ロードバイクの情報を発信しています!

ルイスレオン・サンチェスが古巣に戻る ヴィンチェンツォ・ニバリの穴を埋められるか?

海外情報
Photo credit: joménager on VisualHunt.com
この記事は約3分で読めます。

Bahrain Victoriousで走っていたスペインのベテランライダー、ルイスレオン・サンチェスが古巣のAstana Qazaqstan Teamに復帰する。

結局、Bahrain Victoriousには1年だけの在籍となった。来シーズンには39歳となるが、まだ力は衰えていない。それどころか、2022のグランドツアーではキャリア最高の成績を収めている。

 

スポンサーリンク

1年契約

 

ルイスレオン・サンチェスは、2004年にLibertySegurosでキャリアをスタートし、Caisse d’Epargne、Astana、Rabobank、Caja Ruralに乗り、2015年から7年間はAstanaで過ごした。

キャリア通算で47勝をあげており、ツールでは4勝。2014ブエルタでは山岳賞を取っている。

2020年には、36歳でスペインチャンピオンとなっており、王者を記念して、カスタムペイントのバイクにも乗っていた。

 

2022年にBahrain Victoriousと契約した時には、2年契約と言われていた。今回は、契約を破棄してAstana Qazaqstan Teamに戻るということになる。

ルイスレオン・サンチェスの走りは、ゴール前でチャンスを見つけて逃げ切るというパターン。だが、今シーズンは総合で過去最高の走りを見せる。

まず、ツール・ド・フランスでは総合13位。得意の逃げにも3度乗っており第10ステージでは3位となっている。チームでは最高順位だ。

続く、ブエルタ・ア・エスパーニャでは総合16位。これも自身のキャリアにおいて最高順位。いずれも途中から総合を目指しての走りに切り替えて結果を残している。

Astana Qazaqstan Teamが呼び戻すのは、グランツールでの走りを期待しているのではないだろうか。

ヴィンチェンツォ・ニバリが引退し、チームではミゲルアンヘル・ロペス、アレクセイ・ルチェンコ、ダビ・デラクルスらが総合順位を狙うが、ルイスレオン・サンチェスにも期待をかけているのかも。

狙うとしたら、ダビ・デラクルスと共に地元ブエルタかもしれない。ミゲルアンヘル・ロペスはTTを改善しているので、ジロというパターンも考えられる。

どちらにしても、キャリアの最後をルイスレオン・サンチェスはAstana Qazaqstan TeamのGMアレクサンドル・ヴィノクロフの元で終えることになりそうだ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました