当に献身的で、私に良いリードアウトを与えてくれた。彼らのためにも勝利を収めたかったが、それは不可能だった。
最後は勝利で飾りたかっただろうけど、これもレースだ。
マーク・カヴェンディシュは、あと2シーズンレースを続けたいと希望しているが、移籍先の情報は最近ない。どこに移籍となるでしょうね。
イーリョ・ケイセも最後のレース
Last race, emotional moment. This is the #Wolfpack ! Teamwork till the end. 2nd place for @MarkCavendish 🥈 @qst_alphavinyl A big hug for @StijnSteels . Teamwork 🏆 #KempenClassic #memorialrikvansteenbergen #arendonk pic.twitter.com/1L1JUwr9vC
— T Hertogs (@bikepatrolbe) October 9, 2022
ゴール後に、マーク・カヴェンディシュは引退するイーリョ・ケイセとも抱き合っている。
18年のキャリアで13年ウルフパックに在籍。8回のグランドツアーに出場し、17回のモニュメントでのスタートを切り、キャリアで5勝を上げている。
今日は感動的な日でしたが、その一方で、自分のキャリアが終わったことをうれしく思う。この章は間違いなく十分に長かったので、新しい章の準備ができている。今年はスーパーシーズンがなかったので、さよならを言っても大丈夫です。
イーリョ・ケイセは、トラック競技もしており、最後はゲント6日間のトラックレースで最後となる。マディソンではマーク・カヴェンディシュとコンビを組んでいたこともある。
イーリョ・ケイセは、チームのスポーツディレクターになることが予定されており、来シーズンからはサポートカーに乗った姿が見られるはずだ。
コメント
カヴェンディッシュは、こらがクイックステップラストレースなんですか?ジャパンカップかツールドフランスさいたまで出場するんのでは?クイックステップのジャージを着て走るのでは?
イーリョ・ケーセをハグしてる姿は感動的ですね。
ロードレース界のエース級の(エース級・アシスト級問わず)引退選手を称える風習がかっこいいです(>_<)
UCI公認レースでは最後かと思います。さいたまではレジェントチームなので、Quick-Step Alpha Vinyl Teamのジャージは着るけどチームのサポートとかはないでしょうね。
ジャパンカップには、ワールドツアーチームは6チームが参加。残念ながらQuick-Step Alpha Vinyl Teamのエントリーがないのが残念。
イーリョ・ケイセは、まだゲント6日間でトラック競技にも出場するので、まだトレーニングを続けるはず。ゲントの帝王と言われてましたから、最後の雄姿も楽しみです。
【追記】
ケイセは、Putte-Kapellenも走るとツイッターでコメント。2018年からUCIレースでないけど走るようです。