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タデイ・ポガチャルはエディ・メルクスとステファン・ロッシュに並ぶ

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StockSnapによるPixabayからの画像
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タデイ・ポガチャルは、残り100kmで最後にプリモッシュ・ログリッチのアシストを受けてアタックをした。

ログリッチは、

「歴史的瞬間に参加できたことを誇りに思う。彼は自分の本能に従っていたと思う。それが彼に多くの勝利をもたらした。最高だった。

普段はお互いに対抗して走るのですが、今は一緒に走る。この勝利に参加できてとてもうれしい。」

見事に決まった訳だが、残り100kmの内、単独走行は41km。もう驚異的といかいいようがない。

タデイ・ポガチャルは、この勝利により歴史に名前を刻むことになった。

 

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3冠達成

 

タデイ・ポガチャルは、2024 ジロ・デ・イタリア、2024 ツール・ド・フランス、そして2024 世界選手権ロードの3冠を達成。

同一年でこれを達成したのは

  • 1974 エディ・メルクス
  • 1987  ステファン・ロッシュ

2人しかいない。これにタデイ・ポガチャルは、名前を連ねることになる。

 

キャリア全体で2つのグランツールと世界選手権を制したのは5人だけ。

    • ヤン・ヤンセン
    • ファウスト・コッピ
    • ベルナール・イノー
    • ヨープ・ズートメルク
    • フェリーチェ・ジモンディ 

いずれも歴史上の偉大なライダーばかりだ。

まあ、女性となると2023年に引退したアネミエク・ファンフルーテンが、ジロ・ツール・ブエルタ、世界選手権と全て勝っている。

これは男性では不可能だ。不可能ですよね。

 

エディ・メルクスも驚き

 

人食い人種エディ・メルクスも、ワールドカップでのタデイ・ポガチャルの素晴らしい活躍に信じられないという表情を浮かべている。

 

彼は同世代で最も強いライダーだ。それについてはもはや疑いの余地はない。彼のやったことは本当に信じられない。言葉では言い表せない。

自分でも100キロ以上の距離をアタックする勇気はなかっただろう。それには夢中になる必要がある(笑)。

彼が攻撃したとき、私は彼を恐れ始めた。通常、これほど長い攻撃の後に勝つことは不可能だが、タデイはそれをやった。

ご存知のとおり、私の年齢(79歳)では、少々のことでは驚かない。だが、タデイはそれをやり遂げた。

私は彼が世界チャンピオンになれるのではないかと思っていたが、決してこんなふうになるとは思っていなかった。彼は本当に最高です。おめでとうございます。

 

エディ・メルクスでも、残り100kmでアタックをかけることは考えられないと。それをやってのけるタデイ・ポガチャルとはなんなのか。新しき歴史を作り続ける男だ。

 

 

コメント

  1. ソルト より:

    今のロードレースはBIG6やガンナ、メルリール、フィリップセン、ミランといった選手が他の選手に比べて明らかに別格だと感じてましたが、
    そのずば抜けた面々と比べてもさらに別格に成長してきましたね、ポガチャル…。

    • ちゃん より:

      そう、完全に歴史を刻み続ける男ですね。残り100kmからアタックして勝つのならば、どんなレースでも勝ってしまう。
      まあ、コースもよかったけれど、来年はさらにポガチャル向け。この傾向はさらに続くのかも。

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