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2022 ジロ・デ・イタリア第2ステージで勝利したサイモン・イェーツの秘密兵器とは?

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Image by 0fjd125gk87 from Pixabay
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サイモン・イェーツは、ブダペストで開催されたジロ・デ・イタリアの第2ステージで、マチュー・ファンデルプールとトム・デュムランを破って優勝。

サイモン・イェーツがゴール後のインタビューで技術的にも多くのサボートを受けたと言っていたが、その一つがわかった。

イェーツが着用したスキンスーツにも秘密があったのがわかっている。

 

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世界最速のスキンスーツ

 

イェーツは、第2ステージの中間チェックポイントで最速タイムを記録し、9.2kmのコースをデュムランより5秒早く走りきり、最終走者となったマチュー・ファンデルプールより3秒速かった。

 

 

サイモン・イェーツが使用したのは、Vorteqのスキンスーツ。

イギリスのスポーツパフォーマンスブランドであるVorteqは、昨年末にアレックス・ダウセットがアワーレコードに挑戦した際、カスタムスキンスーツを提供するなど、多くの著名なライダーにウェアを提供している。

 

アレックス・ダウセットは、アワーレコード挑戦で、同ブランドの600ポンドのオーバーシューズも着用していた。

Vorteqは、エアロダイナミックサイクリング用品のオーダーメイドのカスタムデザインを提供しており、スキンスーツはフラッグシップ商品として際立っている。

なんと、その価格は2,750ポンドというから、約40万円だ。

スキンスーツ本体と並行して、カスタムフィッティングの研究開発プログラムも5,750ポンド(約92万円)から提供している。

 

こちらはカスタムフィッティングと風洞実験の様子

 

このプログラムには、3Dスキャンとカスタムウェアパターン、そしてシルバーストーン・スポーツ・エンジニアリング・ハブでの2時間の風洞実験が含まれており、既存のセットアップに対する性能向上を保証している。

ワールドツアーレースでは、カスタムメイドのスキンスーツや使い捨てのスキンスーツは目新しいものではなく、多くのライダーがライバルに差をつけるためにカスタムデザインのスキンスーツを使用するのが一般的となっている。

クリス・フルームは数年前、UCIの装備規則に沿ったくぼみのある「ボルテックス・ジェネレーター」スキンスーツで論争を巻き起こした。

 

ボルテックス・ジェネレーターは、その後UCIによって禁止。

ボルテックスジェネレーターとは

物体表面に突起を配置することで、その後ろ側に意図的に乱流(=渦流)を発生させ、空気抵抗を小さくするための装置のこと。飛行機の翼やレーシングカー・新幹線などにも装備されている機能。

渦流生成器(かりゅうせいせいき)とも呼ばれている。

下の写真では、袖の部分の突起物のこと。

photo:Makoto.AYANO

 

EnduraのD2Z Encapsulatorスーツもその後禁止され、EnduraはMovistarからスポンサーを引き揚げることになった。

 

しかし、Vorteqのスキンスーツは、その価格において際立っている。例えば、Endura社のカスタムビルドスキンスーツは、450ポンド(約7万円)で高いと思われていた。

だけど、2,750ポンドのVorteqスキンスーツは、これまで競技用として使用された最も高価なサイクルウェアの一つであるのは間違いない。40万円以上ですからね。

サイモン・イェーツの場合には、更にバイクについても最先端の技術が使われているのは間違いない。

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