2023 Gooikse Pijl ベルギーのスプリント決戦は誰が勝った?

GooiksePijlは2004年に初めて開催。Ixina Gooikse Pijl p/b Lotto(1.1)

2012年以降はUCIカレンダーに参加。当時はまだ2クラスのレースだったが、2018年以降、GooiksePijlは1クラスのレースに昇格している。

過去の優勝者

• 2021　ファビオ・ヤコブセン
• 2020　ダニー・ファンポッペル
• 2019　パスカル・アッカーマン
• 2018　ヨルディ・メイウス
• 2017　 ケニー・デハース　
• 2016　 アイディス・クルオピス　
• 2015　オリバー・ナーセン
• 2014　 ローイ・ヤンス　
• 2013 　BUGGE Vegard Robinson　
• 2012　 HANSON Ken　

ハレ～ゴーイク　199km

コースマップ　photo  procyclingstats

コースはとても簡単。ハレからスタート。ゴーイクで21.8kmのローカルラップを8周する。

コースプロフィール　photo procyclingstats

ローカルラウンドでは、ゴーイクに戻る前に、レールベーク、ウーティンゲン、フォレゼーレ、デンデルウィンデーケを通過する。

最後の曲がりはフィニッシュの900m前。ゴール手前400mでは、道路が少し左に曲がるので、ポジショニングが重要になる。さらにゴールは登っているので厳しいスプリントとなる。

注目されるライダーは

•  Quick-Step Alpha Vinyl Team　ファビオ・ヤコブセン、イーサン・バーノン
•  Lotto Soudal　カレブ・ユアン
•  Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux　ヘルベン・タイッセン
• Jumbo-Visma　オラフ・コーイ
•  Israel – Premier Tech　セップ・ファンマルク
•  Cofidis　ピート・アレハールト
•  Team Jayco AlUla　ディラン・フルーネウェーヘン
•  Uno-X Pro Cycling Team　アレクサンダー・クリストフ
•  Alpecin-Deceuninck　ジャスパー・フィリップセン

当初はTDT-Unibet Cycling Teamのハリー・タンフィールドなど3人が逃げていた。

集団先頭はLotto-Dstny。

4人が合流して6人の逃げが完成。

1. ハリー・タンフィールド　TDT-Unibet Cycling Team
2. Yentl Vandevelde(TDT-Unibet Cycling Team)
3. Thijs de Lange (Metec-SOLARWATT p/b Mantel)
4. Bodi del Grosso (ABLOC CT)
5. Yentl Vandevelde (Tour de Tietema-Unibet)
6. Ruben Apers (Flanders-Baloise)
7.  Gage Hecht (Human Powered Health)

集団はSoudal – Quick Step、Team Jayco AlUla、Jumbo-Vismaと引く。

先頭のタイム差は1分48秒に。

残り25.8km。Lotto-Dstnyが攻撃。先頭まで27秒差に。

最終的に3人が残った。しかし、残り22kmで捕まる。

カレブ・ユアンが脱落したために、Lotto-Dstnyが攻撃。25人ほどが前に出ている。

残り1周

集団はラスト周回に。まだ前に10秒差で逃げている。

ゴール手前で、ようやく逃げを捕まえた。最後のゴールに向けて、Team Jayco AlUlaが先頭でディラン・フルーネウェーヘンを引く。

ジャスパー・フィリップセンは、ラモン・シンケルダムのリードアウトを受ける。

最後のカーブを曲がってきた。昨年と同じような光景だ。

ルカ・メズゲッツのリードアウトを受けたディラン・フルーネウェーヘンが一番右に。

左からJumbo-Vismaのオラフ・コーイ、Soudal – Quick Stepのファビオ・ヤコブセン、Intermarché – Circus – Wantyのヘルベン・タイッセン、Alpecin-Deceuninckのジャスパー・フィリップセン、Team Jayco AlUlaのディラン・フルーネウェーヘン。

ジャスパー・フィリップセンが、ディラン・フルーネウェーヘンをまくりにでる。

ジャスパー・フィリップセンが先頭にたった。

オラフ・コーイ、ジャスパー・フィリップセン、ヘルベン・タイッセンの戦いとなるか。

いや、オラフ・コーイ、フィリップセン、ディランの戦いだ。

3人がハンドルを投げた!

勝ったのはジャスパー・フィリップセンだ!

ジャスパー・フィリップセンは、このスプリンター決戦も制してしまった。今シーズン最も強いスプリンターと言って良いだろう。これで、シーズン13勝目を記録した。

リザルト

ジャスパー・フィリップセンのコメント

最終ラウンドは予想以上に激しかった。 スプリントは簡単で、助走も良いと思った。

最終ラップで第2グループに入ってましたね。

スプリントするにはまだ何かを修正する必要があった。

スプリントを回避したのはLotto-Dstnyが最後に逃げてましたが、なんとか捕まえましたね。

彼らのカレブ・ユアンが欠場していたので、彼らがかなり活発だったことはすでに見ていたと思う。彼らはそのようにしてみなければならなかった。

少し驚いたが、そこに行くために全力を尽くした。それは大変だった。かなり深くまで行かなければならなかった。はい、2回スプリントしなければならないような気がした。

一度の努力では回復できず、再び全力を尽くしてスプリントしなければならなかった。

スプリントでは、オラフ・コーイとディラン・フルーネウェーヘンには速すぎたようですが。

私はしばらくディランのスリップストリームを利用しようとしたが、おそらく十分な長さではなかった。それですぐに自分が先頭に立った。

ベストは終わったという気持ちもあったので、まだ誰かが後ろから来るのではないかという不安もあった。でも、達成できてよかった。

2位のオラフ・コーイのコメント

遠くから来なければならなかったが、それがこのコースで直ちに不利になったとは思わない。スプリントはできたが、残念ながら1人の方が速かっただけだ。私たちはこれでなんとかしなければなりません。

集団スプリントに向けた伝統的な「退屈な」助走ではありませんでしたね。決勝では、大規模な先頭グループが逃げようとしたが、最終的にはスプリンターを含む集団が戻ってきてました。

トップグループが近づいてきたとき、いくつかのチームはまだ何かが可能だと考えた。私は2番目のグループにいたが、最終的にはすべてが再び揃って、スプリントを開始することができた。