Specializedは、2019年に、3Dプリントされたハニカム構造のS-Works Power with Mirror Technologyサドルを発売し、サイクリングの世界にミラーテクノロジーを初めて導入した。
この技術は、ハイテク素材メーカーであるカーボンと共同で開発され、液体ポリマーをデジタルライトシンセシスと呼ばれるプロセスに通し、調整可能性からフォームより優れていると言われる複雑な格子構造を3Dプリントする。
この新しいテクノロジーをS-WorksPowerサドルベースに導入した後、Specializedは2021年 にS-Works RominEvoにも適用した。
スペシャライズドは、新たにミラー付きのPowerPro with Mirrorを発売し、S-WorksPowerサドルよりも安価で提供している。
Specialized PowerPro with Mirror
PowerPro with Mirrorは、ショートノーズとエクストラワイドで、よりしっかりとしたスタンスを実現する。
PowerProでは、初めて再生カーボンを使用したベースが採用された。これは、工場で生産されたカーボンファイバーの端材とナイロンを混ぜ合わせた複合材料を作成し、様々な用途に合わせた形状に成形できる。
この再生カーボンのベースには、S-Worksバージョンとまったく同じミラーパッドが使用されている。
3Dプリントされたポリマーマトリックスは、14,000本の支柱と7,799個のノードで構成され、それぞれが座骨の快適性を個別に調整することが可能となっている。
サドルはチタン製のレールを採用。このレールはロード、グラベル、トレイルライドに対応できる強度を持っている。
- 特許取得済みのボディジオメトリ設計は、敏感な動脈への血流を確保するためにラボでテストされている
- ミラー技術は、液体ポリマーからの3D印刷を利用して、優れた座骨サポートと快適さを提供する独自のハニカム構造を作成
- 再生カーボンファイバーとナイロンを注入したベースに15%の再生カーボンファイバーを使用
- 中空のチタンレールは、さまざまなシートポストやスポイトに適合
- サドルベースに成形されたSWAT互換マウントにより、洗練された統合ストレージソリューションが可能に
- サイズ:143mm、155mm
- 重量:約190g(143㎜)、約194g(155㎜)
- 価格:325ドル(約4万1千円)
日本の公式サイトには、まだ掲載されていないようです。
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