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Bahrain Victoriousの2022 ツール・ド・フランス出場メンバー エースはどちら?

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Photo credit: cas_ks on Visualhunt
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Bahrain Victoriousがツール・ド・フランスのメンバーをようやく発表。

公式サイトでは、総合はジャック・ヘイグとダミアーノ・カルーゾが狙うと書かれてある。ついに、ダミアーノ・カルーゾがチームのエースとして走る時がやってきたのか?

Bahrain Victoriousのメンバーを見てみよう。

 

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Bahrain Victoriousのツールメンバー

 

ダミアーノ・カルーゾ
カミル・グラデク
ジャック・ヘイグ
マテイ・モホリッチ
ルイスレオン・サンチェス
ディラン・トゥーンス
ヤン・トラトニク
フレッド・ライト

 

ダミアーノ・カルーゾ

 

34歳にして、始めてグランドツアーでのエースと目指しされたのでは。実力的には申し分ない。山岳に強く、TTにも強い。

2021ジロ・デ・イタリアで見せた山岳での安定感と強さは、ミケル・ランダがリタイヤしてからは際立っていた。

第19ステージでは、自分のため、チームのため、イタリア国民の期待のために自らのマリアローザを夢見てアタック。アシスト人生からの脱却を図った瞬間だった。

 

プロとして13シーズン走っているカルーゾは、全てのグランドツアーを満遍なく走っている。

ジロ5回、ツール6回、ブエルタ4位。その間、エースをアシストしながら、2014ブエルタ総合9位、2015ジロ総合8位、2020ツール総合10位と素晴らしい走りをみせている。

 

そして、ついに2021ジロ総合2位。今年もエースに相応しい走りを見せている。

  • ブエルタ・ア・アンダルシア 総合13位
  • ティレーノ〜アドリアティコ  総合7位
  • ミラノ~サンレモ 15位
  • ジロ・デ・シチリア 第2・4ステージ優勝 総合優勝
  • ツール・ド・ロマンディ 総合6位
  • クリテリウム・デュ・ドーフィネ 総合4位

 

強いアシストの揃ったBahrain Victoriousのアシストを受けて、どこまで総合順位を上げていけるのか。キャリアハイのツールの成績となるのを期待しておこう。

 

ジャック・ヘイグ

 

Mitchelton-Scottから2021年に移籍。総合候補として2021ツールに出場したが、第3ステージでリタイヤ。

続く、2021ブエルタでは見事に総合3位とキャリアハイの成績を収める。だが、その裏にはダミアーノ・カルーゾの献身的なアシストがあったことも忘れてはならない。

今回のツールでは、ダミアーノ・カルーゾと共に総合を目指すことが期待されている。ただ、ダミアーノ・カルーゾに比べて個人タイムトライヤルのタイムが良くない。

ツール第20ステージには40kmの長い個人タイムトライヤルが待っている。そこまでに、タイムを稼いでいないと総合上位をキープするのは難しいかもしれない。

 

マテイ・モホリッチ

 

スロベニアの白いチャンピオンジャージはすっかりお馴染みだ。2021ツールでは逃げてステージ2勝。チームが期待するのは、チャンスを物にする鋭い嗅覚と独走力だ。

それは今年のミラノ~サンレモにも表れている。下りで、捨て身のアタックをかけて独走。だが、このポッジオからの下りは計算しつくされていた。

 

マテイ・モホリッチは、機材だけではなく、下りを何度もシュミレート。警察に道路使用許可を受けて単独で貸し切りも考えたほどだという。

下りで抜け出すのは、最初から計画されていたのだ。

 

今年のスロベニア選手権TTではチームメイトのヤン・トラトニクに破れて2位となったが、ロードではホワイトチャンピオンジャージを守るために全力で戦うだろう。

今年もツールでの逃げ切りを期待してみておきたい。

 

ダミアーノ・カルーゾとジャック・ヘイグをアシストするのは、ベテラン、ルイスレオン・サンチェス。さらに、山岳クライマーのヤン・トラトニク。

ディラン・トゥーンスは、フレッシュ・ワロンヌを獲得したけど、その後調子を落としているのが気にかかる。

ジーノ・マーダーはツール・ドめスイスでコロナ陽性になってから回復していない。ブエルタに出場となる。

総合力は非常に高いチームなので、見せるレースを期待したい。

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