2022 ツール・ド・ロマンディ　プロローグ 個人タイムトライヤルを制したのは?

春のクラシックシーズンが終わり、ジロ・デ・イタリアの前にはスイスで行われるツール・ド・ロマンディが始まる。Tour de Romandie(2.UWT)

昨年は、表彰台をINEOS Grenadiersが独占。今年は、ディフェンディグチャンピオンのゲラント・トーマスだけが出場だ。

過去の優勝者は

• 2021 :  ゲラント・トーマス
  
• 2019：プリモッシュ・ログリッチ
• 2018：プリモッシュ・ログリッチ
• 2017：リッチー・ポート
• 2016：ナイロ・キンタナ
• 2015：イルヌル・ザカリン
• 2014：クリス・フルーム
• 2013：クリス・フルーム
• 2012：ブラッドリー・ウィギンス
• 2011：カデルエヴァンス

プロローグ　ローザンヌ～ローザンヌ　5.12km

コースプロフィール photo tourderomandie

プロローグはジュネーブ湖のあるローザンヌで行われる。直角コーナーとかあるけど5.12kmなので短期決戦だ。

TTスペシャリスト以外でも勝機のある距離となる。昨年はINEOS Grenadiersがトップ3を独占したけど、今年はそうはいかない。

マキシミリアン・シャフマン　BORA-hansgrohe

TIZ-cycling　ストリーミング　スクリーンショット以下同様

復活組のマキシミリアン・シャフマン。

マヨルカでのトレーニングキャンプ中でコロナ感染。チャレンジマヨルカを逃していた。パり～ニースでも感染症のために第4ステージをスタートすることなくレースを去っている。

そのシャフマンが、ここまでのトップタイムをたたき出した。av50.386km/hで6分5秒。

まずは、これが目標タイムとなる。

ミッケルフレーリク・ホノレ　Quick-Step Alpha Vinyl Team

ミッケルフレーリク・ホノレも感染からの復帰組。av50.236km/hで6分8分89。今シーズンはまだ、納得のいく走りが出来ていないけど、このレースから復活して貰いたい。

フアン・アユソー　UAE Team Emirates

フアン・アユソーはトップタイム出すかと思ったら、0.74秒届かず。暫定3位の6分6秒70。アユソーも感染症で何レースか欠場している。そろそろ、良い所を見せて貰えるかな。

クイントン・ヘルマンス　Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux

2日前のリエージュ〜バストーニュ〜リエージュで2位となったクイントン・ヘルマンス。シクロクロスでも戦うワウト・ファンアールトをスプリントで破ったのは素晴らしいこと。

彼も、二足の草鞋を履くライダーだ。ゴールは6分21秒。

フェリックス・グロスチャートナー

フェリックス・グロスチャートナーが、6分2秒17で暫定トップに。クライマーのイメージがあるけど、2021ブエルタ・ア・エスパーニャの最終ステージでは7位となっている。

ディラン・トゥーンス　Bahrain Victorious

フレッシュ・ワロンヌを制したディラン・トゥーンス。Bahrain Victoriousはメンバーが良いので、リーダーになった場合には総合も狙える。

ゴールタイムは、6分18秒。ちょっと初日から差を付けられた感じかな。

クリス・フルーム　Israel – Premier Tech

今回エースナンバーをつけているクリス・フルーム。

ゴールは6分34秒。暫定トップから32秒遅れ。まだまだタイム的には厳しい。

マグナス・シェフィールド　INEOS Grenadiers

ブラバンツ・パイルを獲得したマグナス・シェフィールド。イネオス期待の若手だ。パリ～ルーベも期待されたけど時間外ゴール。落車しては仕方ない。6分8秒51。

マティア・カッタネオ　Quick-Step Alpha Vinyl Team

2021ツール・ド・フランス総合12位。今回は総合上位を狙ってくるのでは。6分12秒50。

イーサン・ヘイター　INEOS Grenadiers

イーサン・ヘイターは英国TTチャンピオン。コロナ感染から少しずつ体調を戻している。昨年の10勝に届くかな。

イーサン・ヘイターは、中間計測で4分13秒と暫定トップタイムを9秒も上回った。さらに、ゴールタイムはただ一人5分台。5分52秒79。av52.246km/h。これは凄いタイムだ。

完全にコンデションを戻している。

ローハン・デニス　Jumbo-Visma

元世界チャンピオン。オーストラリアTT王者のローハン・デニス登場。イーサン・ヘイターの記録を抜けるとしたら、デニスしかいない。

中間計測は4分16秒。イーサン・ヘイターに3秒及ばない。そして、ゴールタイムは5分56秒。ここでも4秒及ばず。暫定2位となる。

リゴベルト・ウラン　EF Education-EasyPost

リエージュ〜バストーニュ〜リエージュでは大落車に巻き込まれてリタイヤ。ケガは大丈夫なのかな。

6分14秒01。

アレクサンドル・ウラソフ　BORA-hansgrohe

総合優勝を目指すならば、ここは良いタイムでゴールしたいところ。

中間計測は4分26秒。ゴールタイムは6分11秒。それほど悪くないけどイーサン・ヘイターのタイムが良すぎて速く感じない。

レミ・カヴァニャ　Quick-Step Alpha Vinyl Team

事故からの復帰で2度目のタイムトライヤル。

 

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chan-bike.com

2021.12.25

ゴールは、6分9秒65。まだ、ベストまで戻っている感じではない。もう少し時間がかかるかな。

ゲラント・トーマス　INEOS Grenadiers

ディフェンディグチャンピオンのゲラント・トーマス。これまではアシストをしていたけど、このロマンディではエースだ。

中間計測は4分20秒。暫定3位で通過。ゴールは6分2秒51で暫定4位。チームメイトのイーサン・ヘイターから9秒遅れとなった。

終わってみると、イーサン・ヘイターの圧勝。昨年の良い時の強さが戻っている。完全にコロナの影響はなくなったのではないかな。今後は、どこまで総合リーダージャージをキープ出来るかだ。

第4ステージの登りゴールまでは守りそうだ。イーサン・ヘイターはワールドツアーレースでは、初めての勝利となった。

こうなるとゲラント・トーマスはアシストに回るのか?

リザルト

第1ステージ　リザルト

イーサン・ヘイターのコメント

ここで勝つことができてとてもうれしい。今年初めにいくつかの挫折があり、その後レースを休憩した。一生懸命トレーニングし、このように戻ってくるのはとてもいいことだ。

スイスの街を通るコースは、チームパシュートの元世界チャンピオンにとってどうでしたか?

コースは私にぴったりだった。ひびを入れてみようと思ったが、うまくいった。次の数日も私にとって良いと思う。より多くのステージを勝ち取り、チームで一般的な分類を受けることを望んでいる。

INEOS Grenadiersは、ディフェンディングチャンピオンのゲラント・トーマスがいますね。

Gは良いタイムトライアルをしていて、今週の残りの期間は順調に進んでいる。いくつかの選択肢があるので、どうなるか知りたい。

総合

ポイント賞

新人賞