Specializedは、ミラーテクノロジーを搭載した新しいS-Works Romin EVOロードバイクサドルをリリースした。
これは、「解剖学的構造を完全に反映する」3Dプリントポリマーマトリックスのサドル。
新しいS-WorksRomin EVO with Mirrorは、2020年6月にリリースされたSpecialized S-Works Power with Mirrorサドルに続く、この技術を使用するSpecializedの2番目のサドルとなる。
S-Works Romin Evo
3Dプリントされたサドルは、カリフォルニアの会社Carbon 3Dによって開発され、Adidasのランニングシューズに最初に登場した。
このテクノジーは、Fizikアダプティブサドルでも使用されている。
スペシャライズドは、液体ポリマーからRomin EVOサドルの上部を3Dプリントすることで、「無限の調整可能性」が可能になると述べている。
これは、体重を支える座骨の周りの軟組織ではなく、サドル上部の座骨圧のより均一な分布を意味し、サドルの痛みを軽減するのに役立つ。
上図の左がRomin EVOサドル。右のスタンダードなサドルと比べて、圧力のかかり具合が違う。それだけ、痛みも出にくくなるのは明白だ。
独特の開いた格子の外観を持つポリマーマトリックスは、22,000の個別の支柱と10,700のノードで構成されている。
これにより、14,000本のストラットと7,799個のノードを備えたS-Works Power with Mirrorと比較して、Romin EVOのアッパーでより多くの圧力分布が可能になる。
スペシャライズドは、5人の女性ライダーと5人の男性ライダーのテストグループを使用して、Romin EVOと、従来のフォームサドルと比較。
3つの主要なロードバイクのライディングポジションで圧力を低減する結果が出た。
トップに乗ると、圧力が18.5%低下し、フードでは17.51%低下し、ドロップでは25.95%低下している。
- トップス– 18.25%(p = 0.005)
- フード– 17.51%(p = 0.02)
- ドロップ– 25.95%(p = 0.003)
FACTカーボンシェルと7×9の特大FACTカーボンレールを組み合わせた、ミラー付きRomin EVOの重量は190g(143mm幅)。
143mmと155mmのオプションで提供される。価格は5万5千円。
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