今シーズン最高の成績を残したレムコ・エヴェネプール。
ブエルタ・ア・エスパーニャ総合優勝に、世界ロードチャンピオン、2022年シーズンで15勝という圧倒的な勝ち方をしている。
ブエルタ・ア・エスパーニャでの勝利に続き、来年5月のジロ・デ・イタリアに照準を合わせており、チームを率いることが決定している。
レムコは、ジロ・デ・イタリアで彼をサポートするライダーの多くを選ぶという珍しいオプションが与えられることになった。
これは王様と言っても良い待遇ではないだろうか。
ジロ・デ・イタリアのメンバー指名権限
2023ジロ・デ・イタリアでのライバルとなるのは
- プリモッシュ・ログリッチ Jumbo-Visma
- ゲラント・トーマス INEOS Grenadiers
- アレクサンドル・ウラソフ BORA-hansgrohe
- ジョアン・アルメイダ UAE Team Emirates
2023ジロには、70kmの3つのタイムトライヤルがある。ライバルとなるのは、TTも得意な総合ライダーだ。
このジロに向かうのにレムコは、チームのメンバー7人のうちの5人を指名出来る。残りの2人はSoudal-QuickStepのマネジメントが決定することが決定している。
現在候補と思われる選手は
Intermarché – Wanty – Gobert Matériauxから移籍してくるクライマーのヤン・ヒルト。
ヤン・ヒルトはすでにジロ・デ・イタリアの暫定リストに名前がある。
その他で可能性のあるライダーは
- ファウスト・マスナダ
- イラン・ファンワイルダー
- ジェームス・ノックス
- マティア・カッタネオ
- アンドレア・バジオーリ
レムコ・エヴェネプールは、インタビューで以下のように語る。
チームのメンバーの4分の3を言うことができる。チームの8つの場所のうち2つは、チームマネジメントとパトリック・ルフェーヴルが決定する。
それはシーズンを通しての個々のプログラムに基づくものであり、また誰が最も適しているか、誰が準備万端であるかということでもある。
少なくとも1ステージ、できれば3つのタイムトライアルのうち1つは勝ちたい。山岳ステージも勝ちたいから、ステージ2勝だね。そして、総合3位以内、表彰台を目指す。
ジロはブエルタとは全く異なるレースだ。ルート上の山はそれぞれ特徴がある。常に現実的でなければならないし、グランツールで表彰台に上るということは、すでに偉大な業績だと思う。
レムコにしては、かなり控えめに発言しているのでは。総距離70kmある個人タイムトライヤルで優位に立つことは間違いない。山岳での強さもブエルタで見せつけており、早くから上位でレースを展開するのは容易に想像できる。
さて、どんなメンバーが選ばれるのか注目して見ておきたいですね。
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