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2022 ジロ・デッラ・トスカーナ イタリアのワンデイレースを勝ったのは?

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Photo credit: jinglenoise on VisualHunt
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ジロ・デッラ・トスカーナは、イタリア・トスカーナ州の、ピサ県郊外の町ポンテデーラで開催されるワンデイレース。Giro della Toscana – Memorial Alfredo Martini(1.1)

ピサの斜塔で有名な所だ。

過去の優勝者は

  • 2021 ミケル・ヴァルグレン
  • 2020 フェルナンド・ガビリア
  • 2019 ジョヴァンニ・ヴィスコンティ
  • 2018 ジャンニ・モスコン
  • 2017 ギヨーム・マルタン
  • 2016 ダニエル・ベンナーティ
  • 2014 ピーター・ウィニング
  • 2013  GAVAZZI Mattia
  • 2012 アレッサンドロ・バラン
  • 2011 ダン・マーティン

 

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ポンテデーラ~ポンテデーラ  199.2km

コースプロフィール photo girodellatoscana

 

ローカルラップから始まり、モンテセッラの登りを含む大きなループが続く。標高800m、平均勾配7%で11.2kmの登りを2回登らないといけない。

モンテセッラの頂上から、フィニッシュラインまで30kmもある。最後の15kmは平坦となっている。下りで集団は追いついてこれるだろうか。

モンテセッラが最後にコースに登場したのは2019年。ジョヴァンニ・ヴィスコンティ、エガン・ベルナルが激しく勝利を争い、勝ったのはジョヴァンニ・ヴィスコンティ。

エガン・ベルナルも今回登場するけど、まだリハビリでしょうね。

 

  1. 山岳ポイント モンテセッラ 11.2km・7%
  2. 山岳ポイント モンテセッラ 11.2km・7%

 

注目のライダーは

  •  EF Education-EasyPost エスデバン・チャベス、中根英登
  •  Astana Qazaqstan Team ジャンニ・モスコン、サムエーレ・バティステッラ
  •  Cofidis ギョーム・マルティン、シモン・ゲシュケ
  •  INEOS Grenadiers エガン・ベルナル、ダニエル・マルティネス
  •  Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux ロレンツォ・ロタ
  •  Israel – Premier Tech マイケル・ウッズ、アレックス・ダウセット
  •  Lotto Soudal アンドレアス・クロン
  •  Movistar Team アレクサンデル・アランブル、ゴルカ・イサギレ、マッテオ・ヨルゲルソン、イバン・ソーサ
  •  UAE Team Emirates マルク・ヒルシ
  •  Bardiani-CSF-Faizanè フィリッポ・ザナ
  •  TotalEnergies マチュー・プルドゴー

 

スタート前

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

Lotto Soudalは誰で勝負するのだろうか。UCIポイントをこのレースで獲得するのは難しい。

 

 

TotalEnergiesもゴールに絡めるメンバーがいるかな。

 

Astana Qazaqstan Team のジャンニ・モスコンが久々の登場。コロナで全くシーズン序盤から調子が上がっていない。

さらにツール第8ステージをDNF。血液中に細菌感染があり、抗生物質と免疫システムを強化することで治療をしている。9月に、感染が解決したかどうかを確認するためにテストを繰り返すと言われていたけど、果たして復帰レースでどうなるか?

 

Movistar Teamはイバン・ソーサの走りに注目。何故か、移籍したこの年はイマイチでしたね。

 

エガン・ベルナルも出場。INEOS Grenadiersのエースはダニエル・マルティネスだ。

 

イタリアチーム先頭でニュートラルスタート。

 

8人の逃げ

3人の逃げに追走が合流して8人が逃げている。

  1. アンドレイ・ポノマル (Drone Hopper – Androni Giocattoli)
  2. ミルコ・マエストリ (EOLO-Kometa)
  3. クリスティアン・ロドリゲス (TotalEnergies)
  4. ハビエル・ロモ(Astana Qazaqstan Team)
  5. ゴルカ・イサギレ(Movistar Team)
  6. Daan Hoeks (Mg.K Vis-Color for Peace-VPM)
  7. Andrea Guerra (Zalf Euromobil Fior)
  8. Edoardo Faresin (Zalf Euromobil Fior )

