2023年シーズン、AG2R Citroën Teamは青と赤が良く目立つBMCのバイクに乗っている。
2023年シーズンに、Campagnoloのコンポとホイールを使用するのは、AG2R Citroën Teamだけとなっていたが、これも2024年から変わりそうだ。
フランスの新聞 Ouest Franceの情報では、AG2R Citroën Teamは2024年からVan Ryselのバイクに切り替えると言われている。
Van Rysel
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Van Ryselは、今年1月の展示会ですでにワールドツアーチームのスポンサーになると予告していた。
Van Rysel XCRタイムトライアルバイクのトップチューブに書かれた言葉を見てみると
「UCI 2024 World Championship Ready to Win」と書かれている。
Van Rysel は、フランスのチェーンDecathlonのパフォーマンスロード部門。
Decathlonは、Van Ryselというブランド名で自転車、コンポーネント、サイクリング アパレルを製造している。
Decathlonは、過去にAG2R Citroën TeamとCofidisにバイクを提供していた。現在は、Cofidisにウェアを提供しているので、てっきりCofidisと提携するのかと思っていたけど。
Van Ryselは2018年に設立されているけれど、公式サイトにはバイク販売はまだない。Decathlonのサイトからバイクが販売されている。
RCR Van Ryselバイクが、最も先進的なレーシングバイクで展示会で見られた。軽さ、剛性、エアロダイナミクスの完璧なバランスで、2023年4月から利用可能と言われている。
多分、Shimanoのコンポを搭載するので、Campagnoloはワールドツアーから見られなくなるかもしれない。
こんなバイクに乗る?
Van Ryselでは、3Dプリントによってつくられたカスタムフォークも開発している。レースで見ることはないだろうけど、展示会ではタイムトライヤルバイクのフォークに使われていた。
将来の設計のためだと言われており、PNPL3.0に続くコンセプトバイクの開発も行っている。
Van Rysel、Decathlon Advanced Design、Autodeskのデザイン チームは、ヘルメットとシューズに取り組む前に、まずバイクのフォークとフレームに焦点をあてて開発している。
フォークもカバーがなければ、風通しがよさそう。現在はカーボンだけど、再利用が出来ないので開発チームは、他の素材でも試している。
こんなバイクで、ツール・ド・フランスの個人タイムトライヤルが行われたら、話題沸騰となりそう。
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