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世界一の逃げ屋 トーマス・デヘントは燃え尽き症候群から復活出来るか?

海外情報
Photo credit: Ronan Caroff on VisualHunt
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2021年は、トーマス・デヘントとティム・ウェレンスの年ではなかった。

デヘントは、燃え尽き症候群に陥って早々にシーズンを終え、前半好調だった、ティム・ウェレンスも事実を追い求めることになった。

トーマス・デヘントは、「昨年のようなわけにはいかないと、チームの全員が自覚している」と言う。

 

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オーバートレーニング

 

トーマス・デヘントは海外サイトsporzaでインタビューに答えている。34歳となったトーマス・デヘントだが、2019年には全てのグランツールを走るという離れ業も見せてくれている。

だが、2021年は完全にオーバートレーニングでバーンアウトになっていた。

 

「今は、熱意を持ってここにいる。1年間それを失っていた。

昨年はオーバートレーニングだったので、肉体的にうまくいかないと、精神的にも苦しくなってくる。燃え尽き症候群のような症状が出ていた。

理由を探しても、ただ単に休養が足りなかっただけだと思う。ジロとツールの間には1週間半しかなかった。すべてにおいて、無理があったね。

パフォーマンスの低下は、年齢や体力の衰えのせいではないはずだ。ただ、それがオーバートレーニングのせいだと気づくのが遅すぎた。

その後、早々にシーズンを止め、3週間何もしなかった。それで十分に完治するはずだ。」

 

オフでも、3日しか休まないというトーマス・デヘントでも、やはり長いステージの後には休養が必要ということですね。

 

楽しみを見つけたい

 

ロットは、カレブ・ユアンがツールで落車リタイヤするなど、不本意なシーズンを送った。それはチームランキングにも表れていて、かなり危ない状況になっている。

 

「カレブ・ユアンがツールで落車するなど不運もあったが、チームの誰もが昨年のようなことがあってはならないと認識している。

でも、今はとてもいい雰囲気だ。チームビルディングでは、新人ライダーたちが大笑いしていた。

3日間、楽しい時間を過ごすことができた。また、絆を深めるのに最適な方法であるお酒を飲むこともあった。何かが変わったと感じる。

来年はまた楽しみを見つけて、よりアグレッシブなレースをしたいですね。欲望が戻ってきた。全てがうまくいけば、続けるだけだ。」

 

疲れがあると精神的にも前向きになれない。以前、トーマス・デヘントが言っていたように楽しみを見つけないと自転車も続かない。

 

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