ゲラント・トーマスは当初ジロ・デ・イタリアへの挑戦とクラシックへのレース出場を目指すと発言していた。
だが、ツール・ド・フランスへの未練も捨てきれないトーマスは2020年再びツールを目指すことになった。
2020年ツール・ド・フランスを目指すゲラント・トーマスのレーススケジュールが明らかになってきた。
まだ、詳細は決まってないが概ね2018年のレーススケジュールと同じようだ。
2020レーススケジュール
現在、トーマスの形になっているレーススケジュールは
チームイネオスから発表されたレーススケジュールは、2018年と全く同じだ。
そして、ゲラント・トーマスの希望通りジロ・デ・イタリアのレース出場は予定からなくなっている。
現在カリフォルニアでトレーニング中のトーマスは、7月にエガン・ベルナルとともにツール・ド・フランスに向かうことになる。
エガン・ベルナルはジロとツールのダブルを狙わずにツール1本に絞る予定で、ツアー・コロンビアからシーズンを開幕する。
これにより、チームイネオスのグランドツアー振り分けは
- リチャル・カラパス
- ローハン・デニス
- テイオ・ゲイガンハート
ジロのエースは、リチャル・カラパスでセカンドエースがローハン・デニスとテイオ・ゲイガンハートとなりそうだ。
注目されるローハン・デニスは、グランツールでのエースは本人が難しいと言っているのでどうなんだろう。
タイムトライヤルでは間違いなくタイムを稼ぐだろうが、山岳ではどう走るのかな。タイム次第だろうが、カラパスの為に走るのか自身の為に走るのか。
- エガン・ベルナル
- ゲラント・トーマス
- クリス・フルーム
先月、トーマスはガーディアン紙に次のように語った。
私はツールをターゲットにしている。すべてを確認し、話し合いする必要があるが、現時点では再びツールについて考えている。
ツールの2位は、今では誇りに思うが当時は残念だった。最初から、シーズンの流れ、そしてオフシーズン。ビルドアップは2018年のように順調ではなかったが、私には自信があった。
やはり、相当昨年の2位の結果は悔しいものがあったのだろう。完全に力負けした訳ではないし、自然の力によってレースは短縮。
納得がいってないのはわかる。今度こそ、納得のいく状態でレースに望むのは当然だ。
ゲラント・トーマスはツールで100%の状態を作り上げることに集中する。
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