 

山岳ポイント モンテセッラ 11.2km・7%

 

2回目のモンテセッラ。集団はIntermarché – Wanty – Gobert MatériauxとINEOS Grenadiersが引いている。

 

先頭集団でAstana Qazaqstan Teamのハビエル・ロモがペースを上げる。

 

先頭がばらけて、EOLO-Kometaのミルコ・マエストリが遅れる。

 

ゴルカ・イサギレが先頭で引っ張る。先頭は6人に。

  1. シモーネ・ラヴァネッリ (Drone Hopper – Androni Giocattoli)
  2. クリスティアン・ロドリゲス (TotalEnergies)
  3. ハビエル・ロモ(Astana Qazaqstan Team)
  4. ゴルカ・イサギレ(Movistar Team)
  5. Daan Hoeks (Mg.K Vis-Color for Peace-VPM)
  6. Edoardo Faresin (Zalf Euromobil Fior )

 

Astana Qazaqstan Teamのハビエル・ロモがペースを上げていた時に、Drone Hopper – Androni Giocattoliのアンドレイ・ポノマルがアタック。

 

Drone Hopper – Androni Giocattoliのアンドレイ・ポノマルは後続を一気に引き離した。

 

逃げていたメンバーは次々に集団に捕まる。

 

アンドレイ・ポノマルはウクライナロードチャンピオン。20歳の若者で今年ジロにも初出場している。

 

アンドレイ・ポノマルの後ろに集団が迫る。

 

アンドレイ・ポノマルが捕まってしまう。

 

先頭はIntermarché – Wanty – Gobert Matériaux。

 

INEOS Grenadiersはダニエル・マルティネスが残っている。

 

EF Education-EasyPostのエスデバン・チャベスがペースを上げて先頭を絞る。最後尾のイタリアチャンオピオン、フィリッポ・ザナが厳しそうだ。

 

UAE Team Emiratesのマルク・ヒルシがダンシングでなんとか食らいついている。

 

エスデバン・チャベスの猛烈な引きで、Bardiani-CSF-Faizanèのフィリッポ・ザナとマルク・ヒルシが遅れそうだ。

 

イタリア王者フィリッポ・ザナが切れた。

先頭をEF Education-EasyPostのエスデバン・チャベスが引き続ける。

 

頂上まで残り1.8kmだ。ロレンツォ・ロタとダニエル・マルティネスがエスデバン・チャベスの後ろを陣取る。

 

ここでダニエル・マルティネスがアタック!

 

ダニエル・マルティネスが引き離すか。

 

ダニエル・マルティネスが抜けた!

 

4人は10秒離された。ダニエル・マルティネスは豆粒だ。

  1. マルク・ヒルシ UAE Team Emirates
  2. ロレンツォ・ロタ Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux
  3. エスデバン・チャベス EF Education-EasyPost
  4. エイネルアウグスト・ルビオ Movistar Team

 

頂上まで600m。

 

ダニエル・マルティネスは17秒差で頂上をクリアー。残り30.3km単独で逃げ切れるか。

 

追走4人は24秒差で追っている。流石に追いつくのではないかな。

 

残り20kmでタイム差は32秒に開いている。

 

残り18.8km。4人を相手に32秒差で逃げ切れるのか。

 

確かにダニエル・マルティネスは個人タイムトライヤルも得意だが、逃げ切れるものだろうか。

 

残り12.6kmで25秒差に。ゴールまでもつかなあ~。

 

残り10.9kmで21秒差。直線では前に見えているはずだ。

 

残り7.1kmで10秒差。追いつけば、5人でスプリントとなりそう。前にダニエル・マルティネスが見えてきた。

 

残り5.2kmでダニエル・マルティネスは追いつかれてしまった。これは仕方ない。

 

ダニエル・マルティネスは最後尾に。まあ、流石に逃げ切れない。だが、逃げないと勝てるメンバーではない。

 

後続は1分40秒後ろなので十分に牽制する時間がある。

 

ずっと牽制だ。

 

残り1.7km。凄くゆっくり。

 

残り700mで、まだ牽制している。

 

後続はまだ1分1秒離れている。

 

ようやくゴール前に。まあ、このメンバーなら~。

 

ロレンツォ・ロタが先行していたが、後方からマルク・ヒルシがスプリント開始!

