世界一の逃げ屋、Lotto Soudalのトーマス・デヘントが2年の延長契約となった。
現在35歳のトーマス・デヘントは、数年前から引退についてコメントを出しており、2024年まで走ると37歳。
多分、引退までLotto Soudalで走り続けることになる。
2年の契約延長
💬”In this team I have been able to become the rider that I always wanted to be.”
Read all about @DeGendtThomas extending his stay at the team for two more seasons 👇
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— Lotto Soudal (@Lotto_Soudal) July 4, 2022
8年チームに在籍した、トーマス・デヘントはLotto Soudalで最も経験豊富なライダーの一人となった。
この間、3つのグランツールすべてでステージ優勝を果たすなど、アタッカー、ステージハイジャックパースンに成長した。
決して諦めないジョーカーとして知られるが、昨シーズンは決して楽なシーズンではなかった。
1年でダブルツールに出場すると疲労も大きい。そのためにオーバートレーニングに。
今年は見事に復活。2021ジロ・デ・イタリア第8ステージの逃げ切りは記憶に新しい。
ツール・ド・スイスではペダルを踏み外して足首の靭帯を痛めてしまったが、コース設計を手伝ったベルギー選手権TTに無理して出場。
なんとか、走れる姿は見せてくれた。今シーズン残るレースは、ツール・ド・ポローニュとブエルタ。
ブエルタには、カレブ・ユアンは出場しないので逃げが見られると嬉しい。トーマス・デヘントは、数年前に、契約の話がなくて厳しい状態に追いこまれたこともあった。
スポンサーの関係、ベルギーの労働条件の変更などによるものだ。2年の延長契約が出来た理由として、新たなタイトルスポンサーの獲得が出来たことが大きい。
チームは2024年まで7人の契約者を発表している。
2023年からLotto-Dstny
今年の2月に発表されていた新しいタイトルスポンサー。Dstny。
チームは、ツール・ド・フランスからジャージを変えている。
ただ、Dstnyの名前は胸に小さく出ているだけ。来シーズンにはユニフォームが大きく変わるのは間違いない。
タイトルスポンサーだったSoudalは、2023年からスポンサーシップを、ベルギーのライバルチームであるQuick-Step Alpha Vinyl Teamに切り替える。
トーマス・デヘントが新しいユニフォームをお披露目するのは、7月30日のツール・ド・ポローニュから。
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