CCC TeamのメインスポンサーであったポーランドのシューズメーカーCCCの2020年一杯でのスポンサー契約離脱が正式に決定した。
チームは引き続きメインスポンサー獲得を目指して活動している。
これに対してチームを支えてきたグレッグ・ファンアーヴェルマートも新しいメインスポンサーの獲得を熱望しているが、早期にスポンサーが見つからない場合にはプランBも考えていると言う。
プランBの可能性は
関心のあるチームはたくさんある。私のパフォーマンスはまだ残っており、昨シーズンのUCIランキングで最高のワンデイライダーだった。
勝利数こと3勝と少ないが、UCIポイントランキング6位。チームのポイントのほとんどを稼ぎ出している。
2011年からGMのジム・オショウィッツと共に歩んでいる彼は、それが未来の自分を安心させていると言う。
ベルギーのチームの興味について尋ねられたとき、彼は笑って答えた。
それは予算内に置かれる必要がある。それほど単純ではない。まだ、わからないが、短期間でスポンサーが見つからなければ、プランBになる。
ベルギーのチームとなると、 Deceuninck-Quick Stepか、Lotto Soudalになるが両チーム共に経営はかんばしくない。
彼ほどの選手を雇えるチームは限られてくるかもしれない。
チームを信じたい
グレッグ・ファンアーヴェルマートはBMCが解散となった時も、最後までチームに残った。GMのジム・オショウィッツには育てられた恩があり、彼のために働きたいと思っていたのだ。
彼は移籍にはオープンだが、あまり早く結論を出したいとは思っていない。
それは通常のシーズンではない。シーズンが後半で再開するため、転送ウィンドウのバランスが崩れている。将来について確実なことを提供することは困難だ。
いくつかの契約が調印されているが、すべてはこれから着手する。適切な瞬間を待たなければならない。
すぐにはチームを離れない。しばらくの間自分を空けておく。新しいスポンサーが出てくるかもしれないが、私もそう願っている。
このチームのために10年間走っており、これを失うことは残念だ。関心のあるスポンサーがいることを望んでいる。
チーム存続するならば、あくまでもこのチームで走りたいという思いは強いようだ。義理堅い人だ。
レーススケジュール
ベルギーでは50人以上のレースも7月1日から可能となっている。だが、グレッグ・ファンアーヴェルマートの目標はストラーデビアンケとポーランドツアーだ。
そのために、7月は高地トレーニングに向かう予定だ。CCC Teamのスポンサーは見つかるだろうか?
サイクリングに興味を持っている企業はあるだろうが時期が悪い。とても厳しい状況であることは全員わかっているだろう。
間違いなくわかっているのは、CCCと名前のつくチームが無くなることだ。来シーズン新たなスポンサーで走れることを願っておきたい。
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