Trek-Segafredoから2022年古巣のAstana Qazaqstan Teamに復帰するヴィンチェンツォ・ニバリ。
2021年シーズンには、地元ジロ・デ・シチリアで2年振りの勝利をあげた。
37歳となったメッシーナのサメは、キャリアで54勝。
その勝利には、2013・2016ジロ・デ・イタリア総合優勝、2014ツール・ド・フランス総合優勝、2010ブエルタ・ア・エスパーニャ総合優勝が含まれている。
更に、イル・ロンバルディアは2015年と2017年に勝利。2018ミラノ~サンレモも獲得しており、二つのモニュメントを既に獲得している。
キャリア終盤だが2022年シーズンに欲張りなスケジュールを発表して驚かせてくれる。
5つのモニュメントを走る
Inizia la mia nuova avventura
Happy new Year 🥳 🍾🥂@AstanaQazTeam @WilierTriestina #squalodellostretto pic.twitter.com/kTKN6lbRp6— Vincenzo Nibali (@vincenzonibali) January 1, 2022
Astana Qazaqstan Teamは、2022年シーズンを新たなメンバーで戦う。これまでのエースだった、アレクサンドル・ウラソフにヤコブ・フルサン、イサギレ兄弟などがチームを去った。
かわりに、ニバリとミゲルアンヘル・ロペスが戻ってくる。二人は、ジロとツールを一緒に走るというから驚きだ。
たぶん、ジロは地元のニバリがエースを務め、ツールではミゲルアンヘル・ロペスがメインとなるだろう。
ニバリは、記者会見で、以下のように語る。
何が自分の最大の目標なのか、それにこだわって走るというプレッシャーのあるシーズンは送りたくない。
絶対に逃したくない目標や、勝利したいレースがあるのは確かだ。
今シーズンはプレッシャーを感じることなく、ただ楽しんで、良い結果を出したい・・・クラシックかグランツールか、どのレースに集中するかは後で決めることにする。
ニバリは、モニュメントを全て走るが、石畳が不得意ということはない。
フルームが落車してリタイヤした2014ツール・ド・フランスでは石畳のステージで3位となり、総合優勝の足かがリとなっている。
ニバリのレーススケジュール
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2月6日 ボルタ・ア・ラ・コムニタ・バレンシアナ
- 3月7日 ティレーノ〜アドリアティコ
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3月19日 ミラノ~サンレモ
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4月3日 ロンド・ファン・フラーンデレン
- 4月17日 パリ~ルーベ
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4月24日 リエージュ~バストーニュ~エリージュ
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5月6日 ジロ・デ・イタリア
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7月1日 ツール・ド・フランス
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10月8日 イル・ロンバルディア
かなり、集中したプログラムだけど勝利に絡むことが出来るだろうか。ケガないように乗り切って貰いたい。
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