レムコ・エヴェネプールは2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第6ステージからマイヨロホを着用。そのまま最終ステージまで守り切った。
ジュリアン・アラフィリップとピーター・セリーを失っても勝てたのは凄いとしかいいようがない。
最終ステージでようやく、レムコ・エヴェネプールは真っ赤にペイントされたS-Works Tarmac SL7で登場。
ホイールのデカールも赤となっており、綺麗に仕上がっている。
ブエルタ優勝レムコのS-Works Tarmac SL7
In love with this bike 😍#LaVuelta22 pic.twitter.com/tCpXpzJKTB
— Quick-Step Alpha Vinyl Team (@qst_alphavinyl) September 11, 2022
真っ赤にペイントされたS-Works Tarmac SL7を受け取る場面のツイート動画もQuick-Step Alpha Vinyl Teamでは公開している。
すでに準備はされていたのでしょうけど、最終ステージだけの登場でしたね。ポイント賞獲得のマッズ・ピーダスンもグリーンで登場。
ただ、リチャル・カラパスはオリンビック金メダリスト仕様のバイク。繰り上げで新人賞ジャージを着ていたフアン・アユソーもチームバイクのままでしたけど。
ジュリアン・アラフィリップの世界王者のS-Works Tarmac SL7のカスタムペイントとかに比べると真っ赤にペイントされている以外はかなりノーマルな仕様。
ただ、ヘッドチューブの前面とフォーククラウンの上面も黒くエアブッシュされているのが違うだけだ。ここだけこだわった感じか。
ステムは標準のS-Worksステムを使用。ハンドルは、S-Worksバーの代わりにPRO Vibe Aero SLハンドルバーを採用している。
12速のShimano Dura-Ace Di2グループセットとフル・インターナル・ルーティング。54/40Tクランクセットでリアは11-34Tカセットを使っている。
ブレーキラインはバーからステムの下カバーに、リアディレイラーのハンガーからはワイヤーがわずかに覗くだけ。
また、3Dプリンターで作られたミラーテックのサドルは、ブラックではない珍しいものとなっている。
S-Works Power Mirrorサドルは赤くなっているけど、通常のハニカムの表面テクスチャーよりも、より滑らかに見える。3Dプリントだから進化させているのかな。
このサドルは、オフセット0mmのS-Works Tarmac Carbonシートポストの上に乗っており、その後部にはさらにスリムなDi2ジャンクションボックスカバーと、統合されたレースナンバーブラケットが付いている。
Roval Rapide CLXホイールに赤いデカールが貼られている。これに、26mmブラックウォールのS-Works Turbo RapidAirチューブレスタイヤを装着して仕上げられている。
ノーマルのS-Works Tarmac SL7バイクには4iiiiパワーメーターが装着されているが、レムコはデュラエースのパワーメータークランクセットに統一している。
仕上げには、シンプルながら実績のあるTacxのボトルケージ。R9100デュラエースペダル、140mm IceTech FreezaセンターロックXTRマウンテンバイクローターのセットが装着されている。ローターはDuraではないですね。
バーテープは、Supacaz Super Sticky black to red Kush Star Fade。
レムコ・エヴェネプールは、ゆっくりと休んだ後に9月18日の世界選手権個人タイムトライヤル、9月25日の世界選手権ロードに出場する。
どちらも、優勝の可能性があり、ロードではベルギー代表にはワウト・ファンアールトがいるので、どういった走りを見せるのか注目ですね。
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