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イギリス人の3分の1が自転車に乗るのは「危険すぎる」と考えている。それは何故?

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Sevantaでは英国の16〜69歳の1,040人を調査し、残念なことに驚くことのない結果を導き出した。

3分の1以上(34%)は、危険すぎると考えて自転車に乗らないと答えている。

危険過ぎるとまで言う理由とはなんだろうか?

 

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イギリスの道路での心配なこと

Photo by sabina fratila on Unsplash

 

回答者の64%が自転車を乗るうえで、車が道路での最大の心配事だと評価した。それほどまでにドライバーのマナーが悪いのだろうか?

その内訳は

道路での心配事
  • 58%  車の動き・マナー
  • 54% 道路状態の悪さ
  • 50%  バス
  • 44%  自転車レーンの欠如

上記の内容は、日本でも同じようなものかもしれない。

 

そして、ロンドンの16%の人々は、自転車の盗難が自転車を頻繁に使わない主な理由であるとさえ述べているのには驚きだ。

 

世代別統計もいくつかあり、25%が定期的に乗るのに十分な自信がないにもかかわらず、ジェネレーションZ(25歳以下)が最も熱心なサイクリストとになっている。

 

ジェネレーションZZ世代)とは

2000年(もしくは1990年代後半)から2010年の間に生まれた世代のこと。 生まれたときからインターネットが当たり前のように存在する「デジタルネイティブ」な世代である。

 

Photo by Le Buzz on Unsplash

ベビーブーム世代とZ世代は、交通安全に関して最も関心のある年齢層であるにもかかわらず、他の年齢層よりも自転車に乗る可能性が高いという結果も出ている。

レジャーと通勤で自転車に乗る両者にとって、サイクリングの主な動機は健康とフィットネスがメリットと思われている。

61%のレジャーサイクリストがこの理由を挙げているのに対し、通勤の一部として自転車で通勤している人の割合は44%だった。通勤の場合には必要に迫られて利用していると考えられる。

次に人気のある理由は、運転や公共交通機関の利用に比べてコストが低いことが挙げられている。

コストが削減出来て健康にも良いとなれば利用しない手はないのだが、事故の危険性があれば乗ることに躊躇してしまう。

自転車を乗る上で危険と感じないようにするには、自転車道の整備によって車との分離をはかるのが一番の近道のようでもある。だが、それには行政の力も必要であり車社会からの脱却も必要となるだろう。

どこの国でも同じような問題を抱えているようだが環境の為にも自転車の利用が増えることが望まれている。

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