ヴィータス(Vitus)はイギリスのブランド。以前はビチュー(Vitus)と呼ばれていたフランスのブランドでアルミフレームのラグ溶接で一世を風靡した。
だが、時代はカーボンへと進化し、ビチューは衰退。イギリスの自転車通販会社大手のCRCのサポートにより復活した。
Vitusはスペルは同じままで、ビチューからヴィータスへと名前を変更している。
今回登場したVitusVitesse EVO CR ETAPAXSは、Rival eTap AXS搭載モデルで最安値ではないかと思われる価格となっている。
日本だど、wiggleでも買えるので、選択儀の一つとして良いかもしれない。
VitusVitesse EVO CR ETAPAXS
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photo vitusbikes.ocm
前モデルよりも長いトップチューブ、低いフロントエンド、短いチェーンステイ。これはすべて、古いものよりも少し緊急で攻撃的であると感じる低めのエアロポジションを可能にしている。
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photo Stu Kerton
VitesseEVOは適切なレースバイク。BB386規格による特大のチューブ形状と全幅のボトムブラケットシェルのおかげで、剛性レベルは向上。
ベアリングをフレームの内側に配置することは、qファクター(クランクアーム間の距離)に影響を与えることなく、実際のボトムブラケットシェルをアウトボードベアリングよりも広くできることを意味する。
つまり、ダウンチューブ、シートチューブ、チェーンステーはすべて、それらが結合する場所で直径を大きくして、剛性を高めることができる。
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photo Stu Kerton
UCI承認のフレームは、真のワンピースモノコックとして構築され、一方向のカーボンファイバーとして製造されている。
結合がなく、洗練されたカーボンレイアップがあるため、以前のモデルに比べて剛性が34%増加し、重量が10%減少したと主張。
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photo Stu Kerton
シートクランプはない。代わりに、すっきりとした外観を与えるためにシートチューブの内側に隠されたウェッジデザインがある。
Vitesseの非ワイヤレスギアバージョンを使用している場合は、すべてのケーブルとホースが内部で配線されている。
ドロップシートステイを採用。細いプロファイルは、それが可能にするわずかな屈曲を通して、快適さを改善することは間違いない。対照的に、チェーンステイはすべてバワー供給に関するものであり、非常に分厚い。
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photo Stu Kerton
タイヤクリアランスは30mmまで上がっており、Vitusは32mmまでOKと言う。これは、ホイールとタイヤの組み合わせによって異なる。
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photo Stu Kerton
VitesseEVOモデルは、SRAMの新しいワイヤレスRival eTapAXSグループセットを搭載している。
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photo Stu Kerton
eTapグループセットのもう1つの優れた点は、12スピードであり、市場で最も使用可能なギア比のいくつかを提供してくれることだ。
チェーンセットは48 / 35tで、10-33tカセットとペアになっている。
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photo Stu Kerton
軽量アルミのプライムドイエンステムとドイエンハンドルバー。どちらもアルミ製でグロスブラック仕上げ。ドロップが浅いハンドルバーの形状となっている。
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photo Stu Kerton
カーボンファイバーシートポストはVitusブランドの独自のもの。多くの統合されたシートポストとは異なり、これはフレームに合うように特定の形状になるように設計されていいない。
丸くて直径27.2mmなので、必要に応じて別のブランドにアップグレードも可能だ。
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photo Stu Kerton
Vitus Race Performanceサドルは細身。しびれを軽減するための切り欠きがあり、パッドが厚すぎたり柔らかすぎたりすることはない。
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photo Stu Kerton
PrimeのAttaquerホイールのセットが取り付けられている。主張されている重量はわずか1,425gで普段乗りでも十分な軽さだ。
30mmのリムハイトで、リム内部幅が17mmであるため、標準で付属している25mmのSchwalbe ONE Performanceタイヤに最適となっている。
ホイールとタイヤのセットアップは、バルブと同様にチューブレス対応であるため、チューブからチューブレスに切り替えるために必要なのは、シーラントだけだ。
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photo vitusbikes.ocm
Vitesse EVOの価格は、3,199.99ポンド(約45万8千円)で、Shimano 105グループセットならば、1,999.99ポンド(約30万円)から始まる。
Vitusは、現在イギリスのUCI Continental Vitus Proサイクリングチームをサポートしている。
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