硬質ヘルメットは、持ち運びする時にはかさばり、衝撃を当たえると安全基準が満たせなくなるので交換しないといけない。
現在のヘルメットのデリメットの部分をなくした、Inflabi inflatable helmetがクラウドファンディングで資金を集めている。
名前のとおり、膨張するヘルメットとなっている。クラウドファンディングのIndiegogoサイトでの資金調達目標額をわずか6時間で達成しており、関心の高さが伺える。
Inflabi inflatable helmet
名前の通り、空気を入れて膨らませて使うヘルメット。自転車に乗るときにポンプを取り出し、30psi(2バール)まで膨らませるのだ。
作業にかかる時間は20~45秒。ヘルメットのバルブには圧力計が付いているので、適切なレベルまで膨らんでいることがわかる。
Inflabiヘルメットには、従来のEPS(発泡ポリスチレン)製ヘルメットよりも優れた衝撃吸収性を実現するため、エアチャンネルを使用している。
これは、ヘルメットに関するヨーロッパ規格の要件を上回るという。動画では、これは “will “であり、未来形である。と言っている。
Inflabiチームによると、EPSヘルメットは落とすと簡単に割れてしまうし、かさばるので持ち運びにも不便だという。
対照的に、Inflabiは割れることがなく、クラッシュしても再利用可能で、かぶっていないときは数秒で空気を抜くことができる。
デザイナーによれば、このヘルメットは500mlの水筒よりも小さく収納できるという。
Inflabi inflatable helmetは、スポーツタイプのというよりもむしろアーバンモビリティをターゲットにしており、ポリアミド素材にTPU(熱可塑性ポリウレタン)メンブレンをラミネートして作られている。
耐摩耗性、耐引裂性、耐パンク性を目的。重量は約250gになる見込みで、すべてではないがEPSヘルメットよりも軽い。
現在、Inflabiヘルメットを手に入れるには最低104ポンド(約1万9千円)が必要で、2024年4月に配送される予定。完成品の予定希望小売価格は138ポンド(約2万5千円)。
製品は、以下のクラウドファンディングのページで見られる。
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