フランス国民の期待と星といえば、ジュリアン・アラフィリップとロマン・バルデ。
ロマン・バルデはチームで唯一のリーダーとなることを嫌い、フランスのチームAG2RからTeam DSMに移籍。
念願のジロ・デ・イタリアに出場し、総合7位でフニッシュしている。順位的には自分の思っていた順位ではないだろう。
だが、当初は、昨年ジロ総合2位のジェイ・ヒンドレーのためのアシストとして参加していたのだから仕方ない。
その、ロマン・バルデは4年に1度のオリンピックに参加しないと発表。これはジュリアン・アラフィリップがオリンピックに参加しないことに続いて二人目の辞退者だ。
ロマン・バルデの目指すところ
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2018世界選手権ロード選手権ではアレハンドロ・バルベルデについで2位となったロマン・バルデは、2021年の目標として東京オリンピックのロードレースは最適であるはず。
フランスチーム監督のトマ・ヴォクレールもエースとしてジュリアン・アラフィリップとロマン・バルデを考えていただろう。
しかし、バルデとTeam DSMは、オリンピックに出ることはシーズンの計画に合わないと判断して出場辞退となってしまった。
ロマン・バルデは
私自身、チーム、トマ・ヴォクレールの3者で話し合った結果、オリンピックに参加しないことを決定した。
DSMにはシーズン終盤に向けた大きな目標があり、そのプログラムでは東京でピークを迎えることができないと判断した。
東京オリンピックのロードは7月24日。スペインのブエルタ開幕までは、3週間あり十分調整の時間はあると思うのだけど、まあ本人も出ないというのならば仕方ないですね。
フランス代表チームのメンバーの候補は
- ダヴィ・ゴデュ Groupama-FDJ
- ギヨーム・マルタン Cofidis, Solutions Crédits
- ワレン・バルギル Team Arkéa Samsic
- ピエール・ラトゥール AG2R Citroën Team
- ヴァランタン・マデュアス Groupama-FDJ
- ブノワ・コヌフロワ AG2R Citroën Team
- レミ・カヴァニャ Deceuninck-Quick-Step
- ケニー・エリッソンド Trek-Segafredo
フランスは世界チャンピオンのアラフィリップに、背中のケガで苦しんでいるティボー・ピノ。そしてロマン・バルデまで失っては戦力ダウンは免れない。
フランス国民は、オリンピックロードを期待していたでしょうけど、どうなるかな。
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