 

マルク・ヒルシが先頭に立った。

 

マルク・ヒルシが伸びる!

 

マルク・ヒルシが先頭で駆け抜けた~!

まあ、クライマーばかりなのでパンチャーであるマルク・ヒルシがスプリントで強いのは逃げているメンバー全員が知っていたはず。

そのためダニエル・マルティネスは登りから仕掛けて逃げたのだけど単独では無理だった感じか。

マルク・ヒルシは、ツール・ド・スイスの期間中にコロナに感染。ツールでは調子が悪かったが、ようやく復調した感じだ。シーズン終盤のレースに期待出来そうだ。

 

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リザルト

マルク・ヒルシのコメント(公式サイトより)

美しいレースで、レースに復帰するのに最適な方法だった。上り坂で私は多くの苦しみを味わい、マルティネスについていくことができなかったが、最後の20kmで協力して彼を追い返すことができるとわかっていたので、そうした。

私はスプリントに適した足を持っていて、最速になれることを知っていたので、最初にラインを越えたのは大きな満足だった。 ここイタリアでの数日間のレースを楽しみにしている。

Rnk Rider Team UCI Time
1
 HIRSCHI Marc
UAE Team Emirates 125 4:53:30
2
 ROTA Lorenzo
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 85 ,,
3
 MARTÍNEZ Daniel Felipe
INEOS Grenadiers 70 ,,
4
 RUBIO Einer Augusto
Movistar Team 60 ,,
5
 CHAVES Esteban
EF Education-EasyPost 50 ,,
6
 ARANBURU Alex
Movistar Team 40 0:13
7
 KRON Andreas
Lotto Soudal 35 ,,
8
 DOUBLE Paul
Mg.K Vis-Color for Peace-VPM 30 ,,
9
 MARTIN Guillaume
Cofidis 25 ,,
10
 PONOMAR Andrii
Drone Hopper – Androni Giocattoli 20 ,,
11
 IZAGIRRE Gorka
Movistar Team 15 0:17
12
 TESFATSION Natnael
Drone Hopper – Androni Giocattoli 10 0:23
13
 ZANA Filippo
Bardiani-CSF-Faizanè 5 ,,
14
 EIKING Odd Christian
EF Education-EasyPost 5 ,,
15
 PEÁK Barnabás
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 5 ,,
16
 HUYS Laurens
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 3 ,,
17
 BATTISTELLA Samuele
Astana Qazaqstan Team 3 0:35
18
 PEDRERO Antonio
Movistar Team 3 1:25
19
 MARTIN Alex
EOLO-Kometa 3 1:47
20
 HOLLYMAN Mason
Israel – Premier Tech 3 3:33
21
 GARAVAGLIA Giacomo
Work Service Vitalcare Vega 3 3:35
22
 LAENGEN Vegard Stake
UAE Team Emirates 3 ,,
23
 QUINN Sean
EF Education-EasyPost 3 ,,
24
 RIVERA Brandon Smith
INEOS Grenadiers 3 ,,
25
 ROPERO Alejandro
EOLO-Kometa 3 ,,
26
 BAIS Mattia
Drone Hopper – Androni Giocattoli   ,,
27
 COVILI Luca
Bardiani-CSF-Faizanè   ,,
28
 SEPÚLVEDA Eduardo
Drone Hopper – Androni Giocattoli   ,,
29
 ARCAS Jorge
Movistar Team   ,,
30
 FARESIN Edoardo
Zalf Euromobil Fior   3:38

 

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