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減量薬と言われるセマグルチドは自転車ではドーピングとなるのか?

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jacqueline macouによるPixabayからの画像
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2022年にアメリカで認証され、日本でも健康保険の対象となっている「やせ薬」がある。

イーロン・マスクもやせ薬で、2022年に13kgも体重が落ちたとか。

あくまで肥満の人が使った場合に、食欲が抑えられて体重が15%程度減るとのことだ。

 

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自転車競技では

 

上記のように堀江氏も使っている様子。実際に治療目的で処方された人は多くの効果が出ている。

あくまで、BMIが27以上で、2つ以上の肥満に関する健康障害があり、食事療法や運動療法をしても効果のない人が薬の対象だ。

では、自転車競技ではどうだろうか。登りを早く上がるにはパワーを落とさずに体重を落とすのが最も効果が高い。

そのため、少しでも体重が増えないように苦労しているライダー。脅迫観念にもかられる人もいるほどだ。プロでは拒食症、摂食障害の人も結構いる。

 

しかし、すでに競技しているライダーの場合、100kgも体重がある人は中々いない。特に、トッププロでは見当たらない。みんな痩せすぎの部類に入るだろう。

そもそも、運動しているのだから必要ないのだけど。

使って効果があるかもしれないけど、これでパフォーマンスがあがるかというとそうでもないようだ。

  • 筋肉も落ちてしまう
  • 1日数千カロリーを消費している場合にはあまり効果なし
  • 低血糖になる可能性あり

 

WADA (世界アンチ・ドーピング機構)では、

「オゼンピック (セマグルチド) は禁止薬物ではない。ただし、スポーツにおける潜在的な不正使用パターンを検出するために、2024 年のモニタリング プログラムに含まれている。」とのこと。

普通に考えると、元気に運動している人には関係ない薬のようだ。

 

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