2021シビウサイクリングツアー第2ステージ クイーンステージは誰が勝ったのか?

シビウサイクリングツアーは、BORA-hansgroheのジョバンニ・アリオッティがレースリーダーに。

Team Qhubeka NextHashのエース、ファビオ・アルは同タイムでゴールだったが、プロローグのタイム差によって総合2位となっている。

第3ステージはスプリンターステージなので、このクイーンステージで抜かないと総合優勝はない。果たして、ファビオ・アルは仕掛けてくるだろうか?

第2ステージ　シビウ～バーゼル湖　187.5km

第2ステージ　photo Sibiu

シビウツアーの第2ステージはクイーンステージとなる。いつものシビウ広場をスタートして、ゴールはバーゼル湖に登るコース。

2000mを越える高い所に綺麗な湖があるのだから不思議だ。

超級山岳パーゼル湖　photo Sibiu

最後の超級山岳バーゼル湖は、標高2,033mまで登るコース。29.6kmと長い。平均勾配5.2%。これだけ長い登りがあるレースも珍しい。勾配は著しくきつくないので、登坂力勝負となりそうだ。

ここで総合優勝が決まる。

7人の逃げ

チーム関係のサポートカーやバスで広場は埋め尽くされている。レース会場の様子も長く放映されていた。

シビウ大広場からスタート。ルーマニアのシビウの旧市街は800年以上前に建てられ、オークの木の街としても知られている。

観光名所でもある。

リアルスタートになってから、アタック合戦が始まる。Bike AidのCharles Kagimuはウガンダの選手だ。

二人がようやく抜け出しに成功。だが、二人も捕まる。

ようやく、7人の逃げが完成する。

逃げは、順調にタイム差を広げていく。

最大5分30秒までタイム差は広がった。

BORA-hansgroheのジョバンニ・アリオッティは、チームに守られて進む。リーダージャージを守ることが出来るかな。

Team Qhubeka NextHashが先頭を固めて集団を引く。

チーム全員でファビオ・アルの逆転にかけている。22歳のネオプロに負ける訳にはいかない。

超級山岳　バーゼル湖

カメラの調子が今日も悪いようで、逃げていたメンバーは既に捕まっていた。

Team Qhubeka NextHashのアシストは一人となった。アシストが外れるとファビオ・アルがアタックをかけるだろう。

こちらはメイン集団の後方。ダビデ・レベリンの姿が見える。49歳は元気だ。

ここで、BORAのアントン・パルツアーが切れていく。山岳得意のスキープレーヤーは最後のアシストしてジョバンニ・アリオッティを引いていた。

あ～、中切れしてしまった。ダビデ・レベリンも第2集団となってしまう。

先頭集団から、Team Vorarlbergのアレクシス・ゲラン(GUERIN Alexis)がアタックをかける。結構良いペースで登っており、後続が見えなくなるほどだ。

追走集団は5人でファビオ・アルが先頭を引いている。先頭のアレクシス・ゲランとは30秒のタイム差がある。

アシストは誰もつれていないので、エース同士の戦いだが牽制もあり、前には追いつきそうもない。

リーダーのジョバンニ・アリオッティはファビオ・アルだけをチェックしておけば、総合優勝は守れる。

Team Vorarlbergのアレクシス・ゲランは逃げ切り勝利!

Oberösterreichrundfahrt (2.2)でも総合優勝しており、今シーズン2勝目となり、総合でも6位と上昇。

ジョバンニ・アリオッティは、11秒後にゴールしリーダージャージを守ることに成功。最終ステージは丘陵を含むスプリンターステージなので、ほぼ総合優勝は確定だ。

最終ステージは、パスカル・アッカーマンが勝利のためにスプリントする。

日本の岡篤志は69位。NIPPO・プロヴァンス・PTSに7月から移籍している。元のチームとは契約問題でレース出場も出来なかったので移籍して活躍の場を広げて貰いたい。

 

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2021.04.29

リザルト

第2ステージ　リザルト

日本人選手は岡篤志は60位。石上優太86位。織田聖97位。

総合

ポイント賞

山岳賞

ヤングライダー賞

ジョバンニ・アリオッティは、全て独占だ。