2020年シーズンの最も速い国内チャンピンシップであるオーストラリア選手権。
男女共に、Mitchelton-Scottのライダーが勝ち取った。
女子エリートは、アマンダ・スプラット。男子エリートはキャメロン・マイヤーが独走で勝利を獲得した。
Mitchelton-Scottは、タイムトライヤルのタイトルも獲得している。
キャメロン・マイヤーの待ち望んだタイトル
コースは周回コース。ブニヨン山を通過すること16回。
何度も繰り返されるインターバルで集団は小さくなり完走は35人と厳しいレースだった。
🇦🇺 #RoadNats FINALLY!!
“That’s 12years of weight off my shoulders!” – @cammeyercyclist 🎙 pic.twitter.com/kBYbepvKEj
— Mitchelton-SCOTT (@MitcheltonSCOTT) January 12, 2020
毎年のように、キャメロン・マイヤーはトップ10フニッシュを続けていた。
2016年には2位。2019年は3位。彼は勝利を逃して失望し涙した。
だが、今年流した涙は幸福と安堵の涙であり、2017年に引退した弟のTravis Meyerが獲得した2010年のタイトル獲得にようやく並ぶことになった。
12年がたってしまった。ずっとこのタイトルが欲しかった。
私の兄弟はそれを勝ち取り、私の最高の仲間の1人であるルーク・ダーブリッジが(2013年に)それを勝ち取っている。
チームメイトに感謝したい。今日、チームのリーダーシップとそれに伴うプレッシャーで大きな責任が与えられたが、チームメイトは信じられないほどの活躍をしてくれた。
私を助けてくれる仲間が常にいて、私たちには数の強さがあった。これは私の12年に渡る最高の物語の一つとなった。
喜んだメイヤーは 、フィニッシュ後にSBSに語った。彼の個人での勝利は2018年のツアー・オブ・ブリテンの第2ステージ以来の15勝目だ。
キャメロン・マイヤーは、チームメイトの2位となったルーカス・ハミルトン、4位のルーク・ダーブリッジに感謝を忘れない。
トラック世界チャンピオン
キャメロン・マイヤーのトラックでの記録は凄まじい。現在もトラック競技は続けており、2018年世界選手権ポイントレースで優勝している。
これまでの世界選手権での優勝回数は実に9回。トラックでの強さは世界トップクラスを維持している。
ロードでもオーストリアTTチャンピオンには2回獲得している。だが、今回のロードチャンピオンジャージは特別だ。
ロードチャンピオンジャージは1年間着ることが出来る。キャメロン・マイヤーはオーストラリアチャンピオンジャージをヨーロッパに持って行き、誇らしげに着ることが楽しみでならない。
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